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右肩下がりの業界・職種・企業からの転職のタイミングは、いつが正解か①

私は自分のことを「活字中毒」だと思っていました。人に自分の話をする時、この言葉を使うことも多かったと思います。

でも、よく考えてみると、私は現状、ほとんど「活字」に触れていないことになります。

私たちの身の周りには未だに多くの印刷物があります。でも、ほとんどの印刷は、「活版印刷」ではなく、オフセットとか、DTPによる印刷でしょう。
(最近、印刷工場にお勤めの若者と面接しましたが、彼は「活版印刷」という言葉自体知りませんでした)

以前、月に何冊も買っていた雑誌も、ほとんど買うことはなくなりました。雑誌もデジタルで読めるし、そもそも廃刊・休刊した雑誌も数多くあります。

雑誌の部数が減ると、紙の媒体を専門にしていた広告会社は、大きく売り上げを減らすことになります。
まだまだ店頭や駅のポスターは健在ですが、ここ数年で、どんどんデジタルサイネージに置き換わっています。

私の知る限り、紙の広告とデジタル・映像の広告は制作過程や技術に大きな違いがあり、大きな収入源であったサイズ調整も、デジタルでは必要なくなり、転業は難しい、とされています。

新聞も多くは部数を減らしています。私も新聞はデジタル版を購読しています。
紙の新聞は、新聞という媒体が必要とされなくなる前に、配達する人がいなくなって姿を消すような気がします。

職種もテクノロジーによって様変わりします。
以前も書きましたが、私が入社する以前、まだ給与を現金渡ししていた時代には、私が入社した時点の2倍の人事部員がいたそうです。

こうした業界・企業・職種にお勤めの方が、転職活動をするタイミングって難しいですよね。この場合、まだリストラがない前提でのお話です。

②へ続きます。

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