S4U Film Galaxyに行った話

スクリーン3+後夜祭参加(ソロ)
こういうイベントを見に行くのは初めてだったが、イベント終了後に虚無感というか嫉妬というか様々な感情が止まらなくなったので、発散のために殴り書いていこうと思う。読みにくい文になるのはしょうがないと割り切るし、
こんな陰鬱な場所に一人で吐き出している、はみ出し者の意見なんて見なくていいと思うし
つまるところ共有する人がいないと行くものじゃないなというのがこのnoteの言いたいことです。

上映前
まず男女比は5:5くらいだった。ソロで来てそうな人は1から2割くらい 年齢層は20代半ばから30代半ばが多かった。
注意喚起の音声がしもやかソイソたけっちのラジオ風になっていた。
ソロ参加が少し恥ずかしくなった。

コウノスケ作品
映画というよりはアニメのOPだった。
個人的には曲調的にキルラキルというか、トリガー味があるなと。
背景はAIを使ったり作画コストを節約してたのを思わせない作りになっていて凄かった
後夜祭でショタコンくらげのOP見る配信でいろんなopを見たことで動かし方を参考にできたみたいなこと言ってて懐かしいなって感じた。


たけっち作品
非モテが騙される話だった
オープニングが龍が如くのサブストーリー始まる感があってチープ
映画館で見た時はキャラクターの行動に理由づけがなかったり唐突なセリフ回しが気になって退屈だったが、後夜祭でこういうカメラの動かし方をしたかった、こういうシーンを撮りたかったみたいな事を聞きながら見ればまぁ、まぁ?って感じ
checkerファンへのサービスが多く(チラシにrevinの文字や関ヶ原の顔写真、久遠、むーちょ、ふっふーの音声参加、主題歌があおいろ等)checker愛みたいなのは感じることができた。
かずっちの演技は本当に良かった。

鬼山田作品
コント作品だった
コント芸人が単独やYouTubeでほんとにあげそうな設定やストーリーでクオリティが高かった。
個人的には7監督の中で一番面白かったと思うが観客がやたらと声出して笑っていたのでそこまでか?とはなった
この辺りから映画館の雰囲気と自分の現在地に距離感をすごく感じた。
後夜祭で演舞さんが上映中にツッコミをしててうるさかったとのエピがあってバカウケしていた。

ロマニウス作品
良くも悪くも自主制作作品だなと。
ロマニウスさんの映画好きさ?高尚さ?があった気がする。
映画知識がほぼ0なのでそのこだわりを感じることができなかったが、
バカにでもわかるストーリーにしていたので楽しめた。
意味怖や世にも奇妙にありそうな話だなぁとバカだから楽しんでいたら、
後夜祭でタイトルがダブルミーニングであることや、なんかの映画のオマージュであることやら聞けて、ほーってなった。
個人的にはしもやかさんがそういった話を対等にロマニウスさんと話していたのが一番すげぇやってなった

演舞作品
会場バカウケで一番距離感感じた作品
弱者をバカにするコンテンツってこんなにウケるんだって思ったと同時に人間の怖さを感じた。

ソイソ作品

コウノスケさんが試写レビューで性癖を感じたといったがその通りだった。
風呂たばこやランニング中の水飲みシーンなどエロ?フェチ?がたくさん詰め込まれていた作品
声優と素人の演技力の差ってこんなにあるんだーとか
家庭内で問題あった人がこんな映像とれるなんて奥さん怒らないのかなとかそういった感情が先に来てノイズになった。
上映後のMCで女優さんが登壇したがすごいフワフワした軽い感じで話していたのが気になった。

しもやか作品
しもやか曲のMVかなと感じた。
しもやかの歌詞が好きなのでいい作品だった。
女優が素人とは思えないほどほんとにかわいかった
学生服を着たしもやかや変顔をするしもやかでウケてたのが気になった。
これはしもやか作品の感想ではないが、全体を通して上映後のプチMCコーナーでのMCをしもやかが担当していたが、カンペ丸読みでしているのではなく観客との温度感をみてツッコミや回し方を調整していて天才なんだなと思った

後夜祭
正直、映画祭の雰囲気を見ていくのをやめようかと思ったが、せっかく買ったしの精神で参加した。
席について圧倒的な女性率で参加しなければよかったと思ったが、
映画をみながら監督陣がこういうのが撮りたかった、このシーンはこういう背景があるといった裏話を聞いて、自分の疑問点を補ってくれたし、しもやかワンマンライブが2月にあることを知れたので参加してよかった

ただスタッフ陣が幅を利かせていてうるさかったのが少しキツかった。これは完全な嫉妬だがスタッフ同士の仲の良さを見て知らない人の学園祭の打ち上げに参加してる気分になった

映画の総評的なやつ
結局のところ面白いと感じるか感じないかは、どれだけ許容できるのかだと思った
自主制作映画は時間や環境に縛りがある中、ストーリーや演技に粗さがあってもそれを雑味として捉えれるか許容できるか、が楽しむコツなのかなと感じた。
しもやかが変なことをいうシーンや演舞さんの挙動といった大きな雑味でバカウケできるのはそういったS4Uというコンテンツを愛している人なんだと思う
自分はそういった点では楽しめなかったタイプの人間だったのだが、
別に映画が面白くなかったわけでもないし、ギャハハと声出して笑う人が悪いわけではなく、ただただ一人取り残される生き方をしていた自分が悪いのだ。

DL販売もするそうなのでその際は、誰かと一緒に見ようと決めた


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