真実の旅人⑦

日本は放射能汚染水の放出を「科学的に管理」していると言っていますが、先の記事でも説明したように、この科学的に管理するという発想は左翼的な発想で、保守の発想ではありません。保守を自称してこの放出に賛成している人はバカです。科学的に社会を管理しようという発想が共産主義の発想ですからね。保守なら、科学的に予見できないことが起きる可能性がある、という点を重視して本来慎重になるべきなのです。この点、中国やロシアに保守的観点によって諭されてるわけですから、保守を名乗る国としては恥ずかしい限りです。彼らの方がよっぽどまともな価値観を持っていると思います。

それで、言葉の意味をしっかり理解できているまともな日本人なら、今、日本だけでなく、自由主義陣営が何かおかしい、と感じていると思います。本来、自由主義は、保守的な発想に基づいた経済政策を重んじるイデオロギーなわけですが、今、自由主義陣営が、成長の限界に際して、ゲノム編集をやってみたり、果てはmRNAワクチンを生み出してしまったり、自由主義の方が「科学的な思考」に陥っています。いや、もっと正確に言えば、もう、在るものを壊してゆくことでしか、成長を装うことが出来なくなってきています。科学的に壊したり、戦争で壊したり、、こんなことしかできなくなっているのです。

こうなってしまうのは、そもそも自由主義が進歩観念に基づいていることが原因で、自由主義は保守的なイデオロギーでありながら、その本性ゆえに科学的思考(科学主義)を放棄できなかったのです。システムの本性として、自由主義経済は定常状態で立ち止まることができないのです。その結果、「〇〇を助けるため」という全体主義丸出しのプロパガンダによって、日本人の8割が遺伝子組み換えワクチンを打たされてしまいました。要するに、自由主義も結局のところ、全体主義に至ってしまうということが事実として明らかになったわけです。

そもそも、自由主義陣営が「科学」を祭り上げることの胡散臭さは、ハイエクなんかを読んできた人なら強烈に感じていたのではないでしょうか。私も、もう、ビンビンに感じていましたので、mRNAワクチンが出てきたときは、「嗚呼、ついに来たか」と直感しました。特に、私は、ハイエクだけでなく、西部邁も読んでおりましたし、風の谷のナウシカのコミック版なんて、もう20回は読んでおりましたので、これは直感と言うより、確信に近い危機を感じまして、当然このワクチンは一度も打ってないですし、リアルナウシカとなって知人らには打つなと厳命いたしました。

ルターから始まった大きなパラダイムが、今、ついに終わりの時を迎えようとしています。それで各地で戦争が起きているわけですが、理由は今述べた成長の限界という点と、あとはもう一つ、価格です。同じ品質なら安い方がいいわけで、中露印など、人口の多い国が技術力を持つようになれば、固定費を抑えられる点、圧倒的に有利なわけで(露については資源量)、自由主義陣営にとても勝ち目がない。共産主義を目の敵にしていた自由主義陣営は、共産主義陣営(正確には、上海協力機構)が自由主義的方法論を取り入れるととても勝ち目がないことを悟り、慌てて難癖をつけて戦争を仕掛け始めたわけですが、こんなわがままな覇権主義に付きあってられません。それで今、日本や韓国はとても重要な選択を迫られているわけですが、そのことに気が付いているのでしょうか。私は人間の盾になるなんて真平御免なのですが、、

おわり

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