マガジンのカバー画像

オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

561
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

bond

たまたまと言ってしまえばそれまでなのではあるのでしょうけれど、これをbondと呼びたくなるのは仕方のないことだと自分自身を許しております。 なんなのかと申しますと、僕が朝起きる時間のちょうどその時間に、kittyが僕の眉毛をぺろりとしてくれまして、アラームよりもはるかに良い目覚めを与えてくれました。 普段、アラームが鳴るその時間より前に目が覚めて、朝の時間を楽しんでいるのでございますが、その朝は、二度寝を楽しみたくなり、起きる時間を念じながら眠りに落ちたのですが、kitt

定位置

以前よりトータルの床面積は狭くなりましたが、どーんと開けた一部屋を楽しめるお家でございますので、部屋の遠くのところで、kittyが壁にもたれかかりながら、くしゃと潰れた顔で眠りに落ちている姿をよく見かけるようになりました。 以前からどこでも眠るkittyだったので、その姿はよく見ておりましたが、距離が変わりましたので、遠くに見ると逆にその落ち具合とくしゃ感が強調されるようで、くすりと笑ってしまうときもございます。 眠る場所はベッドの上、という暗黙のルールとも言うべきものは

I’m home

以前のお家では、kittyが外を眺められる大きな窓がございましたので、kittyは僕たちの帰りをそこで待っていてくれることが多く、また、そこにいないときでも、階段を登る足音で、玄関まで来て、みゃーおみゃーおと元気いっぱいに迎え入れてくれておりました。 ですが、今回のお家は、外を眺められる窓はあるものの、僕たちの帰りを確かめられるような窓ではございませんので、kittyは視覚的に僕たちの帰りには気づくことはできません。 また、足音に関しましては、階段から少し遠い、フロアの真

不安な夜

引越しシリーズがこれから続いていきそうですが、今回も、引越した影響のお話の一つでございまして、夜中のkittyの行動の変化について。 これまでのkittyは夜中一人でパレードを楽しむか、すやすやと僕たちの足元で眠るか、そのどちらかが主だったのですが、引越してからこの二日間は、眠る僕たちの顔を、時間をあけて何度も何度も舐めるようになっております。 朝起きて、彼女も僕も、Did he lick your face? Yeah so many times、と断続的に目を覚ました

環境変化

先日、引越しをいたしまして、環境が変わりますので、彼女も僕もまだ慣れてはいないのですが、kittyにとってもそれはそれは大きな環境の変化で、とても困惑しているようでございます。 引越してからの数時間はずっとベッドの下に隠れていて、出てきたと思ったらまたすぐにベッドの下に戻って行って、水も飲まず、ご飯も食べず、トイレにも行かず、kittyの体調を心配しながら就寝の時間を迎えました。 朝起きて、すぐさまkittyの居場所を確認いたしましたが、ベッドの下で一晩を過ごしたようで、

お買い物

彼女のお買い物スタイルはkittyと似通うところがあるように感じております。 kittyは家中を歩き回っては新しいものを見つけると、くんかくんか興味深そうに点検していきますが、彼女はスーパーに行くと、訪れた回数に関わらず、スーパーのセクションというセクション全てを興味深そうにうんうんと確認していきます。 僕は、必要だと感じて買いに行ったもの以外は、基本的に見向きもせずにお買い物を終えてしまいますが、彼女とともにお買い物に行くときは、彼女のうんうんという確認に合わせて、僕も

挨拶

kittyはおかえりの挨拶はずっと盛大にしてくれておりますが、最近、朝の挨拶も覚えたようで、目覚めた彼女がベッドの上から近くに寄って来たkittyにhi babyと挨拶をすると、kittyも小さく、みやっと返しております。 通じ合っているなあ、僕は側から驚きと感動を覚えながら眺めているのですが、この調子で暮らしていくと、挨拶以外にも、彼女が夜な夜なkittyに話しかけているときにも、kittyが相槌を打ったりするのではないかとわくわく期待感も芽生えてきております。 僕はも

完璧さ

kittyのポジション取りは多くの場合完璧だとしか言いようのないものなのですが、睡魔の中でも一段と強烈な睡魔が襲ったときには、完璧さが崩れてしまうようでございます。 どこに行こうとも、どこでくつろごうとも、首をひねれば必ず視界に入るところでぐでーと寝転がっているkittyでございまして、いつも見られるところにいてくれて愛おしさ溢れる状況。 ですが、それが崩れてしまうときというのは、多くの場合早朝で、早起きの僕とともに起きてきて、ストレッチをしている僕を見ながら、お気に入り

親子

彼女が休みの日、たまにkittyとの2ショットを送ってきてくれるのですが、先日送ってくれたものが、勇敢なパートナーとアドベンチャーに出かける映画のワンショットのようなものでございまして、見た瞬間お気に入りの一つとなりました。 長くともに時間を過ごすと性格が似てくる、とは言いますが、見た目も似てくるものなのですかね。 それとも、初めから似ていたのかもしれないですが、彼女の大きな目とkittyの大きな目の開き具合、何かを興味深そうに見つめているときの口元、絶妙に重なるところがあ

賑やかさはどこへやら

ハッピータイムは深夜、僕たちが眠りに就いてからやってくる、そのようなある程度規則正しいスケジュールを、kittyはここ最近持っていたのですが、先日は、ずれがあり、夕方頃にハッピータイムを迎えておりました。 いつもなら、みゃーおみゃーお、だだっだだっ、鳴いて走って大忙しのハッピータイムへの助走なのですが、その日は眠た過ぎたのか、くつろいでいた床からさっと身体を起こして、少しばかりの早足でトイレへたどり着き、ががっと最低限の掘りで場所を定め、ハッピー。終わると、またしてもががと

morning

抱っこが好きなkittyであることは明白なことで、なんの説明もいらないところなのでございますが、なにかを抱っこするのは、抱きしめるのは好きなのかどうなのか、最近の気になるポイントでございます。 kittyが眠っているときに、ぐーと自らの体を抱きしめるような仕草を見せることがたびたびございますので、好きなのではないかな、そう思うわけでございますが、実際になにかを抱きしめているところは見たことはございません。 また、kittyが眠っているときに、kittyのお腹に腕をくっつけ

butt

綺麗なお尻をしている、なんてkittyが褒め言葉として受け取ってくれるかどうかは分かりませんが、彼女はたびたび、beautiful buttだと僕に見るように促してくれたり、写真を送ってくれたりします。 始めこそ、セピア色のなだらかな丘のような牧歌的な雰囲気を感じておりましたが、彼女のbeautiful buttだという言葉を何度も耳にするにつれ、たしかにbeautifulなのかとしれないな、そう感じ始めております。単純。 何度も同じ言葉を耳にすると、異分子でしかなかった

色気

いつもいつもboyと呼ばれているkittyでございますが、先日、いつになく色気のある姿を見せておりまして、もうboyではないのかな?そう見つめ続けざるを得ませんでした。 身体がフィットするような狭いスペースが好きなkittyは、良さそうなスペースを見つけますと、躊躇なくそこへフィットしに行きます。 最近のお気に入りは、二段の小さな棚の一段目なようでございまして、初めてそこに入って以来、たびたびその中に入っているkittyを目撃いたします。 You found a new

summer style

びよーんと長くなるのがkittyのsummer style。 ではありますが、そうなるには少しばかり早いような気もいたします。 風が爽やかに吹き抜ける部屋にいようとも、びよーんとしておりまして、そこにいることに気がつかず、ふと目を向けたときに、長っ、そう思うこともまだまだございます。 そうかと思えば、風に吹かれ過ぎて、ひんやりとしてきたと見えると、お気に入りのbread chairにくるくる丸まり寝始めることも。 僕はそんなときは、軽いブランケットを、足先からお腹にかけ