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楽しい自分が聞こえてくる

最近、何かもっと楽しめないかな…うまく行かないことが多いな。暗いことが多いな..そう思うこの頃の自分。一度現実逃避したいな。 

少し身近に…落ち着けるものを… もっと明るくなりたい…

そんなこんなで考えていると、私は「サウンドオブミュージック」というミュージカル作品にたどり着いた。

簡単にあらすじを書くと、修道女見習いのマリアという女性が、トラップ大佐一家に家庭教師としてやってくる。この直前に一家は、お母さんが亡くなったこともあり、大変暗い雰囲気。家庭教師マリアは、温かい人柄と音楽を用いた教育法とし、悪戯大好きな子供たちと頑固な父に音楽を通じて、心通わせるようになり、次第に一家は大きな決断をするようになる。という物語だ。

その劇中で、ドレミの歌が流れる。様々な場所でマリアと子供たちが楽しそうに歌っている。ドレミの歌だけでなく、マリアが子供たちに辛いときこそ楽しいことを考えなさいと教えるときに歌う「私のお気に入り」。他にも、「エーデルワイス」など、歌がとにかくたくさん登場する。

この映画を見ていた僕も、歌がこんなにも心が明るくなるものになるなど、想像もしていなかった。物語としてというよりも、歌うことの大切さを勉強させられるそんな作品だった。中でも、印象的だったのは、辛い時こそ楽しいことを考えるということだ。自分としても、単純なことに見えるが、意外とできていなかった。

人が怖くて相談できない。まとめ方が分からない。自分の価値ある?最近よくこんなことを考えてしまう。でも、そんなときこそ、楽しんでいるときの自分がなんかそばにいてくれている気がする。それを考えただけで、目に熱いものが… 

しかし… 

「楽しい」はやっぱり一番素晴らしいものなのかな。

そんなことを考えるようになった。
最初は、外国が舞台だったから、ワクワク感が出ていたと思っていた。ただ、それもあるが、笑顔がたくさんあふれている。そこに、感銘した。
今ではそこから派生して、作品ではないが、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」などのジブリの音楽も聴くようになった。そこにも、隠された「楽しみ」があるからこそ、聞いていられる。

さあ、今から楽しいこと考えよっと!



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