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暗黒界のすゝめ


  1. 初めに

  2. 暗黒界の強み・弱み

  3. デッキリスト

  4. 各種カード紹介

  5. 所感

1.初めに


初めまして。マアと申します。
この記事の目的は2011年3月環境を楽しめる寒波亭さんの大会において使用している暗黒界のテーマについて感じた事などを纏めた記事となりますので何か気付きになれば幸いです。またnoteは初めて触るため読みづらい所などありましたら申し訳ありません。


2.暗黒界の強み・弱み

"強み"
2011年環境において暗黒界の強みは大きく表すなら下記の2点です。
①グラファが2700or3000打点の為、倒すには相手に複数枚求める事
②暗黒界の門、グラファssによる相手に依存しない1枚のアドバンテージの確保

①は墓地にグラファ、ハンドに暗黒界モンスターがいればこちらは1枚のアドバンテージを稼ぎつつ2700打点を用意できますが、この環境で2700打点をモンスターで処理するとなると複数枚必要な事が多く、各デッキ毎にパターンは限られてきます。という事は他のデッキよりも罠の当てどころが絞られてくる為より効果的にカードをプレイするとこができます。

②は1枚のアドバンテージが重要視される2011年環境において、相手依存無しに自らアドバンテージを捻出できることは何よりの強みです。
事実上位デッキにはこの要素がほぼ含まれています。
六武→結束、門
カラクリ→解体新書、無零怒
ガジェ→ガジェ各種、貪欲な壺
等々

"弱み"
①捨てるカードと捨てられるカードの2枚を持たないと機能しないデッキ特性の為、事故率が高く動き出しが他のデッキよりも遅い。
②魔法カードと手札から墓地にモンスターを捨てる効果に強く依存している為、メタカードが直撃しやすい。

①②共にこれは暗黒界の永遠の課題で暗黒界のモンスターのみ引いてもバニラモンスターと何ら変わらず、また手札を捨てる効果を持つ魔法カードを引いても打つだけ-1枚のアドバンテージの喪失しかならず、他のデッキよりも噛み合わせの強いデッキです。
綺麗に回った場合デッキパワーは他のどのデッキよりも高い為、負ける要因は上記の2点が大多数を占めています。

この強み・弱みを強く意識した構築を作りました。
こちらです。

3.デッキリスト

4.各種カード紹介

ここでは他のリストと少し異なる部分のみを記載します。

最近の環境のMVPです。前述した暗黒界の弱み①であるカードを溜め込んでいく間にライフを詰められて負けを1枚で解決してくれます。
このカードを置くだけでなんとガジェットのみ絡めた代償展開も止める事ができます。(ランク4に死霊横を倒せるモンスターが存在しない)
また場持ちの良いレベル3のためブラウと混ぜてランク3を作りつつ能動的に墓地に悪魔を貯める事が出来るのもポイント高いです。
またここがキモですが、サイドチェンジ後は道連れケアの為、魔法・罠を全伏せするプレイが主流となっており、残ったハンドのヂェミナイデビル・DDクロウを、死霊の直接攻撃によって狙い撃ちできるメリットがあります。2011年の手札誘発ケアは死霊で行います。その為死霊の攻撃を見届けてから動くようにした方が賢明である場合が多いです。
※カラクリが増えたら攻守変更するだけで簡単に処理される為その場合は要検討要因です。


暗黒界の強制脱出装置は攻守一位のカードとなります。
基本的にグラファをモンスターで処理してきた場合、基本的にはシンクロ・エクシーズを要求する為、脱出装置で2-1交換を取る事ができます。
それだけなら他の除去罠でも言える事ですが脱出装置には下記2点の役割があります。
1.先出のナチュルビースト・ショックルーラに対して有効札である
2.グラファに対して撃たれる奈落、幽閉に対してエスケープしつつハンドに抱える事ができる

上記2点とも前述した暗黒界の強み・弱みに大きく影響する為個人的には必須であると考えています。
ハンドによってはグラファの2枚目を用意するまでに時間を要する事もある為、グラファを大事にプレイをする事は勝率を上げるためには必要であると考えます。


これが一番考えたかもしれません。
今の環境において非常にマッチしたカードです。
理由は下記の3点です。

①グラファに打たれる奈落・幽閉を避ける事ができる。また2枚とも発動タイミングが異なる為同名カード複数持ち以外は直撃しない。

②現在のトップシェアデッキは罠カードから展開する事もあり妨害札としても機能する。
六武→活人剣術
TGタッチ系→トゥルースイリンフォース
ガジェ→代償
等々

③サイドチェンジ後に搭載される[砂塵の大竜巻]を無効にしつつ展開する事が出来る。

例)暗黒界の門起動→相手:砂塵発動→トラップスタンで無効→その後の展開はトラップスタン中の為グラファが奈落幽閉を踏む事なく展開可能

個人的にはここがとても重要で、サイド後だと門の通りが格段に悪くなるため、暗黒界モンスターを回すのも難易度が上がります。その状態で奈落幽閉を踏むとリカバリーが効かなくなりそのまま負けになるパターンが多かった為、それを1枚で解決できるこのカードは非常に有用だと考えました。
基本的に腐ることはないですが、サイドのすっぱ抜きはスペルスピードの関係上直撃します。

5.所感

運だけジャカジャカデッキと揶揄されるデッキでもありますが、考える事も多く楽しいデッキですので多くの人が触ってくれると嬉しく思います。
※本当は採用カード全部話したいのですが、思った以上に文章化が難しく文才がない事に萎えたのでここらへんでやめておきます。デッキ紹介書いてる人、すごいね!!

最後に細かいプレイをかるく紹介して終わります。

・マインドクラッシュ+ハンドのグラファで擬似サンダーブレイク

・門発動済みの時にブラウ召喚、奈落発動に対しサイクロンで門を破壊すると奈落を避けれる

・ライオウがいても手札抹殺でスノウをチェーン1、グラファをチェーン2対象ライオウとすれば、暗黒界は強制効果のためスノウの効果は有効となる

・スノウを魔デッキの媒介とする場合は基本的に門発動してからスノウを召喚する
(300パンプ適用前に魔デッキもしくは門を破壊されるのを防ぐ為)

・神の警告で相手のマクロコスモスを無効にできる
(マクロコスモスにはモンスターのss効果が含まれている為)

ここまで読んでくれてありがとうございました。
また貴重な場を提供してくれている寒波亭さんいつもありがとうございます。いつか優勝します!

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