優等生と不良　10時間目(最終回)

次の日

○○)身体ダリィ……

龍弥)俺も、久しぶりに喧嘩したら筋肉痛だわ

淳)何してんだ？

○○)身体がダリィだけだっつーの

淳)綉箭はどうした？

○○)副会長に会いに行ってる既に

桜雅)大丈夫か大将？

龍弥)大丈夫に見えんのかこれ

桜雅)見えねぇな笑

優佳)お待たせみんな

京子)遅れてごめんね龍弥くん

龍弥)お、おう‼️(きょ、今日は絶対に‼️)

春日)昨日は色々あったが、今日は特に予定もない‼️後は君たちの自由だ‼️15時までにはこのホテルにいるように！

淳)皐月桜雅、行くぞ

桜雅)なぜ俺だ？

淳)少しは空気読め

京子)それじゃあ私達も行こっか龍弥くん

龍弥)お。おう‼️

優佳)じゃ、じゃあ私達も行こ？

○○)お、おう………(好きっか……)

観光中

優佳)昨日はありがと

○○)別に、友達傷付けられんのが好きじゃねぇだけだし

優佳)うん、そうだねそうしとく笑

○○)な、なに笑ってんだ‼️

優佳)べっつに〜？ただ○○君が焦ってる所見ると笑っちゃってるだけ笑

○○)お前、キモイ性癖身に付いたか？

優佳)あっ、女の子にキモイとかお前とかダメでしょ〜？

○○)ば〜か、影山にしか言わねぇよ

優佳)そ、それはそれで……別に良いけど///(あ〜、ツンデレな所好き♡)

○○)………(好きかどうか分かんねぇけど、影山といつまでも居たい気持ちがそうなのか？イマイチ分かんねぇ)

龍弥side

京子)美味しかったね龍弥君

龍弥)だ、だね‼️

京子)次何処に行こっか？

龍弥)(き、清水寺で告白……出来るわけねぇ‼️)

京子)ねぇ龍弥君

龍弥)な、なに京子ちゃん‼️

京子)龍弥君から見て、私はどんな人？

龍弥)ど、どんな人？(これって告白のチャンス？)

龍弥)そりゃあ………優しくて、勇敢で、友達想いで……

その時、俺の頬に京子ちゃんの唇が触れた

龍弥)にゃ！？きょきょ、京子ちゃん！？

京子)”水無月 龍弥君、私と付き合わない？”

龍弥)えっ？

京子)私さ、龍弥君と居ると安心出来るし………君が彼氏でいてほしい

龍弥)京子ちゃん…………最初の頃、俺はただいい女と付き合えればいいなって思った。

龍弥)けど、君と出会い俺の心は変わった

龍弥)”齊藤京子、君が好きだ”

京子)………ふふっ、それは遊び心じゃないんでしょ？

龍弥)そ、そりゃあ勿論‼️な、なんなら結婚を前提に……

京子)結婚！？

龍弥)それほど京子ちゃんのこと愛してるって事‼️

京子)それじゃあ……その言葉信じるからね？

龍弥)おう‼️

一方○○side

俺たちは清水寺に来ていた

優佳)やっぱり京都といえば清水寺‼️

○○)景色良いんだなここ

優佳)そうでしょ？夜の景色も綺麗って言われてるし恋愛スポット……って

○○)恋愛……なんつった今？

優佳)なな、なんでもないよ‼️(だ、ダメダメ‼️サプライズするんだからサプライズ)

○○)…………(恋愛っか、龍弥の言う通り俺はきっと……)

優佳)ねね、写真撮ろ？

○○)おう(いや、辞めておこう俺は俺らしく)

優佳)どうしよっかな〜

○○)あの、すんません写真撮ってくんないっすか？

優佳)○○君？

男性)おっ、いいよそこの女の子とかい？

○○)そうっす

男性)あれは君の彼女かい？((ﾎﾞｿｯ…

○○)そうっすね………かもしんないっすね笑

優佳)何してんの〜？早く早く‼️

○○)わーってるよ、落ち着け笑

こうして楽しい修学旅行は幕を閉じたのだった

帰宅中

優佳)きょんこと龍弥君ラブラブだったね笑

○○)あぁ、アイツがあそこまでなるのは俺も初めて見る

優佳)でも綉箭君だって久美さんに告白したらしいじゃん？

○○)アイツはほぼ気持ちの問題で押し付けただけだな笑

優佳)後は私と紗理菜とあやだけか……(結局サプライズ出来なかった)

○○)焦んなくてもいいんじゃね？

優佳)そうなんだけど、もう少ししたら受験じゃない？だからそっちに集中して恋愛とか出来なさそうだし……

○○)受験終わりにでも探せばいいんだ、あと受験は体育祭と文化祭後な

優佳)違うってば、修学旅行終わったら準備とかしなきゃダメでしょ？

○○)そっか、影山は優等生だったな笑

優佳)そうだよ、私はちゃんとした優等生だもん。不良の神無月○○とは違います〜‼️

○○)…………だったらよ、どうやったらお前の隣に居れるんだ教えろ優佳

優佳)えっ？

○○)どうやったら優佳の隣に居れる？

優佳)えっ？えっと……

○○)俺は不良だ、受験とか就職とかぶっちゃけどうでもいい。

○○)けど、惚れた女の行く先を俺は見届けてぇし護ってやりたい

優佳)ほ、惚れた女………

○○)応えろ優佳、どうやったらそんな事が出来る？

優佳)そ、それは………わわ、私の……かか、彼氏になれば……いいと思う///

○○)そっか、なら聴かせてくれ影山優佳

優佳)な、なに？

○○)俺は影山優佳の隣に立ち護る自信がある、けどそれは影山優佳自身が了承したらの話だ。

優佳)わ、私は……これからもずっと○○君の隣で色んな事学びたいし隣で支えたい‼️

○○)優佳、今更お互い恥ずかしい事言ってばっかりいるけどこれだけは言わせてくれ

○○)俺は、影山優佳のことが好きだ。

優佳)……私も神無月○○が好き。

優佳)なんか言ってくれると助かるんだけど……

○○)わ、悪ぃけど俺もあんなこういうのはどうすれば良いか正直わからん笑

優佳)お互い分からずお互い恥ずかしいこと言うなんてね笑

○○)こっからどうする？帰るかこのままデートするか

優佳)デートに1票

○○)行き先は？

優佳)私は気分は映画、水族館も行きたいけどそれは明日にとっておく

○○)映画か、いいね映画帰りにスイーツはいかがですかな？

優佳)不良が執事みたいなこと言ってる笑

○○)彼女前では不良とか関係ねぇよ笑

優佳)だね笑

優佳)スイーツなら、私と○○の秘密のあの場所に行きたい‼️

○○)いいな、んじゃあ行くか

優佳)うん‼️

数十年後

○○)優佳〜‼️そろそろ行くぞ‼️

優佳)ちょ、ちょっと待ってよ〜‼️

○○)久しぶりの同窓会楽しみにしてたの誰だっけ？

優佳)だからごめんってば‼️

○○)嘘だよ笑

優佳)(｡･ˇ_ˇ･｡)ﾑｩ…○○がそんなこと言うと本当に聴こえるから辞めて

○○)はいはい笑

優佳)ねぇ、たまには歩いて行かない？

○○)確かにたまにはいいかもな

○○)んじゃあカップルの頃を思い出して

優佳)はいはい笑

END