なぜ「ブラッククローバー」があまり日本で流行らなかったのか、ブラクロ好きが勝手に考察

※注意
この投稿にはネタバレを含みます。アニメを見たことも、漫画を読んだこともない方は、最低でもアニメを第1話から第100話まで見てから来ることをお勧めします。

こんにちは、アウルです！
普段は音ゲーをやりまくってる、しがない音ゲーマーなのですが、実は音ゲーよりも先にハマった漫画があるんですよ。それが、タイトルにもある…

「ブラッククローバー」です！！！

今から約7年前、僕が中学3年生のときにたまたま見てたテレビのCMで、「ブラクロのアニメやるぞ！」と予告してたので試しに見てみようと思い、リアルタイムで第1話を見ました。

アカン。これハマるやつや…

第1話視聴後の第一声がこれでした（笑）。魔法が一切使えない主人公アスタがシスターリリーに結婚を申し込むところから始まったから普通に吹いた（笑）。まあそれでも第1話はほとんど回想シーンみたいなのが多かったので、ハマるといってもまだ心には響かなかったのでせいぜい10話くらい見たらすぐに飽きそうだなあと思ってました。

しかし、翌週の第2話のみんな大好きあのシーンが出てきた瞬間に、やんわりとしていた気持ちが確信に変わりました。

これは、追いかけないと絶対に後悔する！

魔法が一切使えなかったアスタが、反（アンチ）魔法の魔導書（グリモワール）を手にした描写で、これは完全に成り上がり系で当時の自分のトレンドに当てはまるやつではないかとなりました。そして、アスタとユノが互いに拳を合わせて放った言葉は、ブラクロ好きなら誰もが知ってる名言…

どっちが魔法帝になるか、勝負だ！

これぞまさに名シーンですよね。これをリアルタイムで見てたあの時の自分を褒めちぎって頭がはげるまで撫でてあげたいですね（笑）。

ということで、これがきっかけで漫画も全巻揃えて読むようになったし、アニメもなるべくリアルタイムで見るようにしたり、去年の6月に公開された映画のためにわざわざNetflixの会員になって見ましたからね（笑）。今はもう解約しましたが、恐らくまだ残ってると思うので見てない方は、とりあえずアニメを全170話見てから映画を見ることを推奨します。

ブラクロ愛を思う存分語ったところで、本編に入りますね。さて、今回のタイトルにもある通り、ブラッククローバーは主に海外で大ヒットしたジャンプの作品なんですが、日本人の大半はこの作品に響かなかったようです。じゃあなぜそうなったのか。考えられる理由としては…

王道すぎて、あまり響かなかった。

恐らくこれが一番有力ではないかと思います。魔法アクション系なんて今でもそうですが見ない日はないんじゃないですかね。かなり王道を貫く漫画なので、「むしろそういうのが良い！」「こういうのを待ってた！」という人もなかにはいます。しかし、僕の思う日本人のイメージって、なんかこう、癖が強いというか、ひねりを求めるような人が多いんじゃないかと考えてるので、今でいうと、同じアクション系でいくと「呪術廻戦」、主人公設定がやたら似てるなと思ったらガチで筋肉で解決していく「マッシュル」とかが当てはまりますかね。

そう考えると、確かにブラクロはなんかひねりが足りないのかなって思っちゃいますね。アスタもユノも教会のジジ … コホン、神父さんに拾われた捨て子であり、アスタのお母さんに至っては自身と契約している悪魔リーベとの関わりがあり、悪魔ルチフェロに殺された話がありますし、ユノのお母さんも（というかユノがそもそもスペード王国の元国王の子供だったていうのもあり）まだ生きてはいますが、国と自分の子供を守るためにあえて子供を外の世界へ捨てたという話があります。

こういった裏の設定だけ考えても、世の日本人たちからしたら「普通」に見えたのかなって思いました。

「普通」で悪いかよ！「普通」でも良いじゃないか！

と言ってタコ殴りにしたい気持ちはマジでわかるんですが、その「普通」が響かなかった（ダメだった）のかもしれません（泣）。連載開始してからもうすぐ9年が経とうとしているし、物語も最終章のほぼ終盤に差し掛かったところなので、僕はもうこのままコアなファンだけが生き残り、完結までしっかりと追いかけようじゃないかって考えてたりします。ですが…

布教しようと思えば、いくらでも何人でもできるからね！

なんてできもしないマウント取ってイキリながら漫画を何週でも読んでると思います（笑）。ただ、布教したい気持ちは本当で、こんな考察書いてる暇があったら布教活動頑張れよって言われるかもしれないので、今回の勝手に考察回はここまでにしたいと思います。

最後に、ここまで読んでくださったそこのあなた！
まだ間に合いますから、今すぐ漫画を全巻揃えて試しに読んでみてください。「こんなん今更読んだところでハマるわけないってｗ」なんて腑抜けていたらいつの間にか沼に引きずり込まれてた（ていうか僕が引きずった）なんてあるかもしれないよ？Youtubeには名シーンもあがっているので、それ1本だけでも見てみてください。

本日の内容は以上です。では、また。