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おにまいについて一石投じてみる

おにまい、凄かったですね。
最近のブームだったTSを上手く取り込んだ原作とアニメだったことは皆さんも感じたんじゃないでしょうか。
例にもれず私も当然のようにすげぇなこれと思いました。
もう何回見返したことか・・・
アニメーターさんも原画さんも監督さんも色彩監督さんも素晴らしい。
でも、

「なんでこんなに流行ったんでしょうね。」

と思ってるんじゃない!?
え?思ってない?
うるせぇ思っとけ。
てことでなんで流行ったんだろうかを語っていこうかと思いますわよ。
れっつ、ヲタクガタリ。


流行りになった理由を解体してみる

これがおにまいの解体新書として名を刻むのを私は期待しながらカタカタを打っております。
では本題に入ります。
何故こんなにも流行ったのか。

  • トレンドのTSさんが特に力を持っていたから。

  • アニメーションと配色が素晴らしい。

  • CPがあまりにも組みやすい構成とキャラデザ。

これらだと私は考えております。
正直、原作もアニメもジャンルとしては日常ほのぼの系に分類されますが、このジャンルちょっと苦手かも・・・って人も入りやすかった印象を受けました。
それが、上記の三つのおかげかな、と。
トレンドに乗って、アニメ映えするところはきちんと書き肩の力を抜くところはちゃんと抜く。そしておねロリ・ロリロリ・百合。
性癖のブッフェかよ。
という様な感じで一個一個解体して見ていくとなるほどなぁと思うことが沢山でした。
はい、閑話休題終了。
ここからは三つの要点をひとつづつ覗き見していきましょ。

トレンドのTSさんが特に力を持っていたから。

日本の皆さんはすごいですよ。
ふた・なりさん以外にも玉あり玉なしだけじゃなくてTSにオメガバースまで考えちゃうんだから。
そんなかで近年はTSがいろんなところで流行っていましたねぇ。
コミケや二次創作で目に触れる回数は年々増えてってるなと感じました。
そこで
せっかくこんな日常TSものをアニメ化しないのはもったいない!せや!
って感じで決行に至ったのでは?と思います。
やはりTSとかのジャンルってどうしても元の性別を知ってしまっているからこそあまり触れることが出来なかった人が多かったり、「えwお前こんなの好きなんwまじかw」っていじられることも少なくなかったと思うんですよ。
うるせぇ!他人の性癖を笑ってんじゃねぇ!船降りろ!って言っておやり。
そんなこんなあってね、難しかったジャンルだったけれどですよ。
徐々にムキムキになってきたジャンルが遂に確立されてきたところに現れたねことうふ先生。
もうね、とんでもないわ。やり投げ選手かのようにジャンルの人気速度を上げていったわけよ。
OMG.彼最高だよ。
そうなりゃ後は火を見るよりも明らかなもんでしてね?
Twitterでは二次創作やmemeが立て続けに出てましたね。
あんまり触れづらかったものが徐々に力をつけて行って万人受けするようなモノもその中で生まれて。
しかもそれがどっっちゃくそな恋愛じゃなくてあくまで日常系。
トレンドに沿ったアニメ化と原作者様のストーリーが見事勝利を勝ち取ったわけです。
(もともと原作は人気あったと思います。面白いからぜひ皆さまも。)

アニメーションと配色が素晴らしい。

 これは、ガチ。
ガチムチさんも「これ、ガチっすわw」って言っとる。
 原作のおにまいはやはりマンガなので白黒なわけですよ。
でも話の進め方とコマ割り、可愛い表情とか。ほのぼのとしているがとにかくストレスがかからない。ほんで何度も読み返したくなる雰囲気でサクッと見れるから素晴らしい。
それでいてアニメはもうぬっるぬる。EDはTwitterでばりバズってましたし。
動きの一つ一つが自分の目の前で動いてるかのように錯覚するかのように見えました。
 そこで、私はアニメを視聴して凄さに驚きました。
そもそもアニメって動くじゃないですか。そいでいて色がついている
これって至極真っ当なことだとは思うんですけど、おにまいを見てるとその「アニメは動く・色がつく」ということがどれだけ素晴らしいかを実感しました。
それを感じたのはなんと驚き、第一話でした。
「おいwなにしてくれてんのw。いやさ、最近は1話切りが普通になってきてるかもしれんけどさw
こんなに人体の特徴を入れ込んだ挙句アニメーションが3次元と瓜二つになることを1話でやるかよww」
って話してました。
で、です。これがなんで人気につながるかと言いますとね?
昨今のアニメ事情に関係してるんです。
鬼滅とかFate、ヴァイオレットに無職転生。どれも動きが繊細すぎた。
それもあってか、神作画=ぬるぬる動く
といった風潮になってきていて、その水準を大きく飛び越えたのがおにまいだったのかなと。
第1話だとキーボードを打つまひろとか、ランニングの動きとかさ。
しかも表情もかくかくじゃなくて笑うとにんまり・にこっ!ってかんじで目の大きさのアニメーションまで作りこまれてたり。
そんでもってまひろが小さくなって女子中学生になると足首がやけに細くなっていたり背骨や骨盤の影が強く出ていたり。
フェチってほどでもあるけど人体に忠実に描かれていたのが人気を博した一つの要因かなと思います。
後は、配色。
普通のアニメは髪色に対し、ハイライトはその色を薄めて入れたり白で書いてるんですけど、おにまいは全体的な色相環をがっつり変えているんですよ。
それがよくわかるのは髪色だと思います。
まひろはベースがミルク色に対してハイライトは白に近いベージュ。
影が入る所はピンクになっていますよね。
みはりも黒に近い茶色でハイライトはまひろに近い色を。
影は紫。
 多分ですが、おにまいを作り上げている色相環は全体的に白に近づけているのかなと感じます。安心感と柔らかさを色に持たせることで張りつめたような雰囲気ではなくほんのり甘いクッキーのようなほんわかした雰囲気を持たせているのかな、と。
だから妹と自分とのギャップであったり、性が入れ替わってしまったのに暗い雰囲気を与えず見れるようになっているんじゃないかなって思いますわよ。

CPが作りやすい構成とキャラデザ。

凄いんすよ、おにまいの二次創作。
見つけやすさの鬼すぎる。それでいて推しCPが書きやすい。
なんでなんやろなぁ、と考えてみると一つ浮かんだのがこれです。
実際そのコンテンツが面白いってのが人気を伸ばす一番の核なのは当然なんですけど、二次創作が盛り上がるってものなかなか強いと思うんです。
二次創作を作るこちら側としては原作を享受させていただいた上で自分の好きな世界を作られていただけているので何様だよって思うかもしれませんが。
それでもやっぱリピーターが多いとコンテンツが伸びる速度も上がるよなぁ、と思ったり。
ま、前述はこれくらいにして本論に入ります。
CPが作りやすいとなぜ人気が出るのかと言いますと、何度も見返してそのたびにSNSだったり友人に布教するからです。
ヲタクって布教することに全然先入観がないのがほどんどだと思っていて、それでいてCPが作りやすいと「これいいんよ~」「こっちのCPも良さげだぞ!」って話のタネになるんすよ。
 それでね?おにまいって凄いの。
百合もあるんだけど、その中でおねロリ、ロリママ、ロリロリな百合まで作れちゃう最高のコンテンツなんです。
たとえばみはり×まひろ。
これは王道ってくらいのおねロリ。
次にかえで×まひろ。
おねロリっていうかママろりだよね。あんなのママだよ。俺を息子にしてくれって毎秒思うわよ。
そして最後にみよ×あさひ
天才じゃない?ってくらいロリママと元気な女の子ってCP。
とりあえずで上げただけでこんなに強い要素してんのよ。
やばいやろ、人気出ないほうがおかしいってくらい詰め込まれてる。
それもあってか影響力の分野で強くなってコンテンツ自体の伸びも増すのかなと思います。
また、キャラデザの部分も優れてると思うんですよ。
王道ポニテのお姉ちゃんと白ワンピが似合いそうなロングの妹。
特大胸部装甲のギャルおねに男っぽい妹。
そしてまさに文学少女に元気すぎるあさひ。
おすすめしやすい上にみんな特徴的で可愛い。
髪色は陰影の色を気にしなければ真似しやすいしめっちゃ派手髪ってわけでもない。
身長もそれぞれで色んな癖持ちを連れてこられる癖のワンダーランド。
それがあるから色んな人に伝わっていって人気がどかん!と出たのではないかなと思います。

最後に。

ここまで見てくれた方。
結構長々と書いてしまいましたが、自分が思っていることをほとんどかけたのではないかなと思います。
おにまいの人気の爆発が凄まじいのは可愛い!ってだけじゃないよってことを描きたくてこんな感じでnoteにまとめました。
・・・出来ればコメントで「これまとめてほしい!」とかこの記事の感想を書いてほしいなって思います。

それでは!
おしまいまい。



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