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寛解導入療法/抗がん剤治療3日目

6月26日(月曜日)

眠剤を飲めばよかった。夜中1時に目が覚めてしまい、抗がん剤の副作用で吐き気が酷く眠れなくなってしまった。浅い眠りで見た夢は走り回る夢で、ものすごく疲れた。

5時、採血。歯を磨いて顔を洗い、廊下へ出てポットにお湯を汲んだ。
6時半、検温、血圧、血中酸素濃度、体重測定。また体重が増えた。

8時、朝食。ご飯、味噌汁、玉子焼き、煮物の小鉢。吐き気で食欲がないが、頑張って完食。食後にベサノイド、バクタ錠、酸化マグネシウム、ランソプラゾール、アシクロビル、ファンギゾンシロップ。左腕から抗生物質の点滴。

9時、主治医回診。白血球の数が13000で高止まりしたそう。抗がん剤で病気の細胞を壊しつつ、同時に分化も進んでいる状況とのこと。むくみで体重が増えているため利尿剤を昨日の倍量服用することになった。今日は血小板輸血ではなく、血液凝固因子の輸血をするらしい。回診後、吐き気止めの点滴を開始し、30分後に赤色の抗がん剤ダウノマイシン。ダウノマイシンの投与は今日で最後だ。途中で胸部レントゲンをベッド上で撮影。血液凝固因子の輸血が届いたので左腕から輸血。カテーテルのルートは抗がん剤が2本ドッキングされているので全部で3本。管だらけだ。夜中から投与していたキロサイドの液パックも交換。夜眠れなかった分、午前中はウトウトして過ごした。

夫からLINEがあり、昨日熱があったという息子は今朝平熱に戻り、無事登校したらしい。退院したらマリオカートを一緒にやろうと息子に約束した。

12時、昼食。ロールパン、サラダ、煮魚、フルーツ杏仁。食欲がない。最初にフルーツ杏仁を食べて、牛乳を飲むことでなんとか完食。そうめんとかツルッとしたものが食べたい。煮魚とパンはきつかった。

15時、輸血終了。アレルギー反応が出なくてよかった。夜眠れなかったせいでどうしてもウトウトしてしまう。昼夜逆転しないようにゼリーを食べて目を覚ました。ネトフリを見ていたら、看護師さんに「少し廊下を歩いてみませんか」と言われたので、無菌室の廊下を何往復か歩いた。足のむくみも酷いが、筋力が低下している。ちょうど廊下で主治医に会ったので少し話した。吐き気止めの副作用で便秘になってしまったので下剤を処方された。

18時、夕食。ご飯、お吸い物、煮物の小鉢、チーズはんぺんフライ。最初にお吸い物を食べることでなんとか完食。食後にベサノイド、バクタ錠、酸化マグネシウム、ファンギゾンシロップ、ピコスルファートナトリウム(下剤)、歯磨き。今日は眠剤をもらった。21時までテレビを見ながら足のむくみをマッサージして過ごした。

21時、抗生物質の点滴。
23時半、抗がん剤キロサイド(シタラビン)を新しいパックに交換。眠剤と吐き気止めを服用して就寝。