ライブ直前!凪原涼菜オリジナル曲の考察と好きなカバーMVの紹介 #RIOTMUSICアドベントカレンダー2023 #アドベントカレンダー2023
0.お読みいただきありがとうございます
こんばんは、Gカヲルくんです。今回もお読みいただきありがとうございます。去年は色々な理由が重なり不甲斐ない記事しか書けなかったこと誠に申し訳ありませんでした。今回は皆さんを多少満足させられるであろう記事を執筆させて頂いたので考察部分までは読んでいただけると幸いですm(_ _)m
(訳あってPANDORAを最後にします(・´з`・))
※PRELUDEは筆者がわかっていない部分が多いです。苦手な方は飛ばしていただいてもかまいません。
1.断章
えー美しいですn(殴
「徒然」(つれづれ)とは変化のない環境で感ずる退屈。手持ち無沙汰(ぶさた)を意味するそうです。
「いつも通りの未知 見なかったふりして 目を逸らす どこにも行けやしない いつからそう思っていた? 知らぬ間に」この部分なんですが過去の自分(涼菜さん本人)に向けたのと、この曲を聴いている人にも訴えているのかなとも思えます。「未知(Vsinger募集)にいつまで見て見ぬふりしてるんだ」こういいたいんですかね?「どこにも行けやしない」この”どこ”を言語化すると「舞台」「高み」「境地(きょうち)」「夢」などが近い表現でしょうか? 「どこにも行けやしない」は聞いている我々も一つ、自分のしたいことを考え直すきっかけにもなりえるフレーズで、筆者も「( ゚д゚)ハッ!」っとさせられる事が多いです(影響を受けやすい部分はある)。
「徒然(つれづれ)」という歌詞なんですが結構自分が悩んでいる事とリンクしているんで個人的にすごく好きです。
「選ぶ言(こと)の葉は どこから借りてこよう どこにもハマるものはなくて わたしだけの筆を執るの」 「どこにもハマるものはなくて」自分が歌いたい、伝えたいものがないから「 わたしだけの筆を執るの」”執る(と)”要は執筆(しっぴつ)するという表現で歌うのは何とも涼菜さんらしいし"これまでを振り返る曲"にぴったりなフレーズだなと思います。上手いな~(関心)
「あの 雲透く空 宇宙の果て 描いてみせるから あなたに この 途方もない 終わりもない 物語を 謳う(うた)」
「雲透く空」「宇宙の果て」ここいいですよね~それぞれ「雲透きの詩」「Air」の事を言っているのでしょう。"描いてみせる"ってあるんですけどこれは雲透きの詩最後の歌詞「ありがとう」Airの裏の意味「ありがとう」この二つの「感謝」を何らかの形で我々に「見せますよ」という"メッセージ"だとロマンがあるなと勝手に盛り上がってますw
ここの「あなたに」は前文にくっつけると倒置法になり、後ろにつけると別の意味になるの凄く面白いなと思います。
「この 途方もない 終わりもない 物語を謳う」"物語"って涼菜さんの歌手としての人生という意味だと「私の歌手としての人生は終わらないわ」となんかカッコイイですね☆涼菜さんは「自分の歌を残したい」と前から仰られていたので「途方もない」「終わりもない」とは「自分が死んだ後も私の歌(人生)は終わらない」という徳川家康さんもびっくりな意味にも受け取れます(家康さんは後世の人たちの心に残って不死になったとかなんとか…)。
「いつも通りの道 気付けば振り返って 目を凝らす どこにもありやしない 勝手にそう思っていた 戯言ね(ざれごと)」
「どこにもありやしない」自分はこの世界のどこにもいない(居場所がない(?))と考えていた時期があったのでしょうか?「戯言ね(ざれごと)」は言い聞かせている部分もありつつ否定しているのかなと考えたりしても面白いかなと思ってます。筆者自身も自分の居場所がないと感じているのでこう受け取ってしまいます。
「徒然 描いた言葉は いつしか目に浮かぶ どこでも転がって落ちて わたしのイドの底 まで」
「イド(id)」とは精神分析学で、個人の無意識の中にひそむ本能的エネルギーの源泉をいう。 衝動として快を求め不快をさけ、満足を求めようとするが、自我と超自我の統制を受ける。(この言葉は今後彼女を推すうえで知っておいた方がいい言葉です)
"無意識の中にある欲求"という意味で大丈夫だとは思います。エヴァンゲリオンでもこれ結構出てきますよね。
「イドの底」これは本人でなければ真の意味は分からないのですが、筆者の考える凪原涼菜のイドの底は「歌う事」もしくは「紡ぐ事(つむぐ)」なんじゃないかと思います(歌詞をそのままの意味で読み解くと)。ここら辺は結構難しいので何となくで大丈夫だと思います( ´∀`)bグッ!
「きっと気づいてなかっただけなの 世界を書き換える力 欲しがれば欲しがるほどに 世界が揺れる」
「世界を書き換える力」っていうのはそのまま"世界"という意味でとらえることができますが、”涼菜さんの目線での世界”という意味でもとらえることができると私は思います。涼菜さんの周りの世界を換える(換えるは「改めて変える」という意味)自分の目に映る景色すらも変えてしまうほどの力(歌声)という意味でしょうか。
「いつまでも歌いたかった 終わりなんてほしくもないの 穴を開けてしまうわ」
「終わりなんてほしくもないの」「人はいずれ死を迎えるけど嫌だ。ずっと歌っていたい。」こんな風に聞き取ると本当に感心しますね…ここまで打ち込むことができるのが正直うらやましいです。
「あの 海の底へ 意図を引いて 匣の蓋(はこのふた)を開け いますぐ この 途方もない 終わりもない 物語は謳う」
「海の底」「匣の蓋(はこのふた)を開け」ともにOkeanos、PANDORAですね~、「意図を引いて」というのはOkeanosの続きであるPANDORAって意味なのでしょうか?この二曲はやはり特別ですね。
「謳う」とは詩歌を作る。また、詩歌に節をつけて朗読する。という意味だそうです。
文学少女(21)らしい言葉の使い方ですね。
「さあ イドの底へ 果ての空へ 終わりのない物語を 届きますように 聞こえるように いつまでも謳う」
「イドの底」「果ての空」この二つに該当するオリ曲がわからないのでここで考えようと思います。
まずは断章が「イドの底」説なんですがこれまで書いてきたように振り返りつつ自分の底の考えを歌った曲なので当てはまるのですが、一つ問題があって「果ての空」と順番が逆になってしまうんですね。「果ての空」はおそらくPRELUDEなんですが世にでた順番が逆なんですね。CDの出た順番なら正しいんですが(汗)
「果ての空」候補二つ目が「Hiderain(仮)」ですが、こちら出てないので何とも言えません(そもそも断章を作曲する時点で構想にない可能性大)。
2.PRELUDE
歌詞がネットに落ちてなくて大変でしたw(CDに付いてくる冊子参照)
凪原曲最難関です。断章のフレーズの「果ての空」の可能性についても適宜(てきぎ)触れていきます。それと前提として筆者はこの曲の明確な答えがわかっていませんし、意味が分からないことが多すぎて困惑気味なのでお許しください。
※かなり憶測の面が強すぎます。目次機能を用意したので飛ばしていただいてもかまいません。
─PRELUDEとは前兆、前置きという意味─
「凪いでいる海 静か 空音(そらね)さえする 静寂 波風を 立て 生きる そんな選択肢 無かった 始めから」
”波風”とありますが、ここの意味は「動く」という事だと思われます。「動く」とは「活動する」に変換することもできるかなと思いますが、「そんな選択肢 無かった 始めから」とあるので「静かな生活から反響がくるような活動する生活になる選択肢はなかった」となるのですが、そうなると色々矛盾する部分があるのでおそらく裏の意味があるのではないかと思われます。筆者にはわかりませんでした(汗)。
「車輪の下 には 私 誰も気づかない 歌だけが出来ることだった 嗚呼 誰かに届けと 嗚呼 身動きできない 口ずさんでいたら いつかは」
「車輪の下」の意味は”レール”になるのかなと個人的には思っています。 人生のレールでしかないところから歌うのではなく、誰かに届いてほしい、聞いてほしいという意味の歌詞でしょうか?PRELUDEって映像ないのとそもそもが難しい曲なので聞くのにリソース使うんですよね(汗)
そもそもこの曲は"青い空に鳥が飛び立つ"イメージなんです。細部は違いますが「進撃の巨人」の最後に主人公エレンが鳥になって空へ飛び立つのですがこの曲を聴いているとそのコマを連想するんですよね。このイメージが断章の「果ての空へ」がPRELUDEなんじゃないかと思う根拠(?)の大部分です。
「溶けていく 心に 重い蓋をした 冷たく大きなもの 救うのは 歌 隠水(こもりず)のようにひっそり育った この想い」
地に止まり舞台(空)への渇望とでも言いましょうか?
隠水(こもりず)とは ──草などにおおわれて見えない水の流れ。また、かくれた水。
涼菜さんのチャンネルマークは滴なので”隠れて歌っていた”というところでしょうか。誰にも気づかれない場所で誰かに見てほしい、聞いてほしいという気持ちがひっそり育ったという風になりますかね?
「流れてく雲 とても自由 縛るもの など 何も無い
心化粧(こころげしょう) して 張りつめて 安らぐ時は 無いと 知っていた いくつもの糸絡みついて 振り払うと すぐ 墜落しそう」
心化粧とは ──相手によく思われようと改まった気持ちになること──
Meteopolisはキャラ重視の動きをしているので”キャラ作り”という意味に筆者は聞こえます。
"墜落"って言葉を使っているのも空を飛んでいるイメージなのでしょう。
「百年後に 雲になって 嗚呼 私の歌だけ この地上に残り 繋いで 託すわ」
”雲になる”は”死”を意味するかと思います。”雲になり、私の歌だけ地上に残る”これを言いたいのでしょうか?とにかく自分の歌を残したいのでしょう。心配しなくてもこの先”永遠”に残ると我々凪民は信じています。
「何かを変えられる 私でも ほどけてく 私を 縛りつけてた 糸、羽が生えたよう
くれたのは 歌 どこへでも飛べる 心の羽をくれた 溶けていく 心に重い蓋をした 冷たく大きなもの
救うのは 歌 隠水(こもりず)のように」
この曲はサビで開放されるような爽快感があります。歌によって自由に羽ばたける翼を得ているのがわかりますね。
3.虹色の魔法
ラムシーニ先生のおかげで新たな凪原涼菜を見れる一曲となってます。他のラブソング(Air、PANDORA)に比べてかなりわかりやすく、等身大な”恋”を感じる曲です。
「So precious day!! 鮮やかな街に光降り注ぐ 雨あがりの空 ボーナスタイム 日曜の午後にあなたとどこまで 出かけようか」
precious day(貴重な日)という意味です。「光振り注ぐ 雨上がりの空」虹の出る条件で、状況をイメージしやすくするフレーズで「日曜の午後にあなたとどこまで 出かけようか」ここで時間と目的がわかります。ここいいですよねPrecious dayが入ったことにより”大人な恋”を想起させてデートしているような感覚に落ちるのがすごく好きです(早口)
「浮かれる足取り 跳ねる水飛沫 心のドキドキ バレないように あと少しだけの絶妙な距離が もどかしい」
とてもデートを楽しみにしているのが伝わり、聞いている側もとてもドキドキします(震え声)歌詞も秀逸ながら、聞くだけで緊張を引き出す歌唱力は流石としか言いようがありません。
「触れそうな 手と手気にしてる 数センチを越える 勇気をください」
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!(ダム決壊)ここすごく好き!!(大声)
これ涼菜さん視点で歌ってますが、聞き手側も手を気にしてます。何より今、彼女との物理的な距離までもを想像させる凪原ソングの醍醐味(だいごみ)がぎゅっと詰まってる歌詞です。
「舞い降りた虹の魔法よ解けないで 二人だけの世界 連れ出して 紡げない言葉 あなたにどうか 教えて欲しいの」
”二人だけの世界”でさらにこの時間が終わってほしくないとわかり”舞い降りた虹色の魔法よ解けないで”でより一層上のリアリティに引き上げます。「紡げない言葉 あなたにどうか 教えてほしいの」で”自分は言えないけど、あなたから言われたら私も言える”という心の声でさらにドキドキしてしまいます。
「振り返ったその笑顔に胸が急上昇 どうして 熱くなってく全身 私だけ?ズルいよ…」
本当にいい曲すぎて文字に起こしている段階でめちゃくちゃ興奮してますw特に「私だけ?ズルいよ…」がめちゃくちゃいいですね(早口)
こう…”刺さる”んですよね…この部分。表情から体温の事まで明確に書かれると自分も胸がいい意味で苦しくなります。
「So awesome day!! また雲が返る 夕陽を隠して 赤く染まる顔 誤魔化したいよ… 気付いて欲しくて 気付かないで欲しい 矛盾だらけ」
awesome day(素晴らしい日)と冒頭に入れるだけでテンションが高いのがよくわかるのがすごいなと思います。
「また雲が帰る 夕日を隠して 赤く染まる顔 誤魔化したいよ…」もう想像してしまいます(豊)「せや!これや!」でこれが書けるとか天才ですよ…
夕日が隠れると赤い顔がバレてしまうぐらいの距離感というのがここでわかるのがまた良い…ここら辺を聴いていると右肩のあたりに人の頭があるような感覚になるのは私だけでしょうか?w「気付いて欲しくて 気付かないで欲しい 矛盾だらけ」この部分でさらにリアリティを引き上げてくれます。
「"もっと近づいて さっきの紅茶の 幸せな香り 楽しませてよ" なんて言えたらな 膨らむ妄想 止まらない」
ここまで前面に”好き”と言われると本当にドキドキしてしまいます(汗)涼菜さんの曲はわかる人にはわかる言葉でしか伝えてこない事がほとんどなので、ここまでストレートな歌詞でさらなる魅力を引き出してくれてます。
「触れそうな 肩を気にしてる ひとつの傘の中 時間よ止まって」
ここで一気に距離が縮まります。というか相合傘です(悶絶)小説的な表現で想像を促すのが凪原曲の特徴をとらえている気がします。触れそうな肩ってすごくイメージしやすいですよね…しかも同じ傘の中にいるのが一瞬でわかる歌詞が秀逸すぎて本当にデートしている様な感覚に陥ります。しかも「時間よ止まって」でずっとこの時のままでいてほしいという女の子な部分がとても出ている最高な部分です。
「星空の代わりに光るネオン街 二人でいれるなら何処へでも 傘を叩いてる 雨音どうか 溢れた想いを 掻き消して まだ早いよ 伝えるのは どうして 私より赤い顔 聞こえてるみたい…」
雨降ってる時の夜の光ってすごくきれいですよね…「星空の代わりに光るネオン街」で現在時刻が”夜”になるんですよね。学生とかだとこの時間は出歩かないですが”大人の恋愛”なのでイメージがしやすいのもすごく好きです。「傘を叩いてる雨音」で音を想像させて「溢れた想いを 掻き消して まだ早いよ 伝えるのは」言いたくて仕方ないほど大好きだと言ってくれている歌詞で心拍数がどんどん上がっていきます。「どうして 私より赤い顔 聞こえてるみたい」心の声がダダ漏れしてるのがとてもかわいくてやばいです(死)しかも心の声が漏れる=小声なので小声でも聞こえてしまうぐらいの距離感でキュンの致死量(ちしりょう)を軽く超えています(119案件)。
「もっと側に来て そうね肩を寄せあい もっと近づきたいの どうかずっと側にいさせて欲しいから」
「ずっと側にいさせて欲しい」とか言われたら死にます\(^q^)/
「肩を寄せ合い」ってくっつきたいということでしょうか?鈍感主人公もびっくりなストレートすぎる歌詞がとても好きすぎる…
「 重なる瞳の中の宇宙を溶かしたら あなたとひとつになれそうね」
「瞳の中の宇宙」を”黒目”に置き換えると「見つめあう」ということになりそうですね…え.…///…いいんですか…///
この曲は楽曲提供ということもあり凪原曲の中でも特に意味が分かりやすい曲となっております。また、涼菜さんの歌唱力と表現力により、まるで曲の中の人物になったかのように錯覚します。
ラムシーニ先生の作ったこの曲で新たな可能性や一面を見ることができたので改めて先生ありがとうございます!
4.PANDORA
パンドラの箱とは何かを先に話しておいた方がいいので軽く触れましょう。
パンドラの箱は「厄災の匣(はこ)」とも言われています。そこには考えうるすべての災いが入っています。ゼウスの命令によって人間界に送り込まれたパンドラは「絶対に開けてはならない」という言いつけを破り箱を開けてしまい、世界に災いの概念(がいねん)を振り撒いてしましました。そして最後に残った概念(がいねん)は「希望」だったという神話です(今思うとギリシャ神話なのになんでロシア語だと思ったんだろう…)。
「深い闇に訪れたプロローグ そこにあの子はいない 美しくなる 魔法のように あなたの前で踊るでしょう」
「深い闇」とは雲透きの詩にも出てきたフレーズです。この「深い闇」はメタいですが”モニター”なのではないでしょうか?モニターに涼菜さんが映らない=真っ黒=深い闇と考えることもできますし、「そこにあの子はいない」は暗に「私自身はそこにはいません」とVsingerの特徴を言っていると考えても面白いと思います。実際にそのモニターの座標に”彼女”は存在していませんから。
「美しくなる 魔法のように あなたの前で踊るでしょう」”凪原涼菜”は私にとって化粧(美しくなる魔法)”という意味にとらえることもできます(メメタァ…)。この歌詞はVsingerであるからこそできるものでしょうね「あなたの前で踊るでしょう」にも裏の意味を見出します。それは「ピエロor道化(どうけ)」です。自分が考える翻訳は「Vとしてあなたの前で歌う私はまるでピエロみたい」「本当の私は別の所にいるのに…」ちょっと遊びが過ぎるかもしれませんがこう考えると面白いかなと思います。最近はMeteipolisの方針でお嬢様キャラを演じられています。キャラを演じる=ピエロと僕は考えます。
「 今開かれる時 広がり澱む(よどむ)καρδιά 」(καρδιά=心/心臓/ハート)(筆者はロシア語だと思ってたんですがギリシャ語でした(汗))ここから好奇心という名の”誘惑”が始まる曲調になります。
「今開かれる時 広がり澱む 心」日本語に直すとこうなりますね。「私の心(願望)を今開きます」と言いたいのでしょうか?。澱む(よどむ)とは水または空気の流れがとどこおりとまる。また、物事がすらすらとは進まない。という意味だそうです。粘性のある液体が広がる様をイメージすればいいのでしょうか?それとも霧の様なもので隠れているイメージでしょうか?いずれにしても”隠している”というニュアンスで受け取っておけば大丈夫でしょう。
「近づくほどに泥濘む(ぬかるむ)足元、海より深く、響く灯火の歌 分たれた世界に残されたものは何だったか もし、時間が巻き戻すことができたなら きっと、わたしと一緒には来てくれないの。それでも……」
「近づくほどに泥濘む(ぬかるむ)足元」これは”凪原涼菜”に近づくほどに”魅力の沼”に沈んでゆくという意味でしょう「海より深く、響く灯火の歌」海より深いとは人の魂の終着点=Okeanos(ライブステージ)ということ、Okeanosの冒頭で心臓の鼓動or生命(海)の鼓動の音が鳴っていましたのでここはOkeanos(ライブステージ)の事をうたっているのではないでしょうか?そして灯火の歌=Okeanos(楽曲)で「分かたれた世界」とはOkeanosの終わった後に現実(地獄)と夢の世界(Okeanos)に別れてしまったと言っているのではないでしょうか?
さらにピックアップするのは「時間が巻き戻すことができたなら きっと、わたしと一緒には来てくれないの。」です。ここがこの曲に込められた最大の”想い”で凪原涼菜自身の”欲望”だと思います。「一緒には来てくれないの。」とありますが、これは誰に向けた言葉かというと”我々”です。そう、”我々”です。時間を巻き戻したら今彼女を応援しているファンは”別の誰か”で今応援している”我々”は居ないと彼女は思っているのではないでしょうか?確かに時間を巻き戻した場合今と同じ結果になる保証はないですしね。
「 目を逸らし歩く エピローグ 凍てついた希望持って」我々にはわからない何かがあったのでしょうか?これ以上は邪推(じゃすい)だと思うのでスルーします。
「 欲望の炎燃える 灰になる あなたは私へと… そう、近づいて溺れ(おぼれ)ましょうよ (冒涜へと)」冒涜とは神聖な物を故意に貶めること
「私のそばにいてよ」と言っているのでしょうか?”冒涜へと”ってところが何とも涼菜様らしいと個人的には思います。
「 いつかまやかしが あなたを殺しても ほら 綺麗でしょう? (Eva Prima)」
ここの”まやかし”とは”凪原涼菜”の事でしょうか?わかっているとは思いますが”凪原涼菜”はあくまでも”ガワ”であり”まやかし”であると。「それでもほら、綺麗でしょ?」ということ。所詮は作り物、それでも綺麗なものは綺麗でしょ?ということかと思っています。Eva Primaはパンドラという少女自身を書いた絵画の名前だそうです。
ここの最後で蓋(ふた)を開けてしまうイメージをさせる曲調になります。
「 崩れ落ちた天国への階段 罪を背に光 Ο κόσμος σκηνή ο βίος πάροδος 争う 来て (Ήλθες) 居て (είδες) どうか終わりまで」ここであらゆる災いや欲望があふれ飛び出す曲調になります。
σκηνή(場面)ο βίος(命/生命)πάροδος(最初のコーラスの歌(?))だそうです…「罪を背負ったら天国に行ける階段は崩れ落ちる(?)」「だから終わるその時まで傍にいて(?)」いやわからん!!!歌詞の意味がまるで分からん(汗)活動テーマの救済にかけた歌詞なのでしょうかね…
もっと真剣に考えてみると「私の傍から離れたら天国への階段は無くなるから私の終わりまでどうかそばに居て」「そしてどうか一緒に消えましょう…」ちょっと拡大解釈を入れさせていただきましたがあながち完全な間違いでは無いでしょう。
この曲は”音”も大事でイントロからサビ前までゆったりと引き込まれるような”暗闇”を連想させ、サビで激しい曲調になります。これは好奇心に負けて箱を開けてしまうという神話をオマージュしたものとなっていると思われます。サビで”厄災の元や不の感情が飛び出しているのでしょう”。これが凄く大事ですので覚えておいてください。
「(Άγρυπνος έσο κατά τον νουν いつか)」(心の中の目覚めた媒体(直訳))
心の中の目覚めた媒体(ばいたい)と直訳では出ました、これをいつかも含めて考え直すと「いつか気づいた心の声に」ではないでしょうか?ここは結構確信をついている部分なのではないかと筆者は思います。サビ終わりの「来て (Ήλθες) 居て (είδες) どうか終わりまで」Ήλθες=あなたが来た(直訳)είδες=見た(直訳)だそうです。”凪民が居なくなるのは嫌だ。どうか私の終わりまで傍に居て”こんなところでしょうか?なんだか照れくさいですね( *´艸`)
ここの音は”不”が勢いよくあふれだす様子がイメージできますね。
「 まどろみを繰り返す μεχρι το θανατο 「愚かさは死に至るまで、あなたを蝕む(むしばむ)でしょう」」μεχρι το θανατο=死ぬまで(直訳)まどろみ=しばらくとろとろ眠る
死ぬまでしばらくとろとろ眠るになるけどどういう事なんだ…一応形にすると「私の傍でとろけるように一緒に夢を見ましょ?」でしょうか?
「憧れと 幸福に満ちていた」
「その夢はあこがれと幸福に満ちていた」に直すとつながる気がしますね。
「どこにあるの?楽園の外へと あなたと探し求め」
”楽園の外”=”夢の外”でもあり楽園=Okeanosにもすることができるかなと個人的には考えています。なのでOkeanosの外である現実(地獄)へ我々凪民と夢を探し求めていくというところでしょうか?
「崩れ落ちた天国への階段 罪を背に光 Ο κόσμος σκηνή, ο βίος πάροδος 醒めない 夢 (Ήλθες) 見て (είδες) 私の傍で Ύπνος (Άγρυπνος έσο κατά τον νουν いつか)」
”醒めない夢”は”凪原涼菜を追うこと”だと考えています。そこに”私の傍で”なのでこの曲(箱)に入れた彼女の欲は”私を見続けて”になるのかなと筆者は考えます。
「Ύπνος (Άγρυπνος έσο κατά τον νουν いつか)」ここで不の要素が出尽くす感じの曲調で終わります。
皆さんはバースデーライブPANDORAのステージは見ましたか?最後にこの曲を歌って終わりましたよね?あふれ出る厄災や不の感情が出尽くし最後に残るのがステージの上に立つ”凪原涼菜”になります。パンドラの箱は最後に希望が残るという話なので、我々にとっての希望が”凪原涼菜”であるという演出なのではないかと私は考察しています。
※画像引用元 https://twitter.com/suzuna_n_RIOT
EX.ここからは個人的に好きなカバーMVの紹介
さぁここからはカバーMVのご紹介です。
1.Pray
1発目からテンションMAXです!個人的な印象なんですが「凪原涼菜が一段階前へ進んだ一曲」です。このMVが出た直近二曲なんですが、手に入れた力をコントロールしきれておらず、ストライクゾーンから外れてしまっていた所を修正して一段階前へ進化したっていう印象です。さらに歌詞の「よみがえれ 僕の鼓動」はこの状況にぴったり過ぎて涙腺にきます…
まっすぐ涼菜さんの魅力的な歌声を軸に新たに手にいれた表現力と技術で自分の世界に引きずり込むのはまさしく固有結界といっていいでしょう!!
このMVで真のRIOTMUSICのエース、そしてMeteopolis最強の歌姫になったのは間違いないでしょう。
2.薄ら氷心中
凪原深度を図るうえで一番の指標であるMVです!このMVが良いというあなたは立派な凪原信者です。この曲の名前にあるとおり”心中”するという曲なのですが、本当に世界に引き込まれます。このMVのおすすめの聴き方があるのでご紹介しましょう( ^w^)
1.イヤホンをつけましょう
2.部屋を暗くしましょう
3.布団に横たわります
4.目を閉じて再生します
5.脳内で刺されましょう
これで今夜は気持ちよく寝れることでしょう…
3.暁の車
ガノタ(ガンダムファン)ならまずはこれ聞いとけ!世界1好きなアニメに即答でガンダムと答える奴がこれ聞いてファンになったんだから外すわけがない。
ここまでカガリ・ユラ・アスハな歌い方ができるのは本人か涼菜様だけではないでしょうか?頭の中に「ハウメアの加護があらんことを」と流れてきますね。とにかくガノタなら見とけ!!
4.Magia
おすすめMV紹介でこれを入れないのはおかしいでしょう。この曲の世界観をここまで正確に映像化させ、その映像を引っ張るような歌声が合わさりもはや魔法の類(たぐい)でしょう。綺麗な歌声が魅力の一つの涼菜さんなのですがこのMVでは綺麗なだけではなく深海の様な深さも混ぜているので他のMVでは味わえない凪原ボイスが堪能できる一品となっています。
5.(M14)約束
今気づいたんですが動画タイトル変わってますね。前はM14(うる覚え)と載ってたはず?
Okeanosを思い出しますね…これをプレミア公開で見るために寝そうなのをこらえていましたw理由とかは特にないんですけどなんか泣いてしまうんですよね。途中の「歌おう仲間と今」の所”で”緑の羽根が追加されているのがとても素敵ですよね…
Okeanosのステージが見れるのは現在このMVだけなので結構貴重ですね。
6.unravel
Re:volt2022で生歌唱を披露した一曲です。一日に一回しかシャウトできない制約があり本番にぶっつけで持ってくるのは本当にすごすぎです(驚愕)
節々の余韻から裏声まですべてが美しい一品。ですが苦しんでいる表現で急に引き戻される瞬間があり、そこから一度透明に溶けていくと思いきやまた引き戻されるため頭から足先まで楽しめるMVです。
7.Beautiful World
旧衣装凪原涼菜の最高到達点でしょう!碇ユイをイメージして歌ったこのMVなんですが”母親の愛”ではなく”等身大の愛”をイメージします。ですが母親の愛ではないのがむしろ”凪原涼菜が歌うBeautiful World”感につながっていてとても好きです。美しさ全開の一品を堪能してみてはいかがでしょう。
8.君は僕に似ている
やはり石川智晶さんの楽曲との相性が高いと再度認識させてくれるMVです。ガンダムSEEDDESTINYの最後を飾った曲のため壮大な雰囲気の曲なのですがそれに負けない歌唱力は流石の一言。このMVが出た時の初速がクオリティを物語っているでしょう。戦いながら前へ進む覚悟という原作主人公を彷彿とさせる歌い方がとても魅力的です。
9.明日へのbrilliant road
angelaさんの曲はとても難しい曲が多いのですがこれはその中でもかなり難しい印象がある曲です。それを違和感なく歌うのはもうバケモンですね…カラオケで歌うと息が持たないんですよ(汗)一発撮りではないのはわかっているんですがそれでもすごいです。節々の余韻の長さをangelaさんに寄せているのがとてもわかる一品です。
10.storia
歴史秘話ヒストリアの曲である「storia」歴史番組などでよくある逆に回る時計の前に情景が映る演出が脳内再生されるカバーMVです。前々からヒストリアが好きだとおっしゃっていたのでこのMVが出たときとてもわくわくしながら聞かせていただきました。宇宙(そら)が似合うMVに宇宙(うちゅう)の広さと冷たさを同時に感じさせてくれる歌声は必見です。
11.集結の園へ
Meteopolisクリスマスライブ2022で披露されたときは大変盛り上がりましたね!(MVが出てから数日のため)パチンコ?スロット?の曲らしいです。涼菜様大好きエヴァンゲリオンの曲ですね。集結の園は推測ですが”ガフの部屋”か”個体を保つATフィールドのない全員一つとなった世界”の事を指すのでしょう(おそらく)機械感のある音の中に神聖さを感じるコーラスやオルガン?の音を内包しそれを綺麗にまとめる涼菜さんの歌声がとても心地よい一品になっております。
12.From the edge
PANDORAの前日に投稿されたMVです。PANDORA直前の期待に胸が膨らんでいる状態で出されたらテンションが高くなるに決まっていますよね!
鬼滅の刃特有の音と「ここでこいつを殺らなきゃいけない」という緊迫感のある曲に、涼菜さんの歌声が”夜”という時刻まで想像させるまさしく鬼滅の刃のMVです。どこか緊迫感のあるMVなんて如何(いかが)でしょうか?
13.ETERNAL BLAZE
ナガノアニエラフェスタ2023でも披露された曲です。このMVが出る少し前に個人チャンネルに戻ったのでここからの再出発を意味するカバーMVとなっております。RIOTの始まりの曲でもあるこの曲のMVを出したのはここあさん以外にいないのでやはりエースということでしょう!
胸の奥がぎゅっとなるような歌いだしから始まるこのMVはシンプルな曲です。それでも超クオリティなのが彼女の歌唱力は本物であると物語っているでしょう。最近凪民になったあなたに聞いてもらいたい一曲です。
14.Life Goes On
命を燃やして戦うという一見普通なことを今一度認識できる曲である「Life Goes On」この曲を原曲や原作のイメージを崩さずに自分らしさを織り交ぜたカバーMVです。本当に違和感がない歌いっぷりが魅力のMVです。ぜひ聞いてみてください。
15.リフレクティア(Reflectier)
日曜の朝に聞きたくなる”透明度”120%のMVです。キラキラと日差しが煌めく音に涼菜さんの清流の様な歌声が合わさり美しさが数倍に膨れ上がってます。朝快適に目覚めさせてくれる1曲です。
16.Synchrogazer
最後に
長々と呼んでいただき誠にありがとうございます。基本は読みやすい文章を気にかけているのですが至らぬところもあったでしょう、誠に申し訳ございません。あくまでも筆者Gカヲル君の個人的な考えですので、皆さんには皆さんなりの”解釈”をぜひしていただきたいと思っておりますし、その解釈を手助けするような形になれば幸いです。
実は今年は参加する予定はなかったんですが後々色んな方に「あれは良かった」や「凄かった」と言っていただいたのでちょっと調子に乗りました(´º∀º`)ただ、自分としては去年の記事は出来の悪い物と思っているのでまたどこかで書き直すことが出来たら出そうかなと思います。
それではそろそろこの辺で、ありがとうございました(。・ω・)ノ゙バイバイ
恐らくしれっとこれを読んでいる涼菜さんへ
去年は不甲斐ない文章で本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m今年もエゴ抜きなので本当にあなたが求めているものとは若干違うとは思いますが、読んでいるのが凪民だけでは無いのでご了承ください。
あなたの歌声で前へ進む翼をいただいてからもうそろそろ3年が経ちます。コメントしなかったりした時期がありましたがずっと見ていました。あの時にあなたの歌を聴いていなければ、そもそもあなたが歌っていなければ私は本当にどうなっていたか分かりません。
だからこれだけは言わせてください…
歌ってくれてありがとうございます!僕にとってあなたの歌が一生1番です!
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