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【クロノマギア】ルルナ 能力者と基本デッキ解説

こんにちは。

このシリーズでは、各キャラクターの基本的な解説をしながら、「L2枚、SR3〜4枚以下で作れる本格的なデッキ」の紹介をしていきます。クロノマギアで色々なリーダーを使いたくなった方、新たに始めるリーダーのベーシックなデッキを知りたくなった方にぜひおすすめです。

今回はルルナの紹介です。

数少ない『毎ターンMP回復量5』をもつ強キャラであり、クロノマギアの中で一番可愛いリーダーです(当社比)。かなり使いやすく、かついろいろなデッキタイプを持っているので、使えるデッキの幅を広げたい人におすすめしたいです。

☆基本ステータス紹介☆

初期MP
毎ターンMP回復
防御力/体力21
メインカードタイプ:獣・♠️・♣️

☆ルルナの基本性能解説☆

ルルナの強い点

MP回復が5である点。MP回復5は、よほど展開の速い試合でない限りは、ほぼ確実に相手に対してMP的に有利に立てる。使えるMPの絶対量が多いため、コストが高く強いクリーチャーを多く採用でき、動きが安定しやすい。
使いやすい属性が『♠️』である点。♠️のクリーチャーは4つの属性の中で最もバリエーション豊富で対応力があり、さらに単体のパワーもかなり高いため、それをメインに使っていけるルルナはクリーチャーの面で優位に立つことができる。

ルルナの弱い点

体力が全キャラ中最低クラスである点。防御力1の中では最も体力が少なく、またギアでダメージスキルを採用しづらいことから、相手に速攻をかけられてしまうと処理が追いつかずに削り切られてしまうことが多い。
初期MPが全キャラ中最低である点。MP回復量において圧倒的な優位があるのでロングゲームでは全く気にならないが、早いテンポで進むゲームの場合、初動での選択肢が乏しくなって不利になってしまうことがある。序盤をいかにうまく切り抜けられるかが勝負所だ。

☆デッキを作る際に気をつけなければいけないこと☆

ルルナのデッキ構築で注意しなければいけない点は、単体でのパワーが弱いカードをあまり多く採用しないことと、『挑発』『マジック挑発』を持つクリーチャーや、体力を回復してくれるクリーチャーを積極的に採用して体力の少なさを補うことだ。
ルルナは、MP回復量では圧倒的に他に対して優位に立っているが、その分相手のクリーチャーを効率よく処理できるスキルに乏しいため、強力なクリーチャーをうまく使って盤面での駆け引きに勝利していく必要がある。

☆基本デッキの紹介☆

ステルスルルナ

デッキ作成者:ナナリスさん twitter→@squ_FPS_PAD

ステルスルルナとは?
ギア1に採用されているマギアスキル『おすわり!』を使って♠️のクリーチャーにステルスをかけ、相手のクリーチャーを一方的に攻撃し破壊することで盤面での駆け引きに勝利していくデッキタイプ。ステルス状態では、効果などで全体ダメージを受けてステルスが剥がれない限り相手クリーチャーの攻撃を一切受けないため、相手が対策カードを積んでいない場合は一方的に勝利することができる。

☆基本の動き方解説☆
あらゆるスペードのクリーチャーにステルスをかける。特に『ペルセウス』や『猪八戒』は、ステルスされていないとすぐに倒されてしまうが、ステルスすると無類の強さを発揮するため積極的にマギアスキルを使っていきたい。

ステルスをかけた♠️のクリーチャー+『半神の英雄ヘラクレス』『大和の女王ヒミコ』でギア2『森からの刺客』
ルルナはアグロや盤面を無視した攻めの動きに弱いが、それをギア2の捲りスキルでカバーすることができる。相手のキーカードを捲って反撃の芽を潰そう。これを使ったターンはクリーチャーにステルスをかけられず、反撃を受けやすくなってしまうことには注意したい。ステルスをかけ続けたい場合は、『畳返し』をうまく併用して行こう。

そして、盤面の有利が完全に取れたら、ギア3の『にゃるてぃめっとふぁんぐ』を使って相手の体力を一気に削り切ろう。ただし、1ターンで相手を倒し切ることは難しいので、あらかじめ中盤での盤面の取り合いなどで隙をみて相手の体力を削っておく必要がある。

☆マリガン解説☆
『猪八戒』『玄武』『キマイラ』など初動で優秀なクリーチャーを確保して行く。先行ならば『畳返し』は1枚キープしておきたい。さらに、除去兼ステルス要員としての『デスバルチャー』や、『ヘラクレス』や『ヒミコ』など捲りの盤面を整えられるクリーチャーを引きに行く。

☆初動の解説☆
基本的には♠️のクリーチャーを相手より先にセットして先行してステルスをかけて行く。初手で出すカードは除去されやすいので、『猪八戒』を出すのがベストだろう。後攻であれば『キマイラ』を後出しして相手のクリーチャーを除去しながらステルスをかけにいくのが有効だ。

☆作成者ナナリスさんからのアドバイス☆
① ステルスは『毒』をかけられたときや、効果でダメージを受けたときに剥がれてしまいます。しかし、例えば『ペルセウス』は効果で毒無効、状態異常無効を持っているため、たとえ相手が『ヒュドラの毒』などで全体に状態異常を与えて来てもステルスしたままでいることができます。
『アイギスの盾』なども同様で、通常であれば1ダメージでも食らえばステルスが剥がれてしまうところを、3ダメージ以下なら剥がれずに耐えられるようになります。特にステルスルルナはランダムにダメージを飛ばす『邪竜 ヤマタノオロチ』を苦手とするので、アイギスの盾は使うタイミングをしっかり見定めて効果的に使用しましょう。
このように、相手によって有効なカードが異なるため、基本的な動きに慣れてきたら、マリガンなどでそれぞれの相手に対して有効なカードを選択する練習をしましょう。

ステルスルルナは、高いMP回復量とそれを存分に使った強力なクリーチャーの連打が強みになります。そのためそもそもデッキ自体が強くなければステルスルルナ自体の魅力も半減してしまいます。今回はデッキ作成の都合上泣く泣く入れるのを諦めましたが、例えば速攻であれば『疾風の獣戦士 アタランテー』、クローバーの人型であれば『最強の戦士タダカツ』など、ステルスルルナにおいて必須なカードがまだまだたくさんあります。ピースに余裕があれば、この2つは最低2枚ずつ入れてみることをおすすめします。

ルルナの紹介は以上となります。ルルナの主流は、今回紹介したステルスルルナ以外にも、『人型ルルナ』『獣ルルナ』というものがあります。どれも全く違うデッキタイプであり、それぞれに強みがあるので、総合してルルナはかなりやりこみがいのあるリーダーキャラだと言えます。
あと、400BPを貯めると褐色肌のルルナが手に入るので是非使ってください。可愛いので。

Special Thanks

ナナリスさん(@squ_FPS_PAD)
ホノカ使いのランカーの方です。最近はホノカがかなり冷遇されているせいで若干やさぐれています。『スクマギ』杯という、初心者も参加しやすい景品付きの大会を自主開催されているとてもクロマギ好きな方なので是非フォローしてみてください。