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不良と狂犬 6話

教室

○○)よっ、恭弥

恭弥)おう、今日も来たな

○○)あったりまえよ、俺の由依を守らんとな

恭弥)残念だが、今日は小林さん休みだぞ〜

○○)休み?珍しいな

恭弥)熱らしいぞ

○○)ふ〜ん(熱か、大丈夫かなアイツ……)

恭弥)ははっ、気になんならセンコーに住所教えてもらえよ笑

○○)別にほっとけば治るだろ(聴こうかな……)

恭弥)なぁ○○

○○)ん?なんだよ

恭弥)”お前、小林のこと好きだろ?”

○○)は?なな、なんだよ急に‼️

恭弥)図星だな

○○)お、俺は恋は二度としねぇってき、決めてんだ‼️あ、あと由依は俺の女にする、そこに恋愛感情は必要ねぇよ💦

恭弥)けど、お前めちゃくちゃ顔赤いぞ?当てられて焦ってんだろ?

○○)な、何言ってんだ!殴んぞ!?

恭弥)じゃあ別の質問、お前は小林さんが他の男の彼女になってもいいのか?

○○)んなっ………よ、よくはねぇよ……

恭弥)小林さんと居て楽しいか?

○○)そ、そりゃあまぁ…………楽しいではある

恭弥)はい恋確定〜‼️

○○)だ、だからなぁ〜……あぁもう‼️うるせぇ‼️

オレはそのまま自分の席に座った

小林宅前

○○)結局来ちまった………はぁ、あの野郎覚えおけよ

俺は恐る恐るチャイムを鳴らした

由依母)いらっしゃい、あら君は?

○○)あ〜っと、小林の友人の白鷺○○っす

由依母)あら、わざわざありがとうね(由依の初恋この子なんだ)

○○)えっと、その……由依さんはもう?

由依母)まだあの子熱があってね〜、そうだ良かったら由依に会ってちょうだい‼️

○○)いや、俺は渡すもの渡したら全然……

由依母)良いから良いから、今お茶淹れるわね〜

○○)いや、ちょっ………まぁ、今日はなんもねぇし……別にいいか。

俺はそのまま由依の家にお邪魔した

○○)(なんか久しぶりに他人の家入ったな……)

由依母)はいお待たせ

○○)あっ、ありがとうございます……(由依のお母さん美人だな、由依の血筋お母さん譲りってわけか)

由依母)私、ちょっとお買い物に行くから由依のこと任せていいかしら?

○○)あっ、はい‼️ちゃんと見ときますんで

由依母)それじゃあお願いするわね

そう言って由依のお母さんは買い物に行った

○○)…………由依の様子でも見に行くか

由依の部屋

○○)………ふぅ(なんかめっちゃくちゃ緊張すんだけど……)

○○)お、おーい?由依〜?体調は大丈夫なのか〜?

俺がそう呼びかけても由依は反応しなかった

○○)は、入るぞ〜?

俺は緊張しながらも恐る恐る部屋に入った

○○)ここが……由依の部屋……

由依)ん…………白……鷺?

由依はゆっくりとこちらを見た

○○)あ〜その、センコーからの渡し物あるからその、届けに来たっつーか

由依)………あり、がと。

○○)お、おう‼️

俺は由依の机の上に渡す物を置いた

○○)(この写真、若い頃の由依……それとアイツか)

俺は机に飾っていた由依の幼い頃の写真を見ていた

○○)んじゃあ、俺は……

由依)ん……

その時、由依は俺の袖を掴んだ

○○)あ、その………由依?

由依)もうちょっと……そばにいて?

○○)あっ……わ、分かった。

俺は恐る恐る由依の近くに座った

由依)白鷺の手……あったかい……

○○)お、おう……(めちゃくちゃ由依のやつしんどそうだな)

由依)………あのね白鷺

○○)ん、ん?

由依)私ね………これからもずっと………白鷺 と………Zzzzzz

○○)ん?お、おーい?って寝たか……

○○)由依の寝顔………(それにこんな近くに顔が……)

由依)んん…………

○○)ちょちょ、由依!?

その時由依が寝返りをうち、俺はそのまま由依のベッドに入ってしまった

○○)(ちょいちょい‼️は、早く出ねぇと‼️)

俺はゆっくりと起き上がろうとした

由依)ん〜………‼️

しかし由依が半ば強引に俺を引き寄せた

○○)(や、やばい‼️ゆ、由依の唇がち、近い‼️)

由依)…………

○○)と、止まったか?(し、しかしどうすんのこれ……まぁ、起きたら説明するしかねぇよな……)

数時間後

由依)なな、なんでアンタが居んのよ〜‼️

○○)んあ?ふぁ〜……よお由依

由依)な、なにアンタ私のベッドで寝てんのよ‼️

○○)はぁ、お前な〜……由依がこうしたんだぞ?

由依)え、私が?

俺はありのままのことを由依に説明した

由依)え、えっと………ごめん///

○○)別に怒ってねぇからいいよ、それともう熱はいいのか?

俺はそう言って由依のおでこを当てた

○○)ん〜まだちょっとぬるいな……

由依)ち、近いってば‼️

○○)うおっ‼️

由依)あっ……

由依は俺を引き離そうとした時足を滑らせた

由依はそのまま俺に倒れ込み俺も床に倒れこんだ

目の前に見える由依の顔、ラフな部屋着、少し見えそうな由依の全て、俺は心がドキドキしていた

○○)は、早く退いてくんね?(か、顔あっちぃ)

由依)…………あ、あのさ○○

○○)な、なんだよ

由依)その………もうちょっとこのままで居ていい?

○○)は、は?

由依)あ、えっとその………(○○の全部感じたいだなんてやっぱり言えない!!)

○○)(ゆ、由依の胸が……や、柔けぇ……じゃねぇ‼️)ま、まぁ……好きにしろよ

由依)あ、ありがと///

何もない、ただ時間だけが過ぎていく

由依)その、もう……大丈夫だから……その、ありがとう。

由依はそう言って立ち上がった

○○)お、おう

由依)…………(やっぱり白鷺と居るとなんか変だか私)

○○)……なぁ由依

由依)な、なに?

○○)その、榛葉ってどんなやつだ?

由依)海兎?ん〜海兎は昔はクラスのムードメーカーで、誰にでも助け舟をだすヒーローだったかな

○○)ヒーローか(あの情報とは真逆だな)

由依)あっ、でも……

○○)でも?

由依)海兎が珍しく学校休んで、次の日学校に来た時の海兎………なんか変だった

○○)変ってのは?

由依)なんて言うんだろ……ん〜なんか笑顔が消えたっていうか、その………何か重いオーラを出てたような

○○)笑顔が……消えた?(アイツの周りで何か起きたってわけか……確かに略歴は普通の高校生だったが治療後から全てが変わっていた……)

由依)あのさ白鷺

○○)なんだ?

由依)私の気のせいで良いんだけど…

○○)ん?

由依)その、実はさ海兎には生き別れのお姉さんが居るんだって

○○)生き別れ?(生き別れ、そういえば友梨奈にも居たな……)

由依)私は海兎の幼馴染だけど、そのお姉さんとは会ったことなくて……それで、私考えてたことあるの

○○)なんだ?

由依)白鷺の彼女さんが死んだのって……

○○)友梨奈はまだオクタグラムが出来たてだったから……”5年くらい前だった気がする”

由依)………その、海兎が急に変わったのも”5年前なんだよね”

○○)なに?(友梨奈が亡くなったのも、榛葉がおかしくなったのも5年前……まさか)

由依)その、何かいいヒントになりそう?

○○)あぁ、ありがとう由依

由依)う、うん……白鷺の為になったなら良いかな笑

○○)○○でいいよ

由依)えっ?

○○)俺のことは○○でいい

由依)う、うん///

○○)それと……まぁ、その1つ謝罪を……していいか?

由依)謝罪?

○○)その……俺はもう、由依を俺の女にするとかって言うのはもう辞めたっつーか出来ないっつーか

由依)じゃあその、お友達的な?

○○)いや、その……(な、なに緊張してんだ俺は‼️)

○○)由依とは友達くらいじゃ俺自身が物足りねぇって感じで……その、由依とはもうちょっと……

由依)んふふっ、緊張しなくてもいいよ?

○○)あ〜っとつまりは、俺自身由依のことを異性として認識しちまっていて、モノとかそういうのでは捉えれてねぇってこと‼️

由依)何言うかと思えば異性って……(え?異性?友達とかだと、友達って断言出来るけどアイツはそうじゃないって……ま、まさか!?)

由依)あ、うん……じゃあさ○○、こうしない?

○○)ん?

由依)その、私が彼氏できるまで○○が私のこと独占って感じで

○○)い、いいのか?

由依)ダメなわけないでしょ?私はもう……○○こと、嫌いじゃないし///

その時由依の頬が紅く染まった

○○)(由依のやつ、照れてんのか?でもなんだ……心が弾む、心がドキドキしている……友梨奈みたいに、俺は……)



to be continued

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