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コロコロ登場

7月5日(水曜日)

生理2日目の夜という緊張感はあったが、止血剤が効いて出血も落ち着き、朝までゆっくり眠ることができた。少しだけ胸苦しい。

5時半、採血。
6時、検温、血圧、血中酸素濃度、体重測定。体重が500g増えた。貧血を起こさないように慎重に動きながら、歯を磨き、顔を洗って廊下へ出てポットにお湯を汲んだ。抜け毛が増えてきたのでコロコロを使ってベッドを掃除。今日の見出し画像は、新メンバーのコロコロにした。

8時、朝食。ご飯、具なし味噌汁、玉子の蟹あんかけと思われる謎ペースト、ウィダー。ご飯を味噌汁に入れて柔らかくして食べた。謎ペーストは残し、ウィダーでカロリー摂取。食後にベサノイド、バクタ錠、酸化マグネシウム、ランソプラゾール、アシクロビル、ファンギゾンシロップ。

9時、主治医回診。昨日の朝は2万/mm3だった血小板の数値が一気に4000/mm3まで下がってしまったらしい。入院以来の最低値を更新。「血小板輸血不応」の原因となる自身の抗体については、白血球の抗体は特定できたが血小板の抗体が特定できないという。今できることは、特定した白血球の抗体に対する抗原を持たない血小板輸血に絞り、その場しのぎの輸血をすることだ。しかし新たな輸血は抗体の産生を促すことがあるため、やり過ぎもいけない。血小板の抗体特定については時間がかかりそうだ。白血病の治療が進み、骨髄で正常に血小板産生ができるようになればいいのだが。とにかく早く生理が終わってほしい。

10時、ステロイドを点滴。点滴後、胸部レントゲン撮影。撮影後、カテーテルを保護してもらいシャワー浴。シャンプーをしたら髪が抜けまくった。排水溝が詰まるのではないかと心配になり、看護師さんに報告。体にはまた痣が増えていた。

11時半、止血剤を点滴。

12時、昼食。ご飯、具なし味噌汁、ミートソースっぽい謎ペースト、牛乳。謎ペーストは残した。食後にベサノイド、酸化マグネシウム、ファンギゾンシロップ。

14時、抗アレルギー薬を点滴。続いて血小板輸血。
16時に輸血が終わり、17時に採血。血小板の数値は3.4万/mm3まで回復した。うまく適合したようでよかった。
胸苦しさとたんこぶの痛み対策で、カロナールを内服。

18時、夕食。ご飯、具なし味噌汁、アジフライを粗みじんにした謎料理(大根おろし添)、かぼちゃ煮のペースト。アジフライは身と衣が分けてあって、衣の部分は全く食べられなかった。看護師さんに入院から今日までの血液データを出力してもらったので、食事をしながら数値を見て、その時の自分の体調を思い出し、「ふむふむ」と納得した。血液内科病棟の看護師さんの中に1人血液のエキスパートがいるらしいので、数値の意味や見方をもっと詳しく教えてもらおうと思う。食後にベサノイド、酸化マグネシウム、ファンギゾンシロップ。


昨夜、このnoteの存在を会社の人たちに公開したので、一気にPVが上がった。チームメンバーからは、癒し効果抜群の「猫の画像供給(保護猫)」までいただいて、感謝しかない。

noteを読んでくれる皆さんのおかげで、退屈な入院生活にハリがでます。
読んでいただき、ありがとうございます。
必ず治せると信じて、治療頑張ります。