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親友のこと

おきらくです。
今回は映画についての記事ではありません。
私の親友についての記事にしようと思います。
2023年、私と親友が出会って13年。今年で歳もちょうどいい区切りの歳なので、記録と日ごろの感謝を込めて書いていきたいと思います。

私と親友の出会い方、正直あんまり良いシチュエーションではありませんでした。当時高校3年生。
高校のクラス替えの発表が、玄関口入ってすぐの所に張り出されているシステムだったんです。
靴を脱いで、さあ見るぞといったところで、当時あまり話したことがなかった彼女がサッと現れ、「〇組だったよ!」と言い放ったのです。
ネタバレ?!なんだよ急に。とは思いましたが、善意で見てくれたんだなと思い、とりあえず笑って誤魔化したはずです。
当時、彼女が付き合っていた彼氏が、私と同じクラスで名前の順でも私の前。というのもあり、気付いたら仲良くなっていました。
春に盛大なネタバレをされてから時は流れ、冬ごろになってようやくお互いの家がとても近いことが発覚します。
徒歩5分圏内でそこから家を行き来するようになりました。
我が家に来てしていたこと → お好み焼き作り、ホラー映画鑑賞、バイオ4
彼女の家でしていたこと → 横になる、おばあちゃん特製のおでんを食べる
頭の中を覗いてみても、このくらいしか思い浮かびませんでした。ということは、きっと会って喋るだけで満足していたんだろうなと思います。
とにかく喋って、ジュース飲んで、食って、飽きたらコンビニまで歩いて、なんか買って帰る。そんな生活をしてました。
高校卒業間近の登校しない期間、毎日会っていたと思います。起きて顔洗って歯を磨いたら彼女の家に出発。
勝手に玄関開けて突入していました。この常識の無さ。

貧乏学生で融通が利かない私を本当に助けてくれました。
家のドライヤーが壊れた時は、ほぼ新品の使ってないドライヤーを貸してくれました。(そしてそのままパクる)
泊まった時に借りたズボンも履き心地が良くてそのままパクりました。5年は履いたよ。
(あのズボン、パクったよと言ったら覚えてすらなかったよね。アンタ。)
明日が入社式だ~と吐きそうになりながらも彼女の家にいたら、入社祝いとしてKATEのリップをくれました。
卒業式の翌日、ディズニーシーに行ったのですが、そこは貧乏学生。お土産はいいやと思って買わずにいました。(行ったことで満足もしてたし)
最寄り駅についてすぐ、彼女がキーホルダー付きのクッキーのお土産をくれたんです。
なんで?!と聞いたら、一緒に行った思い出だと。
こんな出来た人間がいますか??18歳よ??

彼女のこの手のエピソードを話し始めたらキリがありません。
彼女は私の取り柄であり、彼女の取り柄は私でしょう。自信満々に聞こえるでしょ?
ここ読んで、親友は頷いているはずです。
そうでしょ?

昔、居酒屋で飲んでいる時に実はこんな酷い事言われたよ、ウザイよね~と軽く話した時。
なんて酷いことを!と私の代わりに泣いてくれたんです。
端から見たら気の強そうな女が、穏やかそうな女を泣かしている図。
美しい友情は目には見えない。


クラス替えネタバレからまさかここまで仲良くなるなんて、お互い思っていなかったはずですが上手くいったもんですね。
私、多分めちゃくちゃラッキーな女なんだと思います。
こんなに自分のことを思ってくれる人間が身近にいるなんて。これは財産ですよね。

お互いを家族だと思っているし、何かあればすぐ駆けつける。
なんやかんや忙しい日常を送っているとそれすらも難しい時がありますが、お互いの為に時間のやりくりは欠かしません。
私の仲の良い同僚達との飲み会にも参加します。やはり同僚達からも高評価です。
「おきらくみたいな雑な女が来ると思ったら全然違った」は皆言ってましたね。失礼しちゃうわ。

今年は思ったようなお祝いはお互い出来なかったけど、いつかは海外でお祝いしたいと思っています。
ここ行こうね!っていう候補が100個くらいある。こりゃ忙しくなるぞ。

私達、節目の誕生日おめでとう。
存在するだけで警戒されるようなババアになろうね。

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