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【呟鬼】の可能性


はじめに


皆さんこんにちは、沼です

さて、ご存知の方も多いでしょうが、私は最近、とある忍法の使用に没頭しています。

その忍法とは、タイトルにもある

【呟鬼】です。

「そんな尊厳破壊忍法の何が楽しいんだ」
「そもそも使いづらくないか」
「【崩落】でよくないか」
「なにそれ」

様々な意見があると思います。
今回はそんな意見に応えつつ、実践での経験も踏まえたうえでこの忍法の効果や戦場に与える影響、はっきり言えば強いか弱いか。
それを語っていこうと思います。

【呟鬼】ってなーに!

諸々の解説に入る前に、まず【呟鬼】の効果について説明、解説していこうと思います。


ハグレモノ流派忍法
【呟鬼】
サポート忍法 間合:2 コスト:3
指定特技:腹話術

効果:戦闘中、自分と同じプロット値に自分以外に誰もいない場合、自分の手番に攻撃を行う代わりに使用できる。間合内にいるキャラクター一人を目標に選ぶ。指定特技の判定に成功すると、目標に逆凪を与え、ファンブルエリアへ移動させる。


効果としては【崩落】と似たようなもの。
違う点はサポート忍法であること、攻撃でないこと。でしょうか。
さて、シノビガミを数年やってる歴戦のシノビの方は、この忍法の説明、そして効果を見た時一瞬こう思ったでしょう。

「あれ、キツくね?」

私も最初はそうでした。その理由を改めて言語化し、この忍法の課題に向き合ってみようと思います。

【呟鬼】の弱点

この忍法の問題点、それは大きく分けて二つあります。

  1. 同じプロットに誰かいると使用できないこと

  2. 上から撃たないと意味がないこと

です。
まず1から
『同じプロットに誰かいると使用できないこと』
これはこの忍法が抱える最大の課題であり、そして最大の…こほん。失礼
最大のデメリットであるこの効果。構成の合計コストから熟練のシノビならある程度プロットを当てることは造作もないことであり、凄まじいデメリットとなっています。

しかし、こうも思うでしょう。

「それこそハグレモノなんだし【影分身】を使って透かせばいいのでは?」

と。ところがどっこい。この問題は2と密接に繋がっているのです。

2『上から撃たないと意味がないこと』
例えば。自分が1プロットにいてコストが+2されており、丁度2プロットに敵がいる。
よし!当ててやろう!成功!逆凪だ!

これで終わりです

そう、自分も攻撃権を使う関係上、自分以外に誰か殴れる味方、もとい存在がいなければこの忍法は効果を発揮しません。
そのうえ、先ほどの例のように後ろに誰もいない場合。
それは手番を無駄にしてしまうのです。
それ故、この忍法を使うときは5~6で位置を取ることが多いのですが、ここで1の問題。
プロットが当てられると使用ができません。
【影分身】を使用したところで、二人いればなんの意味もないうえ、みすみす間合内に入るようなものなのです。
そのうえファンブルする可能性も高く、呟く暇もなく戦場から摘まみだされた同士も少なくありません。
纏めると、実質1/2の確率で使用が不可になり、リスクのある高プロに行かなければそもそも効果を発揮しない。
それがこの忍法なのです。
弱いと思うでしょう。では次章へ行きましょう。




クソ〇〇〇アホ 

クソ強ぇよアホ!!!!!!!!
結論から言います。この忍法はバカです。完全にやってます。クソチートです。
チャージマン研で例えるとスカイロッドです。

最強


では、この卍最強卍対話拒否陰キャ畜生忍法の強さを具体的に要点を挙げて解説していきましょう。

  1. 強制【逆凪】

  2. 戦場に与える効果

  3. ハグレモノの流派忍法であること

  4. 圧倒的なメタ性能

この4つです。

まず1から。
この忍法に似た効果で【震々】という忍法があります。
この忍法はランダムに決定された戦術分野の判定に失敗すると逆凪を受ける忍法なのですが、使用者の秘密を知っていると+2の補正、さらにセッション中で三度しか使用できないという厳しい制約があります。
それだけ逆凪の価値が大きいと冒険企画局も理解しているのでしょう。
さて、【呟鬼】はどうでしょう。
対抗もできず、何度でも使用できるのです。
そう、サポート忍法故、回避判定も存在せず判定が成功したと同時にその1Rの動きを停止させるのです。凶悪、その一言に尽きるでしょう。

次に2です。
上記の凶悪な効果を理解していただけたのなら、こう思うはず。
「何とかして同じプロットに置かないと!」
と。この思考誘導こそ、この忍法の強さの一つなのです。
この忍法を対処するには、必ず一人を割かなければいけません。
それはつまり、高プロットに一人を配置し続ける、ということ。
当然ファンブルする確率も跳ね上がり、同じプロにいる呟鬼使いの攻撃、そして味方の攻撃が来たら【呟鬼】を喰らったどころの被害では済まないでしょう。
しかし、凪りやすいのは【呟鬼】使いも同じ。

そこで3に行きましょう。

3、ハグレモノの流派忍法であること。
ハグレモノには【街透】、背景の生粋等、ファンブル値を下げる手段が潤沢に用意されています。
ここで2と繋がります。
こっちは高プロである程度自由に動けるのに、相手はファンブルしやすい所での行動を毎ラウンド余儀なくされるのです。
デメリットがデメリットをしてません。
伏黒甚爾かお前は

4
これが最大にして最強の所以。
この忍法を撃つだけで
スぺ型、奥義破り型、避けタンク、【夜駕籠】型
等、多くの型をブチ殺せます。
自動成功引っ提げて出直してこい。スぺ型は死ね


【呟鬼】を使ってみよう!

さて。ここまでの説明で【呟鬼】の魅力は75%程伝わったとは思いますが、【呟鬼】の構成が聞きたい?結構。それでは益々好きになりますよ。

【呟鬼】を使うにあたって

そんな【呟鬼】。
主軸として使うには様々な使用法、応用法が存在します。
この記事では

  • 【呟鬼】が使えなくても問題ないもの

  • 絶対に同プロにさせないもの

  • 必ず同プロになれるが、大きいデメリットが存在するもの

の三つの構成を語っていきます。
一個ずつ語っているので、気になるものからご査収ください。
※現代退魔、中忍頭15点想定です

~【呟鬼】が使えなくても問題ないもの~流派:影絵座


【接近戦攻撃】
【影唄】
【影縛】
【翼煙管】
【街透】
【遊意】
↳【闇景色】
ー以下双子ー
【影斬】
【呟鬼】
【影写】

末裔(【影斬】指定)、双子
奥義:自由
6点余り


ということで。
私が誇る結論構成の一つです。
脅威の双子先の忍法が全て攻撃権消費。
明らかにバカな構成ですが、【呟鬼】の欠点を大きくカバーしているのです。

  • 【影斬】の存在

  • 【影写】による打点

この二つで【呟鬼】の弱点、その全てをカバーしているのです。
同プロに来た敵には【影斬】を。
居ない場合は間合3の【呟鬼】。
両方効かない場合は【影写】での打点強化。
この【影写】をしておくことによって、タイマンになったときの【呟鬼】が意味をなさない、という欠点を克服することができるのです。

上にいても、下にいても、同じプロットに誰かがいても問題ない構成。
それでいて【呟鬼】が仕事をする。
回答の一つと言っていいでしょう。

~絶対に同プロにさせないもの~流派:自由(ハグレモノ)


【接近戦攻撃】
【影分身】
【翼煙管】
【街透】
【真蛇】
↳【夜雀】
【遊意】
↳【自由枠】
ー以下双子ー
【崩落】
【呟鬼】
【覚悟】 

末裔(【真蛇】指定)、純血(自由枠)、双子
奥義:自由


カスです。
冷静に解説しましょう。
この構成のコンセプトは
『絶対に逆凪にしつつ、【呟鬼】を活かす』
です。
動きを解説して行きましょう。

  1. プロット前、【影分身】使用。
    6.4を指定。

  2. 6にいて、【呟鬼】間合内に誰かいた場合は6に移動。誰もいない場合は4へ。

  3. 6へ移動し、誰かいた場合、【覚悟】使用。7へ。
    そこで【夜雀】+【呟鬼】を使用。

  4. 4へ移動し、下に誰かいて5に誰かいる場合には【崩落】。
    誰もいない場合は【覚悟】使用。そして【呟鬼】。

と、このように
常に選択して4~7プロットにいることができます。
【呟鬼】ができなくてもほぼ先手で襲い掛かる純血崩落。
気分は投射呪法。

F下げが少ないですが、【夜雀】で解決。
奥義枠も自由なので対応力もピカイチ。
何より、この構成はハグレモノであったらどこでも再現できます。
推し忍法を遊意に入れてイキりましょう。


必ず同プロになれるが、大きいデメリットが存在するもの~流派:???


――勿論俺らは抵抗するで?






拳で

流派:蓮華王拳


【接近戦攻撃】
【呟鬼】
【震脚】
【護本尊(6)】
【集中】
【頑健】

影響力、呼吸法(”呟”指定)、他流派の血(【呟鬼】指定)
奥義:クリティカルヒット/立ち合い/射程低下


【呟鬼】は何もハグレモノの特権じゃない!!
ということで、異色にして至高の構成、蓮華王拳です。

この構成の強みは簡単。
6プロをぶっ殺しゾーンにすること、です。

動きはいたってシンプル。
【震脚】で6プロを指定し、当たるなら【呟鬼】、無理なら立ち合いクリヒ。
それだけです。

しかし、この構成の与える影響は計り知れません。
まず、【呼吸法】によって、【呟鬼】の間合は2→3となります。
これは3プロットまでを逆凪にできるということ。
F対策は甘いですが、【護本尊】で保障されている無料振り直しでカバー。
つまり相手は6に行かない限り1~2プロットをするしかないのです。

さらに、6に行ったとしても待ち構えるのは【震脚】。
仮に0に行ったら【呟鬼】で凪にされて全員から狙われる、なんて悲惨な事態になります。
たとえ【震脚】を回避したとしても、待ち構えるのは【護本尊】での振り直しが待ち構える立ち合いクリヒ。

多くの壁を作る固定砲台、それがこの構成なのです。
拳で戦う者の姿か?これが…

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