真実の旅人⑪

ネットでいろいろ見ていると、反グローバリズムとか、反新自由主義とか、こういう言葉を使っている人ほどだいたい頭が悪そうなことを言っているので、皆さんもそうかもしれませんが、私もこの手の言葉を極力使わないようにしています。どうもこの手の言葉を使っている人ほど、経済のことや、そもそも正義について、かなり頓珍漢なことを言っているように思います。

私が正義について語ろうとすると、決まって頭の悪い人たちは、正義なんて人の数ほどあるとか、相対的なものだとか、あれやこれや、いかにも頭の悪い近視眼な人が使うようなセリフを使って中傷してくるのですが、そもそも経済イデオロギーは正義を具現化しようとして誕生したものですから、自分たちがどれだけアホなことを言っているのかが理解できてないと思います。本当に、他力本願なゴミみたいな人間だと思います。選択の結果が今なのです。

そういえば、こういうケースもありました。教師というのは「正しさ」を疑えない連中ばかりだと書いたら、きっと同調してくれようとしたんだと思いますが、「正しさ」なんて人の数ほどある、って書いてくれていた人がいました。でも、これは私の文脈を捉えてないんです。ニヒリズムは私は的外れではないと思いますが、じゃあ、何の「正しさ」もない中でどうやって皆が生きていくのでしょうか?そこを提示できないと、だめですよね。

それで、私はこういう無限に増殖するバカな日本人には、是非、「距離の感覚」を取り戻すように努力してほしいと思います。グローバリズムに抵抗したいのに、経済学も哲学もやりたくない、難しい本を一切読みたくないって言うなら、もう方法は二つしかありません。一つは、私の記事をそれぞれ最低100回は読んで全て暗唱できるようにしておくこと。もう一つは、「距離の感覚」を取り戻す努力をすることです。これは一言で言えば、「地産地消」を心がけるということになりますが、理想を言えば、携帯電話を解約して、自動車を廃車にして、、、、印刷技術も放棄して、文字を使うのもやめて、最終的には言葉も捨てることです。私は最終的には言葉も捨てて、オラウータンみたいな掛け声だけで皆さんと意思疎通できればと考えています。詳しくは、映画「もののけ姫」をみてください。

おわり


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