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大学研究者と「AI」との共存
「AI (Artificial Intelligence)」=「人工知能」
言うまでもなく、最近はAIの進化が著しい。X年後、Y%の職業がAIに置き換えられるという記事をよく目にするが、研究者もその例外ではない。AIは創造性や独創性を持つことはできないから、その対極の存在である研究者は取って代わられることはないなどとうかうかしていると、AIに置き換えられても気づかれない研究者になってしまうだろう
大学研究者から見る「ソーシャルビジネス」。
「ソーシャルビジネス」=「社会課題解決を目的とする事業」
小学生の頃、夏はこんなに暑くなかったな、毎年のようにそう感じるようになり、こんなに水害はなかったな、こんなに台風は強くなかったな、そんなことを肌で感じ始めた頃、自身の研究テーマを急転換し、カーボンニュートラル技術の研究をスタートした。
産業革命以降、生産活動の基盤が農業から工業に移行し、石油化学工業が発展したことによって、我々の生活は豊
大学研究者が「サステナビリティ」を考える。
サステナビリティ = 持続可能性。
地球温暖化による気候変動が顕在化し、異常に熱い夏を何度も向かえるようになった頃、これまでの研究テーマをガラッと変えてカーボンニュートラル研究を始めたことは、自身としては自然な流れだった。
いわゆる基礎研究から応用研究に舵を切り、今ではシーズを社会実装するにはどうすればいいかを考える日々である。
カーボンニュートラル技術を新規開発するためには、技術を「環境調