芸能人が声優を務める件について(映画作品)

結論:作品にあってれば、誰がやっても良いと思っている。
BLUEGIANTはメインキャスト3人とも俳優だったが、作品を壊さず、なおかつ魅力を引き立たせるような演技をされていたため、全く気にならなかった。
ある一定のクオリティが保たれていれば、作品の魅了次第でどうにかなると思っている。

映画の高級化

昨今の映画料金は2000円に値上げをなんてはなしも聞かれるほどのコンテンツもなっている。
考えてみて欲しい。巷では、月額1000円ほどで楽しめる動画サブスクサービスが溢れている。その中で、映画館まで足を運び、2000円と言うサブスクの2倍近い料金を払って映画館で映画を観る価値とはなんなのだろうか?
昨今邦画が不人気なのはその辺が大きいと思う。
どこかでみたような恋愛映画(某事務所・某アイドル起用)を映画館で見る必要があるのだろうか?少し待てば配信もされるし、キャストありきで作られた、ストーリーも捻じ曲がった映画はその役者のファン以外は見に行かない。これは、アニメ映画の声優起用でも似ている。集客のためなんだろ〜な〜というネームバリューツヨツヨの人がキャストにいるとゲンナリしてしまう、そして、総人に限って浮いた演技をする。

芸能人声優のここが苦手

私が最も苦手なのは、泣きのお芝居である。
ここが、プロと芸能人声優の差なのかなと思っている。言語化が難しいのだが、芸能人声優はただ、表面をなぞったワーワーと声を出しているイメージ。対して、プロはその泣きの中に感情まで感じられる演技をしている印象が強い。プロに慣れているせいもあり、芸能人声優が泣いている演技をしていると、感動的なシーンでもつい冷めてしまう。

鬼滅の成功のおかげで、プロ(演技)×プロ(映像)×プロ(音響)の融合はすごい!!と言うのが、世間にも浸透してきたので今後も変に視聴者に媚を売る起用ではなく、作品のクオリティを上げるという観点で演者を選んでいってもらいたい。


※ここ最近一番すごいと思ったのは、最新コナン映画の高山みなみさんの水の中での苦しげな演技です。


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