見出し画像

長女のこと⑤就学先について悩む

就学相談で、特別支援学級が適切だろうという判定を受けた長女。

多少の遅れはあるものの、たくさんの友達と過ごすことが大好きな子で、通常学級での入学しか考えていなかった。

そこに入ってきた発達検査の結果。

今の特別支援教育では、就学相談等で適切な場を聞くことはできるが、就学先を判断するのはあくまで保護者だ。

だからこそ、決断が重い…

絶対に通常学級じゃなきゃいけないなどという思いはもちろんない。本人に合う学びの場を選ぶことが大切であると思う。

ただ、1年生の始めから支援級に入れることには抵抗があった。

1番の理由が、友達との関わりがどうしても狭まりそうだという想像からだった。

近所の小学校に行くことで、保育園時代とは違う近所の友達との関わりが増えることを娘も楽しみにしていた。

学習や支援の面で言うと、支援級に行くほうが良いのかもしれない。

しかしそのことで、関わりをもつことがなくなる同級生もいるだろう。

支援級に通ったとしても、通常学級との交流があることは知っていたが、同じ学級の同級生としてなら、より心の壁なく接することができるだろう。

正しい選択かは自信がなかった。でも入学時は通常学級を選ぶことにした。

その代わり、いつ支援級に移っても良いという気持ちでいた。

娘がきついな、楽しめないなとなれば、いつでもこういう場があるということを伝えようと思っていた。

就学先の小学校に行き、校長先生との面談があった。

就学相談を受けたため、必要だったようだ。

通常学級を選択したこと、様子を見て必要なタイミングで支援級に移ることも考えていると伝えた。

校長先生は受け入れてくださった。

決めてしまえば、あとは入学に向けての準備を進めるだけだ。

不安もあるが、前向きに春を迎えられそうだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?