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足のむくみ、歯科検診、加熱食

6月19日(月曜日)

6時、採血と点滴。看護師が病室に入ってくるまでぐっすり眠れた。点滴が終わるタイミングで検温、パルスオキシメーター、血圧測定。熱は36.4℃で平熱だった。少し頭が痛い。今日は歯科検診の予定だ。

8時朝食。食事の前に体重を測ったらまた増えていた。足もむくんでいるし、治療薬の副作用だと思う。ご飯と切り干し大根の煮物、味噌汁、厚焼き玉子。切り干し大根の煮物がしみるので残した。今朝はベサノイドがなかったが、バクタ錠、ランソプラゾール、整腸剤、ファンギゾンシロップ、歯磨き、目薬、口内炎の薬を一式。

9時点滴。点滴中に主治医が来て、今朝の血液検査結果を説明してくれた。病気の細胞が分化して増えてきているので、浮腫や発熱が起きやすいという。数百しかなかった白血球は千いくつまで増えてきているらしい。明日にはそれが2〜3千に増える見込みだそうだ。明日の血液検査次第で抗がん剤治療を始めると言われた。2週間くらいすると髪が抜け始めるらしい。医療用帽子を買わなくては。カツラは後回しだ。主治医がいなくなってから眠ってしまった。

10時に点滴が終わり、胸のレントゲンを撮影することになった。病室までレントゲンを撮影する機器を持ってきてくれて、ベッド上で撮影終了。その後、車椅子で歯科レントゲンを撮影しに行った。別のレントゲン室から小さな男の子が「いやだ!こわい!ママの抱っこがいい!」とギャン泣きする声が聞こえてきて可哀想だった。気の毒に腕を骨折したようだ。

病室に戻ってしばらくすると看護師が利尿剤を持ってきてくれた。浮腫を取るためだ。抗生物質が良く効いているので、今日の昼は抗生物質の点滴をしないことになった。ベサノイドを昼、夜、就寝前に飲むよう指示があった。ネットで医療用帽子と、下着を何枚か購入した。

12時昼食。ここにきて初めてのパンだった。パンなのにおかずが海鮮あんかけだった。パンを優先しておかずを盛大に残した。パンには蜂蜜を塗って食べた。ベサノイド、整腸剤、ファンギゾンシロップ、歯磨き、目薬、口内炎の薬を一式。

13時半、検温、血圧、脈拍、血中酸素濃度を測定。抗生物質の点滴はなしで、14時の輸血の前に抗アレルギー薬を点滴。これを前投薬というらしい。全投薬だと思っていた。抗アレルギー薬の点滴中、眠くなって寝てしまった。利尿剤のせいでトイレが近い。血小板輸血を開始後、歯科医師が往診にきてくれた。口腔内をチェックし、虫歯はないので白血病治療に専念するよう言われた。輸血中に夫が頼んでいたものを持ってきてくれた。爪切りなどと一緒に、シャトレーゼのフルーツゼリーと牛乳プリンを買ってきてくれたが、牛乳プリンに乗っている生ホイップクリームがNGと言われ返却となった。生のもの、発酵食品などは食べてはいけないらしい。今日から「加熱食」という食事が出されることになった。オレンジゼリーを食べて満足した。

16時頃、ソーシャルワーカーの人が病室へ来た。「限度額適用認定証」についての話を聞く。会社へ連絡を入れたところ、すでに社労士を通じて申請済とのこと。素晴らしい。自宅へ認定証が届き次第、病院に提出すればよいだけとなった。休職中の給料も傷病手当金として支給されるようなので、お金の心配はなさそうだ。よかった。保険の担当者にも連絡し、転院前の入院給付金申請を進めてもらうことになった。

18時夕食。ご飯、鶏の照り焼き、マッシュポテト、すまし汁、野菜の副菜を完食。食後、ベサノイド、バクタ錠、整腸剤、ファンギゾンシロップ、歯磨き、目薬、口内炎の薬。今日は抗アレルギー薬でフワフワしてしまったので、シャワーは中止した。

21時抗生物質の点滴。兄からLINE。就寝。