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IDOLY PRIDE VENUS PARTY The First月のテンペスト 所感

はじめに


皆さんおはよう、こんにちは、こんばんは。「クレドと」と申します。
久しぶりにイベント参加記事を投稿いたします。
タイトルにもある通り、7/15・16に開催されたIDOLY PRIDE VENUS PARTY The Firstに参加してきました。その内容を記事にしようかと思いましたが、内容がかなり多いのと濃いめであったので全部を記事にすることがなかなか難しいと思いまして、ちょっと妥協させてください。これまで追いかけてきているミュージックレイン3期生について触れてきているのもありますので今回も3期生がCVを務めている月のテンペストに纏わる内容に絞ろうかと思いますのでご了承ください。それでは下記の本文に移りますのでお付き合いよろしくお願いします。

セットリスト

7/15  Day1

7/16  Day2

この2日間で全48曲の披露があり、各日コンセプトが違うのも初めての試みでした。Day1はソロやデュオを抜きに各グループに纏められ初めて参加する方も楽しみやすい構成でした。Day2はソロやデュオを交えて次に誰が来るのか予測のつかない何度も参加した私もワクワクな内容でした。その中で初披露が10曲、新曲が5曲と中々攻めたセットリストで濃い2日間を過ごしましたね…
この中で月ストメンバー参加の楽曲が以下の通りです。
・Fight oh! MIRAI oh!
・IDOLY PRIDE
・最愛よ君に届け
・恋と花火
・The One and Only
・月下儚美
・サヨナラから始まる物語
・Gemstones
・The Sun,Moon and Stars
・それを人は”青春”をと呼んだ
・友達だよいつの日も
・shiny shiny
・Don't say "lazy"
・song for you

参加曲を並べても相当な数ですね。さすがこのコンテンツの中核をなす存在。登場順もトップバッターと中後半を任されるくらいに成長されたのを実感しますね。さて次にこれらについて見どころや聴き所なんかをつらづらと書き並べてみます。

歌唱楽曲レビュー

・Fight oh! MIRAI oh!

これまでは後半やアンコールで披露してきた曲だったので開幕からの披露に度肝を抜かれましたが開始早々でも会場のテンションをトップギアまで持ってきてくれて大助かりな一曲でした。これはもう考えるな感じろただそれだけです。

・IDOLY PRIDE

個人的な主観の強い感想になりますが、さくら役の菅野さんを意識してか橘さんも負けじと声を張っていたように感じました。アイプラメインストーリーでは1人になり強くなる事を決意した琴乃を表現してか対抗意識みたいな強い思いが汲み取れましたね。

・最愛よ君に届け

新曲の初披露にまず驚かされました。これまでにない新たな姿の月ストの印象が強く、今回最も注目したい楽曲ですね。これについては別の見出しを用意して改めてまとめたい。

・恋と花火

夏といえばこの曲。日向さんのちょっと大人びた歌い方というか表現がいいのが印象強い。
パンフレットで答えているが芽衣ちゃんみたいな子が同級生だったら恋に落ちてると答えており、そういう気持ちが活かされているのか「恋と花火」の時の日向さんは結構魅力的に見えるし、今回理由が分かり腑に落ちた。

・The One and Only

今回のトロッコ曲。歌いながら近くまで来るのは初めての試みで終始5人の笑顔が眩しいくらいでしたね。宮沢さんと相川さんのイチャつくところは日々荘でもよく見ているのですが沙季とすずが抱きついたりエスコートしたりする絵面は結構レアシーンだったなぁと改めて思いました。個人的には「一番そばにいた 君がいてくれた」の歌詞に準えて宮沢さんなりの表現だったと評価したい。

・月下儚美

やっぱり原点にして頂点。披露して来た場数が違うのでパフォーマンスも見るたびに研鑽されているのを実感しますね。彼女たちの成長と共にある思い入れの強い曲なので何度だってどこでだってやってくれる事に感謝である。

・サヨナラから始まる物語

3年前はこの曲で締め、再び同じ会場での披露におかえりなさいな気持ちとあれから歌唱やダンスもレベルが上がり新衣装もあって成長した姿を見せつけるある意味凱旋であったりと色々と感慨深いですね。

・Gemstones

ついひと月前にはリリイベがあり、そこで話していた事を思い出し頭の中で反芻しながら改めて見どころを確認することができました。「First Step」の指の動きをもう片手で胸に引き寄せる10人の中で大切に息づいているメッセージに目頭も熱くさせられました。

・The Sun,Moon and Stars

10人の声の重なりがいつ聴いても綺麗なのが唸らされますね。EDのアニメーションカットに合わせての歌い分けもアニメを見終わった時の感覚にさせてくれるのはよりエモい。

・それを人は”青春”と呼んだ

1年ぶりの披露で1番のみだったのが後を引きましたがそれは次の曲の為の布石。青春全部かけてアイドルをやる事はある意味他人とは違った青春。この歩みをどのマネージャーもただひたすらに見守っていた。

・友達だよいつの日も

Day1はリーダーズ、Day2は全員歌唱とライブならではの差分がありがたい。サビのラストが琴乃に任せて貰えたのは月スト推しとしてはすごく嬉しいところだ。
全員歌唱ではグループ単位での歌い分けなのも一推しポイントですし、音源やゲームにもないライブオリジナルのサプライズはライブに参加できた事に価値を高めてくれるので「良かった、また行こう」と思わせてくれる。

・shiny shiny

2日目のトップバッターを相川さん、日向さんが務め、開幕のデュオは強気だなぁと思いながらも会場の掴みもバッチリで、この2人を楽しみにしていたマネージャーは多かったのだと肌で感じました。
ダサかっこいいがコンセプトと言いながらもポップ&キュートなノリのいい!やっぱり「めいすず」っていいですね…

・Don't say "lazy"

HoshiMi Ambassadorとして相川さんが参加し、先輩二人との歌唱でも堂々したカバーを披露した。中野サンプラザさよなら音楽祭での匂わせもありこれが2度目の披露であるがハードロックアレンジだけにヘドバンで会場の煽りも中々様になっていましたね。

・song for you

アニサマぶりの披露。会場のペンライトもアニメ準拠の緑、琴乃の青、麻奈のピンクと思い思いの気持を胸に彼女の歌に聞き入っていた。長瀬琴乃としてもより成長して披露した景色は彼女にどう映ったのだろうか。


「最愛よ君に届け」考察

今回のライブで月ストも新曲を用意してきましたがこの曲はゲームアイプラのメインストーリーとの密接した内容なのが特徴の一つです。
曲の話をする前にIDOLY PRIDEメインストーリーBIG4編から始めさせていただきます。ストーリーのネタバレを含みますのでご了承ください。

・ストーリーについて

まずは、IDOLY PRIDEメインストーリーBIG4編の話になりますが、I-UNITYやBIG4チャレンジと芳しくない結果が続く月のテンペストに追い討ちを掛ける様な展開で琴乃の一時離脱。ただ一丸となって頑張るだけではまだ足りないが故の結果に正直重たい…この内容にきついと思う面もありますが個人的には他のアイドル作品と大きな差別化を図れたのではと思います。このような展開に面白いと思う私もいます。

自分が強くなる為の可能性としてひとりになる事を決意した琴乃。

琴乃を陰で支える為が動機だったが今では並び立つ事を考えるようになった渚。

強くなるという同じ目標に向かっているのにどうして道が分かれてしまうのか、もどかしい中でストーリーは止まっています。でもいつかは道が重なる時に大きくなって欲しいと願うところですよね。

・各個人の見どころ

さて話は新曲の方に戻りますが今回のライブでは各々が際立っていた事が凄く印象的でした。

相川さんはこれまでは声量やトーンはいつ見ても安定したものを披露してきて安心のあるものでした。ですが逆に言えばいつ見ても変わり映えしないとも捉えられてしまいます。安定しているのはいい事なのですが聞いてる側を刺激するような変化がなければヴォイヴォイと乗れないものです。そこで目を引いたのがソロパートでのファルセットです。安定感に抑揚がつく事によってより表現の可能性を感じられたので今後の楽しみが広がった瞬間でした。

日向さんはより芽衣らしく歌う為に芽衣への理解を深めたように見えました。武道をやる人なら分かると思いますが腹から出す声もしっかり芽衣らしさが出ていて、芽衣だったらこうするとかこう歌うと言った表現がより出来ていたのが良かったなと思ってます。歌う時は早坂芽衣であるのとMCでは日向もかでもあるそういったギャップが魅力的ですがより早坂芽衣のシンクロ率が上がる事でギャップがより刺さりやすいなぁとも感じました。今後はシンクロ率無限大を目指してより早坂芽衣を突き詰めて欲しいですね。

宮沢さんはこれまでよりも高いキーを出して歌う事に挑戦されてたのが印象的でした。沙季の優しくて人の和を重んじる性格はこれまでも月ストの柔らかさを表現してきましたが新たな表現で自身の殻を破ろうとするところが見どころでした。自身をより磨き上げる挑戦的な姿勢と4人の月ストに戸惑い不安なところを表情で表現されてましたが鮮麗された時にどう化けてくれるのか今後楽しみです。

夏目さんは言わずもがな迫力が段違いに凄かった。4人の月ストを引っ張ろうとする渚の力強さと存在感は誰の目にも止まったんじゃないでしょうか。琴乃を支えるためにアイドルになった子が前に出て引っ張っていく意外性も相まって琴乃と並び立つくらいの輝きを放ちたいと確固たる決意をした渚はこれまでのストーリーを経て、人としてアイドルとして大きな成長を遂げようとしています。そこを夏目さんは前に出た渚はこんなにも凄いんだぞと見せつけてくれたその表現力にも圧巻でしたね。そういう強気なところを私はずっと見たかったのかもしれないです。今回のライブでより夏目ここなさんの事が好きになるくらい掴まされました。

最後に橘さんについて、この曲では階段を分かれて降りたり、ソロパートが無かったと月ストから離れた演出が強いですが私が思うに月スト以外のところが味噌なんだと思います。月のテンペストではきちんとベースアップしたパフォーマンスを見せてくれましたが「IDOLY PRIDE」でさくらと張り合うようにしたり、「song for you」の麻奈を背負っての表現だったりとストーリーに準えて長瀬琴乃個人の魅せどころによりチカラが入っていたように思います。あくまで個人の所感ではありますがこれを意図して狙ってやっていたら末お揃いですね…

・「真のチームワーク」

アイプラとは関係ない作品の話にはなりますが「ワンナウツ」という作品をご存知だろうか?
ざっくりした内容を話すと弱小野球球団リカオンズの再生する話でそこでの一コマで「真のチームワークとは何だ」という問いかけがあります。ただ単にメンバー全員が一丸となって頑張ると言った答えが思い浮かびますが答えはそうではありませんでした。
作品中での答えの一つですが、チームのお荷物だった中年選手の菅平が急に好プレーを連発する活躍をしだして「真のチームワーク」について出した答えがこちらです。

バラバラとした話をしてきましたがこのシーンと照らし合わせると力を合わせて頑張るだけでは月ストは勝てない。だから琴乃はひとりを選んだり、琴乃の分まで渚が引っ張ろうとしたりとより個々を磨こうとしている姿勢は一人一人が月ストを勝たせようとする強い意識の現れなんじゃないかとライブでの月ストの在り方を見て私は思いました。
月のテンペストがより輝く為に何をしなければならないのかの今はまだストーリーもなく月ストのあるべき答えがありませんが今はただ個人を磨き、出来る事の上をいくパフォーマンスで別れた道がいつか合わさる時の為に備えている。まだ発展途上を感じるところはありますが個々が噛み合った時により大きな「真のチームワーク」が発揮されるのではないかと私は期待しています!

・終わりに

長々とした話に結局結論なんかも出していませんが最後まで読んでいただきありがとうございました。脱線したりしましたが私なりに腑に落ちたところを出来るだけ客観的に評価したつもりです。他とは違う見方や文章を意識した分読みづらさがあったかもしれませが面白がって貰えたら幸いです。
個性やクセを強くした新たな姿を見せながらも彼女達のこれまでの月ストを踏襲、研鑽しているところも安心でした。これまでは日進月歩だった成長速度が飛躍的になったのが今回のライブで実感させられました。多分次見る時には更に変わっているのではないかと期待を込めずにはいられないですね。もしよろしければ年末のツアーで彼女達と会えるのを楽しみにしましょう!ではでは。

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