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【韓国語学堂留学】予想外の出来事①〜ビザ取得までの長い道のり〜

こんにちは!

これから、留学する際に体験した予想外の出来事について、色々綴って行こうと思います。

今日は、留学する際に経験した、ビザに関するエピソードです。

今回紹介するお話は少し特殊な話ですが、こんなことがあったのだな、と参考にしていただければ嬉しいです。

ビザの予約ができない(コロナの影響)

語学堂に留学する際は、韓国大使館・総領事館の発行する「D-4ビザ」(語学研修)が必要です。

ビザの取得及び所持により、韓国への滞在が正式に認められていることを証明できます。

言い換えれば、ビザを持たずに入国すると、不法滞在となるわけですね。

通常、ビザの取得は韓国大使館・総領事館まで出向き、必要書類を提出すれば良いのですが…。

私が取得しようとしていた今年6・7月は、コロナの影響により、「観光ビザ」が新たに設置され、観光客にもビザの取得が義務付けられた時期でした。

ところが、ビザ取得解禁後、大勢の観光申請者が大使館・総領事館に押しかけ、職員の対応が困難に…。

この後、各領事館でビザの取得の「事前予約」が必須になりました。

が。

この予約を行うオンラインシステムが非常に厄介でした。

まず、予約開始は毎週水曜の10時から。
翌週の枠を予約できるのですが…。

私は水曜の10時は毎週授業がありました。
他の方も仕事や学校がある方が沢山いるはずです。

こんなのすぐに枠埋まるに決まってるのに…。
何でこんな時間に開始するんだ?

私は、授業を欠席し、その日の10時の予約に挑むことにしました。

その日の9:50頃、大使館の予約ページを開き、10時になるのを待ちました。

ところが、既に300名ほどが待機中、と出てきました。
もっと早くから待機しておけばよかったかも…。

と、思ったのも束の間、数秒後に待機人数が2000人以上に膨れ上がりました(笑)

サーバーにとてつもない負荷がかかっていたと思います。

非常に焦りましたが、なす術もないので、もやもやしながらもそのまま50分ほど経過。

すると、予約ページに入れたのです!

やった、と思い、管轄地域の領事館をクリックし、希望日を選択して「予約完了」を押しましたが…。

次の瞬間、「予約できる時間がありません」の文字が。

どうやら、私がクリックする直前で埋まってしまったようです。
本当に落胆しました。

どうしよう、このままだとビザが取得できず、入国が間に合わないかも…。

団体予約でチャレンジ

私は、その後、2回目の水曜日に予約を試みました。
また同じ授業を欠席しました。

しかし、この日も結果はダメ(泣)

更に、領事館に抗議のメールを送りました。

特に強く疑問に思ったのは、観光ビザと留学・語学研修ビザの予約枠が同じであり、分けられていなかった点です。

留学(交換留学など正規留学)・語学研修(語学堂や民間の語学学校への留学)の場合、渡航目的は学業であり、既に入学許可証まで発行されています。

それにも関わらず、ビザの発行が追いつかず、授業開始に間に合わないかもしれないとは、どういうことなのか…。

そのうち、他にも抗議の声が上がったためか、私の管轄地域の領事館が「団体予約」からの予約も可能、という掲示を出しました。

この団体予約とは、韓国へのビザ申請代行サービスを行う日本の旅行会社にビザ申請を依頼し、代行で予約してもらうというもの。

ただ、それも団体予約枠をめぐって旅行会社同士が戦いを繰り広げることになります。

つまり、個人枠と団体枠の両方を賭けて、取れる確率を高くできるということ(そう解釈しました笑)。

これはチャンスかもしれない、早速HPのリストにあった旅行会社に片っ端から電話をかけ、申請予約代行できるかを聞いて回りました。

ところが…。

電話に出てくださった全ての会社が「総領事館のHPに自社の名前が載っているとは知らなかった」「今、他のお客様からも同様の問い合わせが来て社内で協議中である」といった返答で、ますます困惑。

ん?これは旅行会社の了承を得ずにHPに載せたということ…?

もうどうなっているんだ、という感じでした。

三度目の正直

結局、団体予約の旅行会社リストの中からは、一社のみしか予約代行を引き受けてもらえませんでした。

そして、3回目の予約に挑むべく、同じ講義の3回目の欠席届を出しました。

そして、私の母が「スマホのアプリを使ったら楽に予約できた人がいるらしい」というので、韓国外交部(外務省)のアプリもダウンロードし、手順を確認。

更に、家のパソコンと自身のパソコンの2台を用意しました。

実は、この予約システム、Webサイトもアプリ版も韓国語と英語しかなく、どちらもわからない人は予約に圧倒的に不利なものでした。

母が「予約手伝おうか?」とも言っていましたが、どちらもわからない母には無理なのです…。

でも、今度予約が取れなければ本当に入国までに手に入れられないかも。

そう考え、私は韓国人の友達に連絡をし、予めメールアドレスとパスワードを教え、参戦してもらいました。

ということで、
・自身のパソコン(Web)
・家のパソコン
・スマホ(アプリ)

・友達のパソコン
・友達のスマホ

の5台体勢で挑みました!

私は1時間半前からサイトに接続し、友達は30分前から待機しました。

予約開始の10時になりました。

「あれアプリが重くなった。反応しない」

パソコンの方も待機者が増え、緊張が高まりました。

しかし、今回は1時間半も前から待機していたおかげか、待機者の減りが非常に早かったのです。

「あ、いけたかも!」

10分後、私は無事に枠を予約できました。

「え、予約できた!!ありがとう本当に!」

はい、最終的には自分でできました(笑)
付き合わせちゃって申し訳ない(笑)

ビザを取るのにここまでの苦労をするとは、全く想像していませんでした。

そして、翌週、総領事館まで行き申請、1週間後、オンラインにて無事にビザを受け取りました。

まとめ

もしかしたら、私と全く同じような体験をした方もいらっしゃったかもしれません。

正直、韓国のオンライン上の手続きは、このビザ取得に限らず、トラブルが生じるケースが多いです。

実際、韓国に来てからリンクが開けない、正しいパスワードを入れているのにログインできない、などトラブルは何度もありました。

日本の場合、オンライン上でトラブルがあることが稀、あってもすぐに解決されて当たり前、という感覚の人が多いと思います。

しかし、韓国の場合、うまくいかないことが当たり前とまでは行かなくとも、普通にあります。

今回の総領事館の対応のように、理不尽なことも数々。

不便なことも乗り越えてこそ留学の達成感を味わえるのかな、と自分に言い聞かせています(笑)

これからも色々あると思いますが、もっと強くなりたい!

今日はここまでです。
ありがとうございました^^

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