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【韓国語学堂留学】1カ月半通ってみて感じたこと~四技能について~

こんばんは!

今日は、少し離れた駅まで行って趣味の作曲作業と勉強をする予定でしたが…。

朝から色々悩んでしまい、時間がなくなり、結局近所のカフェで済ませました。

制作中の曲は、来年5月に都内の市のイベントに参加する演劇団体に提供するものです。

試作を明日までに提出しなければならず、音を頭から捻り出すのに4、5時間かけてしまいました。

未だに納得の行くものになっていませんが、試作段階なのでこれから改良を重ねたいと思います。

というわけで、今日は本当に時間がなくなってしまったため、NOTEも軽めに書きます(笑)(→結局軽めじゃなくなる)

また、これからもNOTEに時間をかけすぎないように気を付こうと思います(修正時間を含めて通常2時間以上かかっていました笑)。

さて、今日は1カ月半ソウル大言語教育院に通ってみて、私が率直に感じたこと、また気づきや学びを綴ることにしました。

1カ月半通ってみて

ここからは、ソウル大語学堂5級に通い、学習面で率直に感じたことを4技能(L・R・S・W)に分けて書こうと思います。

あくまでも、個人的な感想になりますが、現時点で語学堂に通うこと自体は、韓国語学習者にとって決して無駄にはならないと感じています。

Listening(듣기)

語学堂の授業は、韓国人の講師によって全て韓国語で行われます(1級は韓国語初心者に向けたものであるため、英語も用いられます)。

つまり、1限から4限まで絶えず韓国語を聴き続けることになります。

また、ソウル大のテキストの音声教材も非常に充実しています。

単に教科書本文の音声が流れるだけでなく、本文をそのままパソコン画面に表示してくれる仕組みになっており、画面を見ながら音声を聞けます。

また、ディクテーション用の音声もあります。

私も本文を見ながら繰り返し聴くようにしています。

しかし、実際留学生活をしてみて感じたことがあります。

それは、教科書で聴くような「綺麗な音声」と市井の人々が話す「生の音声」は別物であるということです。

教科書で聴くのは、あくまでもプロのアナウンサーが話す、澄んだ声の音声であり、訛りなども殆どありません。

しかし、実際街に出てみると、おじいさんやおばあさんは勿論、若い人でも濁った(?)ように聞こえる声を出す人がかなり多いのです。

よって、教科書の音声だと聞き取れるような単語が、街中の人が話すとよくわからなかった、ということも何度かありました…。

また、語学堂の先生に関してもアナウンサーと同様です。

語学堂の先生は、外国人に韓国語を教えるプロであるため、非常に綺麗な発音で授業を進めてくださいます。

授業の音声教材は、正しい発音やイントネーションの習得には非常に役立ちます。

しかし、実生活を営む上で、それだけではダメなのだと気づかされました。

Reading(읽기)

これは、真面目に取り組めば間違いなく伸びると断言します。

リーディングは教科書1章あたり2、3つ長文がありますが、5級なのもあり、一つ一つがすごく長いです。

また、使われている単語や内容も難しく、最近はクラス全員が「5級難しい…」とこぼしながら取り組んでいます(笑)

自身も授業開始頃は、単語も表現も軽く復習をすれば十分対応可能でしたが、最近はそうとも行かなくなってきました。

本当はNOTEを書いている場合ではないのかもしれませんが、毎日何か綴ると決めたため、今日も書いております(笑)

日本では、中級レベルの教材は沢山売られていますが、上級となると数が限られてくる印象です。

内容も韓国の伝統文化や社会問題を中心に扱っており、語学の他に「韓国」という国の理解も深められると感じます。

ここまで充実した教材はなかなか日本では手に入らないため、リーディングに関しては大変満足しています。

Speaking(말하기)

スピーキングは、授業中に 「생각 말하기(センガンマラギ)」という時間が設定されているためそこで行ったり、その他の意見交換の機会に行ったりします。

また、授業外の友達と話したり、個人的に友達と遊びにいくときに話す機会があったり、という感じです。

結論から言うと、授業内の時間にスピーキングが向上するということは期待しない方がいいと思います。

また、友達と話すことも、役には立ちますが、過度に期待をしない方がいいと思いました。

理由は、2つあります。

まず、授業時間の「생각 말하기」の時間が決して長いとは言えないこと。

この時間のお陰で、自分の意見を臆さずに言う、また、間違うことを気にせずとりあえず話す、という癖をつけられたことは良かったと思います。

しかし、十分な時間とは言えないかな、というのが正直な気持ちです。

また、語学堂でできる友達ですが、もちろん全員外国人。

ネイティブスピーカーではないため、人によって発音や語彙の間違いなどが生じるのは必然です。

自分が言葉を発する練習にはなりますが、リスニングを鍛えるという意味では、あまり役には立たないのかな、と感じました。

結論としては、ソウル大語学堂に通ってスピーキングが鍛えられる、ということにはならない、ということです(あくまで個人的な意見です)。

Writhing(쓰기)

これは、四つの中で一番時間足りないかな、というのが本音!

授業内に作文の時間というのはあまり設けられておらず、週2、3回作文の宿題が出されるのですが、正直それだけ、という感じ…。

先生からのフィードバックもあるのですが、少し甘めにつけてある気がします(笑)

もっと厳しくつけてほしい…。

結論

物足りない部分が目立つようですが、それでも私は留学に来たこと自体は現時点で後悔していません。

まず、来ていなかったら一生後悔していたかもしれない、と思うためです。

韓国の生活を実際に体験し、初めて見る街並みや食べものなど、こちらに来てこそ知ることができたものが本当に多く、毎日が面白いです。

そして、語学堂に通う外国人留学生は、一人一人が通う目的もバックグラウンドも全く異なっており、新しい価値観を学ばせてもらっています。

また、私自身が今まで一度も一人暮らしをしたことがなく、両親、祖父母が全て「心配性」なため、良くも悪くも本当に守られて育てられてきました。

今回の一人暮らしを通じて、自分も外国で一人で暮らせるんだ、という小さな自信がつき、問題が起きても一人で限界まで解決策を考えるようになり、成長できたと感じます。

そういう意味では、来れて良かったかな、と。

勉強面では、先ほども書かせていただいた通り、教材が大変充実しているため、ソウル大に来れて本当に良かったと思います。

しかし、Readingには予想以上に満足しているものの、Listening、Speaking、Writhingに関しては、これは語学堂以外で自分でやるしかない…という結論に達しました。

これは、「語学堂」での会話ではなく、市井の人との、つまり、実生活で使える会話です。

Writhingも自分で慣用表現や文法を使うアウトプットする時間が必要かなと。

今朝悩んでいて時間がなくなった、と冒頭に書きましたが、スピーキングとリスニングの練習をどうしよう、どうやって一人で勉強したらいいんだろう、と悩んでいました。

そこで、YouTubeで会話の具体的な方法を色々と検索したり、自分のやり方今までのやり方を振り返ったりしていました。

長くなりましたが、私の結論としては、
【満足】
Reading

【少し不足感】
Speaking、Listening

【不足感】
Writhing

といった感じです。

ということで、語学堂に入学する場合、語学堂に通うことにより、4技能が身に着く、とは思わない方がいいのかもしれません。(当然なのかもしれませんが)

しかし、それ以外の面を総合すると、留学に来たこと自体は、自分にとって必然の結果だった気がしますし、後悔はありません。

まとめ

明日は、会話の練習の勉強プランを考え、NOTEに書く予定です。

まだだいぶ先の話になりますが、私が実際に会話練習をしてみて、どのように変化したのか、NOTEに書けたらいいなと思います。

今日はここまでです。

ありがとうございました^^










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