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推しルームスプレー、再び。

もろタイトル通りだが、推しルームスプレーをまたcoccolareさんにお願いしました。やったぜ。

前回の記事でも申し上げましたが、人におすすめする文章がとても苦手なので、一人のオタクの感想文としてお読みください。詳しいこともお店の方に聞いたほうが確実!!

んで、今回はですね、前回も迷って迷ってFF14の自機にしたわけなんですが、今回も迷いに迷って、Twitterでフォロワーにどうしよう!?ってアンケートまで取っておいて、

こんな結果まで出しておいて、頼んだのは文アルの坂口安吾。順番ですよ順番…仕方ないよね…ほしかったし…。
というわけで今回も注文してオーダーシート書くのにフォロワーに絡んでうだうだ言って書き上げました。作業にご協力いただき、私のダイレクト坂口安吾作品マーケティングにお付き合いくださったフォロワーには大変感謝しております。
今回のオーダーシートがこちら。(多分に個人の見解、なるべく史実の確認をしながら書きましたが史実の誤認を含んでいる可能性がございます。ご了承ください。)

・「侵蝕者」と呼ばれる存在から文学を守るために、アルケミストであるプレイヤーが転生させた「文豪」の一人。公式から年齢は提示されていないが、おそらく20代の外見で身長184センチの男性。
・破天荒で細かいことは気にしない豪快な性格…と公式で言われてはいるが、部屋の片付けをしないところや、オリジナルの「安吾鍋」を作るときに味見をしないなどのところに現れている。堕落することが生きるコツと説きながら、どうしようもない孤独を抱えていたり、のらりくらりと部屋の片付けやなんやかんやをかわしながら、負けず嫌いで何度も碁の勝負を挑みに行ったり、現実に対しては冷静で、人に対しても比較的細やかに気を配る面があるように見える。
・「無頼派」と言われる派閥の中では長男のような立場で他の二人(太宰治、織田作之助)の面倒を見たり…というところもあるが、坂口本人も酒の飲みすぎで闇の女の幻覚を見てオダサクに助けを求めたり、もうひとりの無頼派、檀一雄に酔って暴れたあとの介抱をしてもらっていたりなど、仲間たちとは悪友兼相互補助のような関係。権威や目上にはすこし批判的だったり挑戦的だったり。
・グラサンをかけているがその奥にある目の色は夜空と桜の色をしていて、個人的にはそれに狂わされているところはあります。
・外見に関して言えばタレ目で多少童顔気味なところがあり、ゲーム内で誕生日に課金すると見られる限定回想の中で無理やり部屋の片付けをされていたのを見て、史実の弟成分を拾っているな…と思っています。
・元ネタが実在の文豪ですが、元ネタも元ネタで地元ではガキ大将、上京してからの事故で神経衰弱、治すために3時間睡眠で打ち込んだ語学で鬱になる、付き合いのあった人々の様々な理由の死、自らも酒と睡眠薬の中毒になり、精神病院に入院させられるなど、史実のご本人も大概破天荒。そこから要素を抽出してキャラクターになっているので、どうしてもご本人と重ねて見てしまいます。
孤独を見つめ死を見つめ時代を見つめ、病や自殺した仲間たちのことも見つめ、それでも厳しく優しい随筆、評論、小説を残しています。
これもまた個人的な話ですが、読んでいると隣で読み上げてくる、もしくは講談師のように目の前で話し出す印象があります…。

はいオタクの妄言終わり。
とにかく書き上げてメールを送り、二週間ほどお待ち下さいというお返事をもらって、寒さで鼻やら胃腸やらをめちゃくちゃにされながら年末の物量で襲いかかる仕事を終えて帰っていたある日。
家族「そういえばなんか来てたよ」
来てた!!

今回も早速ストーリーシートを読んで床に倒れ込む私!!
(あっふーん……なるほどね……?なるほど……?
……嗅いでねえ!!
嗅ぎました。
最初に桜餅みたいな匂いがして、それがずっと一番象徴的に香ってるんだけど、あるタイミングで一気にスッと消えてしまって「へっ、ぅゎ」とか変な声が出ました。
ルームスプレーの特徴として匂いが長く続くわけではないっていうのがあるとはいえ、多分そんな速さでは流石に消えないとは思うのですが、私の鈍い嗅覚が感知できる範囲からスッと消えてしまって、オーダーシートに書かなかったけど、「桜の花が散るように消えそう」「呵々大笑していたのをついさっきまで見ていたのに一瞬目を離したすきにどこにもいなくなってそう」という極々個人的なイメージがここで実現してしまい……おお……。
もっと細かくいえば桜餅だけじゃないんだけど、桜餅から連想される桜とその後のなんだ、スン…って、なんか笑ってたのが無表情になる感じというか、遠くを見始めてしまう感じ…?「桜の森の満開の下」なんだなあ…みたいな感情になる。「彼自らが孤独自体でありました。」っていう…。
今回も寝る前に一吹きしていこ…。

改めてストーリーシート。
今回は
・トンカビーン
・ピンクペッパー
・スターアニス
・パチュリ
とのこと。はい…なんもわからんので調べます…。

あの桜餅の匂いはトンカビーンズだったんですねえ…。文アルの坂口安吾は目が特徴的で、夜空に浮かぶ桜の色合いなんですよ。日本語めちゃくちゃか?それを拾ってもらって見事にギャ…と悲鳴を上げてしまいましたからね。上げてない。
あとは材木としてのトンカ…あー、クマル…?は耐火性が高い木材みたいですね。ツヨイ!!
ピンクペッパーはその名前からすると胡椒とかの方に近いのかと思いきや違う植物!!こちらは性格面のエッセンスとして入れてもらったんですね…なるほど…これ単品もかいでみたいな。理解が深まりそう。
ピンクペッパーの木…つまりコショウボクの方も調べたんですが、近年抗うつ作用を持つことも発見されたらしく、なんとなく…こう…実に無頼派向きじゃないですか…。
スターアニスはお酒のイメージでということだったんですが、これ単体の匂いを知らないと判別も出来ねえ!!嗅覚が弱くて匂いの強いものもほとんど持たなかったのが仇になったな…。八角も家になかったのでこれも今後機会があれば…。
余談ですがスターアニスはトウシキミというシキミ属の木で同じシキミ属の木には有毒種が多いようですね。こわ…。
最後にパチュリ。これがきっと桜の木の下の「孤独」と思った正体なんだろうなと思いましたね…。「墨汁の香り」と表現されてるのも見たのでもっと鼻が良ければもしかしたらインクとか…「作家」の匂いをはっきり感じられたのかもしれない…でもいい匂いなので…うう…。

今回の結論:解釈深読みオタクに推しルームスプレーは効く。
最高だったのでまたお願いしようと思います!!今度は熱が冷めてなければTRPGの自機だ!!

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