公立高校入試

教科書改訂後初の入試となりましたが、全体の傾向には大きな変更はありません。再来年に予定されている前期・後期制の廃止の方が大きなヤマとなる可能性が高いと思われます。 

以下の分析は、今年の3/8・9に実施された「後期入試(⇒一本化された試験はこちらに寄ると思われます)」に関するものです。 特に 国語・数学・英語 には、最近の大学入試における変更の影響が出てきていると感じます。 ふだんの学習から、全科目に共通する読解力、 国語・社会・英語での記述力、 数学・理科・社会での思考力 を磨くことに対して意識的に取り組んでいくことが大切だと言えます。 


【英語】

大問1~3がリスニング問題(計28点)、大問4が会話文を完成させる形式の英作文(9点)、大問5が動詞を適切な形に変化させて長文の空欄に入れる文法問題(15点)、大問6~7が長文読解(計34点)、大問8が英語の学習方法について30~40語で自分の意見を述べる英作文(14点)という構成でした。全体として(空所補充や並べ替えではなく)「完成した英文」を自作して解答する設問が多くなっていて、教科書の基本文レベルで良いものの、設問に合わせて自分で英文をきっちり作れないと解答欄は空所だらけということになります。長文は全体的に平易で、基本単語を押さえてあれば読めます(やや難しい単語は注釈がつく)が、450語前後の長文を2つ読み取る必要があり、設問に使われている英文も含めると情報量は多めで、時間的に追い込まれることになります。ふだんから ①制限時間付きで英文を読む練習 ②教科書の基本文を自在に書ける練習 を積み重ねていくことが必要です。 リスニング力や英文作成能力は短期間では習得しがたいものですので、早め早めに準備を進めていきましょう。

俊英館では、今年度からELST(R)という英語学習システムを使って、リスニング、スピーキング、文章読解に力を入れています。今回の英検2次対策にも役に立ったとの声を多くいただきました!
(ELSTは中学部スタンダードαコース、ハイスタンダードコース、小学部英語コースで受講できます)

次回は、数学の分析の予定です。
ご不明な点がございましたら、校舎までご質問ください!

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