<MBTI>各タイプが闇落ちした時に見せる態度

 今回は、mbtiシリーズの第2弾として、各タイプが闇落ちするとどうなるかを考察していく。

 この記事での闇落ちの定義として、仕事や人間関係などで強いストレスに晒され、普段見せている面とは別の一面を覗かせた時とする。要するに病んでいる時。基本的に筆者が周囲の人間を観察して得られた情報を元に考察していく。

ESTJ

  ESTJが闇落ちすると、健全時の短所であった人に対する厳しさがより前面に出てくる。SJ型の思考として、彼らの中に守るべきルールや規律が存在しており、それを守らない他者に対しては非常に冷淡に対応する。特にESTJはET型のため、その攻撃性が周囲に向き、口うるさい小姑と化してしまう可能性が高い。ネチネチ言われるのも面倒くさいので、光落ちするまで距離を置こう。

ESTP

 闇落ちしたESTPは、周囲の人間に対して非常に攻撃的になる。気に入らないものに対しては、見境なく攻撃してくるかもしれない。場合によっては敵対的な行動を取っていなくても攻撃してくる可能性があるため、光落ちさせる自信のある人以外は、近寄らない方がいい。というか、この状態のESTPに近づくのは身の危険を感じる。

ESFJ

 ESFJは、自分はこんなにも尽くしているのに、頑張っているのに上手くいかない、誰も認めてくれない。そんな理由から闇落ちして、悲劇の主人公を気取ってしまうESFJを何度か見かけたことがある。感情的になりすぎるあまり、極端に論理性を度外視した思考に陥いる傾向がさらに強く現れる。

ESFP

 ESFPの快楽主義的な側面が、より前面に出てくる。自分にとって快楽となるものに対してより依存的になり、不快に対しては極端なほど冷淡、淡白に接するようになる。衝動的な行動も増え、考えなしの衝動買いの結果、貯金がほとんどなくなってしまうこともあるかもしれない。ESFPに不快認定された場合、太陽のような笑顔の裏にある冷酷さを身をもって体感することになるかもしれない。

ISTJ

 闇落ちすると上手くいかないストレスから、I型でカモフラージュされていた人に対する厳しさが前面に出る。ESTJに近づくと考えるのが正しいのかもしれない。元々リスクを取ることは好まないが、より極端に保守的になり、リスクを取るべき局面でも安定択を選ぶ傾向が強くなる。

ISTP

 闇落ちすると冷淡でドライな一面がより前面に出る。デフォルトで身に纏っている話しかけるなオーラがさらに強くなり、威圧感のあるボッチと化す。それを無視して話しかければ、言葉をオブラートに包むことを忘れたISTPから悪意のない冷たい言葉が飛んでくるかもしれない。
 

ISFJ

 普段は周囲に対して柔和な笑みを見せているisfjだが、闇落ちすると笑顔がなくなり、全身にネガティブなオーラを身に纏うようになる。より保守的な傾向が強くなり、自分の殻に閉じこもってしまう。

ISFP

 闇落ちすると人を信じられなくなり、ISFJ同様人との間に壁を作る。また、衝動性も強くなり、衝動買いなども増えることから、経済的な面でも問題が出てくるかもしれない。

ENTJ

 上手くいかないイライラから、人を遠ざける傾向がある。攻撃性も健全時より強くなり、下手な事をすればその逆鱗に触れ、強い口調で攻撃されるかもしれない。下手な励ましは逆効果で、お前に何が分かるのかと逆に火に油を注いでしまう。ESTPと同じく、この状態のENTJからは距離を取ろう。

ENTP

 人とは距離を置き、意外にも自信の喪失から自分の殻に閉じこもってしまうことが多い。この状態でも、ENTPらしく弁は立つが、口だけで行動を起こす気力が失われてしまう。

ENFJ

 闇落ちすると、普段の積極性が嘘のようになくなり、自己否定の悪魔と化してしまう。NF型特有の理想の高さが悪い方に作用し、理想と現実のギャップに絶望してしまうことも多い。元々、論理性を重視するタイプではないが、この状態になるとそれがさらに顕著になり、極端に感情的になりやすくなる。J型の真面目さゆえ、逃げるという選択をすることも難しい。

ENFP

 ENFPの隠れネクラな部分が顔を出し、神経質な被害妄想の悪魔と化す。社交の場では表面上明るく接するが、本当の自分を誰も分かってくれないという苦しみから、自分の部屋に引きこもりたくなることもあるだろう。元々計画性があるタイプではないが、この状態ではそれがさらに顕著になる。ENFPの明るさという一面だけを見るのではなく、隠れネクラな部分も認めてあげることで、 彼らは救われるのかもしれない。 

INTJ

 普段から愛想がなく、交友関係も広いわけではないので、闇落ちしていることに気づかれにくい。普段の神経質な部分がより強くなり、細かいことでも批判してくる姿勢から、周りの人間が離れて行ってしまうことも多い。完璧主義的な傾向もあるため、NF型とは別ベクトルの理想と現実のギャップに苦しんでしまうかもしれない。

INTP

 普段からINTPの頭の中で渦巻いている膨大な思考が自己否定に変わり、INFPのような繊細さが顔を出すようになる。T型だが意外とメンタルが弱く、人の目を気にしがちなため、その繊細さが前面に出て、INFPに近くなるように見えるのかもしれない。

INFJ

 全タイプで最も闇落ちしやすいのはINFJかもしれない。NF型の理想の高さに加え、J型の真面目さのせいで逃げ出すことも難しい。I型の思考量の多さと内省的な性格から、闇落ちすると自己否定の感情が非常に強くなる。INFPの筆者も生きづらいと言われることが多いが、INFJを見ていると彼らほどではないな、と思ってしまう。INFJがいつにも増して物憂げな顔をしていたら、闇落ちの前兆かもしれないので、積極的に話を聞いてあげよう。

INFP

 闇落ちすると、ひたすら自己否定を行う。自分なんて必要ない、生きている意味がない。そんな思考を一通りして疲れ切った後、突飛な発想で自分がこの世から消えて苦しみがなくなることを妄想する。INFPの根は構ってちゃんで、何も言わなくても周囲が自分の変化に気づいて欲しいと思う傾向がある。しかし、変化に気づいて相談に乗ってあげると依存的になり、メンヘラになる可能性もあるので注意が必要である。

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