見出し画像

【韓国語学堂留学】渡航までの流れ①

おはようございます!

今日は祝日で学校がなく、夕方から語学堂の友達と明日の中間テストの勉強をする予定です。

一昨日・昨日の空き時間は、こちらに渡航してからの勉強プランを見直していました。
もともとは授業時間以外にも勉強時間を多く設定していましたが、やはり集中力が持たないことと、勉強以外の体験も重要であると気づき、少し緩めの計画に修正しました。

今日は、私がソウル大学言語教育院へ渡航するまでの全体の流れをご説明します。
(アポスティーユ取得、ビザ取得などの各手続きの詳細は、また別の記事に詳しくまとめたいと思います!)

留学したいけれど、流れがわからなくて不安…という方のお役に立てれば嬉しいです^^

渡航までの流れ

留学の決定

「韓国に留学に行きたい」と思ったのは、大学2年生の春頃でした。

日本は、韓国と距離が近く、古くから国家間の交流もあり、韓国や北朝鮮など朝鮮半島(韓半島)に関するニュースはよくテレビで報道されますよね。

それらのニュースを見ていると、当然ですが、ハングル文字をよく目にします。
小学生の頃、それを見て「美しい文字だな」と感じ、なぜか読んでみたいと思うようになりました。

そして、中学1年生の夏休み、図書館である本を発見します。
その本は、ハングルの読み方が解説され、小中学生のハングルへの理解が深まるように書かれていました。

本を借り、家に帰ってじっくり読んでみると、本当に面白く、そこから1カ月ほどでハングルを全て覚え、読めるようになりました。

しかし、独学で文法の学習を開始するまでには至らず、そのまま大学へ。
そこで第二外国語の授業があり、初めて韓国語を本格的に学ぶことになりましたが、自身も信じられないほど、学習の楽しさにどっぷり浸かり込んでしまいました。
そして、「韓国に留学し、現地の文化を体験しつつ、学習を深めたい」という気持ちが沸々と沸き上がりました。

両親は、二人ともカナダ留学を経験しており、留学に行くことに関しては肯定的でした。
しかし、行き先が「韓国」であり、英語圏ではないことで少し揉めた記憶があります。

私も、スタンダードな選択を取り英語圏に行くか、自身の気持ちを優先し韓国に行くか、非常に悩み、何か月かもやもやした日々が続きました。

両親とのやりとりははっきりと思い出せないのですが、最終的に本人の気持ちを尊重するということで、去年の秋頃に、韓国への留学が決定しました。

留学の形態は?

大学生の留学には様々な形態がありますよね。

  • 交換留学…自身の所属する大学が協定している海外の大学に「交換留学生」として派遣され、現地の授業を受ける。取得した単位は卒業単位に含められることも多く、4年で卒業可能。

  • 休学留学…現時点で在籍する大学を休学し、海外の大学または語学学校などに通う。取得した単位は卒業単位に含まれず、4年で卒業は不可能。

私の大学はここに一般留学という形態も存在しますが、少し特殊であるため、説明は省略します。
(他にも種類はあるのでしょうか)

交換留学、休学留学は、それぞれメリット、デメリットがあります。

私の場合は、

  • 韓国で専攻科目を学びたいわけではなく、韓国語を勉強したいこと

  • 語学堂に通ってみたいこと

  • そもそも交換留学の次年度の募集が終了していたこと

等の理由により、休学留学に決定しました。

語学堂の希望決定

では、どこの語学堂に通うかを決定しよう、と、インターネットで調べ始めました。

留学エージェントの大学別の紹介欄から、実際に留学に行った人のブログまで、沢山のぺージを読み漁りました。

そして、最終的に、以下の理由からソウル大学言語教育院に決定しました。

  • 韓国の大学進学を視野に入れた真面目な学生が多いこと

  • ソウル中心部からは少し離れており、勉強に集中しやすい環境であること

  • 他大の語学堂と比較して、日本人の割合が少ないこと

  • 韓国トップの大学に所属しているため、講師陣やテキストの質が高いこと

やはり英語圏の留学に比べると、専門のエージェントも、個人のブログのぺージも少なく、他大の語学堂と吟味するのは簡単ではありませんでしたが、最後は直感に頼りました。

留学エージェントの決定

留学エージェントは、語学堂の申込みや寮の手配、その他留学に必要な手続きをサポートしてもらえる留学専門サービスを展開する企業です。

留学エージェントは大手の企業から中小企業まで様々ですが、もし、韓国語の実力に自信がない場合は、韓国に支社を持つエージェントを選ぶことをお勧めします。

私が利用したのは『毎日エデュケーション』です。
(毎日エデュケーションHP:韓国留学なら毎日留学ナビ (myedu.jp)

初めての留学でわからないことも多かったものの、入学申込みからアポスティーユ・ビザ取得、寮の申込み、スマートフォンの通信契約まで丁寧に教えていただけたので、本当に助かりました。

そして、今年(2022年)の4月、毎日エデュケーションに仲介料を振込み、留学の手続きがスタートしました。

パスポート取得

各都道府県のパスポート申請窓口にて、取得します。

持ち物の詳細や手順はまた別の記事で紹介します!

既にパスポートをお持ちの場合も、有効期限を過ぎていないか、必ず確認をしましょう。

在学証明書・成績証明書・銀行残高証明書の取得

在学証明書、成績証明書とは、自身が通う大学から発行された在籍・成績に関わる証明書です。
語学堂に入学を申請する際に必要で、私はエージェントの住所に郵送しました。

銀行残高証明書とは、現地で生活を送るにあたり、十分な資金が本人の口座にあるか確認するためのものです。
ソウル大の場合は、$10,000以上(当時130万円)でした。
ここで、口座は必ず本人名義でなければいけない点にご注意ください。

アポスティーユ取得

アポスティーユとは、簡単に説明すると、先ほどの在学証明書・成績証明書が実際に正式な機関(自身の大学)から発行されたものであることを証明するものです。

私の場合は、エージェントの紹介先の『前島亮 行政書士事務所』に依頼しました。

学費の振込み

上記書類を全てエージェントに郵送した後、語学堂の学費を振り込みました。

私は3学期通うため、3学期分まとめて父に払ってもらいましたが、このとき、分割払い(1学期ずつ支払う)は不可能だと言われました…。

語学堂の通学期間は、途中で延長申請もできるため、今考えてみると少しおかしい気もするのですが、いずれにしろ最初にまとまった金額を用意できた方がより安心ですね。

寮の申込み

現地での生活拠点として、

  • 語学堂の寮

  • ワンルーム

  • シェアハウス

などの選択肢があります。

私は、学校から近く、万一のときに助けを得やすいことを考慮し、語学堂の寮(1人部屋)を第一希望にしました。

入寮を断られるケースはほぼないということですが、語学堂の寮は人気があり、1人部屋を希望しても、2人部屋が割り当てられる場合はあるとのことです。

幸い私は希望が通り、現在1人部屋で生活しています。

入学許可

学費の振込みが確認されると、語学堂から入学許可書類が郵送されます。

送られてきた封筒には、入学許可証のほか、事業者登録証、学費の領収証、学習計画表(語学堂の授業プログラムの詳細が書かれたもの)が入っていました。

ビザ取得

入学許可が降りた後、すぐに各地域の大使館・総領事館にてビザを申請します。
このときに、先ほどの入学許可証、事業者登録証、学習計画表のほか銀行残高証明書、パスポートコピー、ビザ申請書などが必要です。

こちらについても、詳しい内容は別の記事にて紹介します。

ビザの発行は、申請から2週間~4週間ほどです。
私が申請した総領事館はインターネットからのダウンロードが可能であり、コピーして持っていきました。

航空券予約

予約時期はいつでも問題ないと思いますが、授業開始日の直前に予約しようとすると、満席になっている可能性もあります。
できるだけ早めに予約しておくと安心です。

携帯の通信契約

こちらもエージェントの紹介により、韓国での通信サービスを扱う『Koreainfo』と9カ月間契約しました。

韓国の携帯会社のSIMカードを新しく購入し、現地で生活する間、元のスマートフォンのSIMカードと差し替えて使用します。

電話番号(使用する機会は少ないです)は変わりましたが、LINEやカカオトーク、Mail等のデータが消えることなく、日本と同じように利用できています。

オンラインテスト

授業開始の約2週間前に、語学堂の級を決定するテストがあります。

筆記テストのURLはエージェントから送られてきました。
(このとき、予め言語教育院のHPのMyPageに登録し、パスワードを取得する必要があります)
選択式の問題と、作文問題がありました。

作文はハングルしか使用できないため、予めタイピング(パソコン)に慣れておくことをお勧めします。

スピーキングテストは、zoomで行われました。
3つほどお題が出され、それについて自分の意見を話す、という内容でした。

私の場合、先生から最後に「筆記テストの結果も勘案すると上級になるけど、5級か6級どっちがいい?」と聞かれ、5級にしていただきました。

渡航!

オンラインテスト受検後は、特に手続き等は無く、のびのびと過ごしていました。

韓国に入国後、エージェントの韓国支社の方に同行していただき、入寮手続きを済ませました。

ベッドの布団は、エージェントの「事前布団購入サービス」により、部屋の前に届けられていました。

設備は洋服箪笥、勉強机、イス、本棚、トイレ兼シャワー室、キッチン(電子レンジ・炊飯器無し)、冷蔵庫、ベッドがあります。

その他必要な生活用品は、翌日から全て購入しに行きました。

まとめ

非常に長くなってしまいましたが、少しでも流れを掴んでいただけたでしょうか。

私自身留学を決定したばかりの頃は、何から始めたら良いかわからず、手続きに不安を感じたり、慌てたりしたこともありましたが、エージェントの方や周りの方のサポートのお陰もあり、無事に留学することができました。

引き続き、他の記事にて必要書類取得の詳しい内容をお伝えしていきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました^^








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?