見出し画像

四国一周RTA5日目 ~軽とズッ友1460km~

毎日記事を書くのがキツくなってきたってことは、それが義務感に襲われだしたってことだ。

朝食は取らない派(大嘘)

本来ならこの日が最終日になる予定だったのだけど、連休最終日ということもあり高速道路がエグい渋滞を起こしている。
余裕を持たせてもう一日延ばすことにする、もう一日延ばしても大丈夫なように大まかな予定は組んでいた。

キツくなってきたとは言っているけど、誰に見られるか、興味も持たれるかわからない記事をただ書きなぐるのは胸のつかえがスッとする。
他者からの承認だけで生きる人生は僕にはできない、少しお気持ちになるかもしれないけど、今の時代(言葉がデカイ…)気にしすぎだと思う。

もっと自分勝手に、誰の目も気にせずに、したいことをすればいいんだ。
僕自身、ここまでやってきたのも「どうせタヒぬならやりたいことやってからタヒんでやる」が割となが~く続いているだけだからね。

市電だ せっかくだし乗ってみるとしよう

話が逸れてしまった、今日は松山中心に車を停めたのもあって、せっかくなら午前中は中心を歩いてみることにした。
とりあえず「道後温泉」に向かうことにする、端から攻めた方が(効率厨)

猛暑日に一人佇む旅人

ほうほう、思っていたより結構な頻度で往復しているんだな。
一つ逃してしまったから20分くらい待つかと思ったら、ものの8分ほどで次が来た。
…愛媛に失礼かもしれん…

乗ってるだけで着くことに快感を覚える車中泊バカ(未達)

最寄りの駅までしばらく歩いたけど、着いてしまったらあとは全自動で運んでくれる。
慣れない土地で、電車内で両替えいつ済ませるか考える、あのひとときが好きだ。
…坊ちゃん列車の姿が見えない、クソッタイミングが悪かったか…。

いると思ったよ

わぁい観光案内所 おるか観光案内所大好き
温泉むすめが館内スペースを陣取っており、人気ぶりがうかがえる。
キャラクター自体はそんな知らないけど、オンゲキの「青春サイダー」がクッソ楽しい布譜面で、やり始めたころお世話になったのだけは覚えてる。
さてサクッと回っていこう、昼にさしかかると人が増えるだろうし。

結局メインの通りには目もくれず、路地へと誘われる

ふむ…もう少し昔の雰囲気が残っているかと思ったけど、入り混じっている感じだな。

改修は入るよね どっちがいいって話じゃない

あとはディープな路地裏を練り歩き写真に収める、僕の一人旅なんてこれの繰り返しが基本である。
さっきアーケードを歩かなかったので、日も差していることだしフラっと歩いて次のところに向かおう。

…そういやミカンを味わっていなかったな、と看板を見て思い出す。
何を隠そうワイ、そんなに果物が好きじゃない。
ちなみにプチトマトも好きじゃない、なんであんな緑色のジュクジュクした食べ物を好き好んで食べるんだ。
『野菜を作った農家に失礼って思わね~のかよォ』
ごめんなさい…食べれるっちゃ食べれるので許して…

そんなところに「ジュース飲み比べ」の文字を見つける。
ほほう、ジュースなら大好き!さっそく飲み比べてみよう。

蛇口を捻って5種類のうちから3種類を頂ける

え~迷うよね~とワイワイ話すカップルが楽しそうに説明を読んでいる。
…こういうのはな、左端、真ん中、右端でいいんだ。
マリパ2のクッパ風船割る運ゲーで学んだ。
もはや汲まれたそれが何かも知らんまま、口にする。

小っちゃくない?(無知)(ケチ)
あとから調べた、左から「南津海」「河内晩柑」「温州」

最初は飲み比べって言ってもカップ小さすぎないか…?とツッコみたくなっていたけど、口に入れるとその意味が分かった。
めっちゃくちゃミカンだ、果実丸かじりよりミカンだこれ!
この濃さを300mlくらい入るカップで3杯飲もうものならお腹壊すぜ!

まず口にしたのは「温州」、THE王道だね。
普段より少しキツめの酸味があるけれど、よく味わったことのあるオーソドックスな味。
…朝、ホテルのバイキングで飲んだオレンジジュースってやっぱりいつもより美味かったんだな…。

次に「河内晩柑」これはより酸味があって、苦味がズンと来るかと思いきや舌からほのかに香る甘味をジワ~っと感じる。
慣れればもっとゴクゴク飲めそうだけど、少しキツかった、いやでも、美味かった。

最後に「南津海」ナツミと読む、一番濃そ~な色をしていたので一番最後。
やっぱり、濃ッー!!
これでもかと旨味が凝縮されたナツミさん…もはや気持ちドロッとしてる。
スタッフおすすめ!と記載されていたけど、まあ確かに脳裏に焼き付く味わいだ。
日本酒のようにチビチビ入れて、最後は男気でグイっとねじ込んだ。
中々いい体験ができたぜ。

戻ってきていた なつかしいな トーマスが

あとは松山城と、大街道を散策すれば御の字か。
また市電に揺られること8~10分くらい、到着、早い。

良い眺めだ その地域の日常を味わうのが楽しくて仕方ない

松山城にそそくさと向かう足、まてまて、一日延ばしたんだからそんなに焦らなくてもいいんだ。ステイッステイッ、まだだッ。
先に大街道を散策することにする、日陰最高かよ。

なんか仙台で見た光景に近い…かな?そんなこともないか、わからん(アホ)

馴染みのあるチェーン店が並ぶ、大きな大きなアーケードを一人練り歩いていく。
自分の足がなかったころ、龍が如くが大好きだった(唐突な自分語り)
893もののアクションがしたかったわけじゃない、むしろやるまでは食わず嫌いなゲームだった。
ただ、忠実に再現された街並みを眺めているだけで、閉じこもっていた自分が救われる気がした。
そのうち真島推しになった、龍が如く0だけやれ、0だけでいいから。

ほらも~ 勝手に足がディープそうな方に~

ふらふら~と、逸れるんだな。アーケードから足がよ。
よく迷子になってたからな、昔から素質はあったんだろうな。

たまらん

夜の主役、の昼がまた楽しい。
人の活動が逆転するので、むしろこっちの方が気兼ねなく写真が撮れる。
…歩き方、撮り方が慣れればの話だが。
…何度か危ない目にもあったから、良い子は真似しちゃダメだぞ★

よし、この辺の散策も終了。
ネリネリ歩いて撮りたいのを我慢していたから、やっと心が満たされた。

じゃあサクッとみてみよう、松山城。
松山城はロープウェイだからね、金払えば上まで連れてってくれるから(言い方)

そんなもん こっち乗るにきまってるじゃないか

来てみればなんと、リフトもあるっていうじゃないか。
こっちなら待つ必要もないし、ギュウギュウに押し込められる心配もない。
人生はライブアクションだよ、行こうぜリフトで。

なんか書かれてて草 いや大事だね 確かに

ゴウンゴウンと揺すられながら頂きを目指す。
リフトなんてもう3年くらい乗ってないか…最後にスキー行ったのはその辺だったか。
仮想では死ぬほど乗った気がするが、この絶妙に不安定な乗り心地は再現しようないものな。

降り場が見えてきた、ようし城にはいr
城、ねぇじゃん
そんなバカな、ム、あの看板は…よ、読みたくない…
「天守まで徒歩 10分」
ふざけんじゃねぇよ~!もう懲り懲りなんだよ~!聞いてるか宇和島城~!
するってぇとなにか~!?このガクついている足でえんやこらしろっていうのか~!?スティック傾けたら進むわけz

意地

えらい、えらいぞ。
ここまで来て引き下がるわけにはいかないんだ。

なんか傘貸し出している、借りるぜ
一番景色いい所は城 はっきりわかんだね

城に関しては全くの素人なので特段書くこともないし、受け売りになってしまうからあんま書きたくはないんだけど。
素人目からしても難攻不落たる由縁は分かる創りをしている、自分がここに攻め込めって言われたら行きたくねぇもん。

ハチの巣にされるか角待ちされて終わりだぜ こんなの

あとは芋砂ポジが城のいたる所に存在したり、この刀、切れ味Sありそうだなとかゲーム基準で城を見る遊びをしていた。

雰囲気だけ
どこそれ 行ってみたい

予想より色々楽しめてほくほくしているワイ、気分屋と有名。

後ろの友達見ながら揺らす遊び みんな一度はしたことあるだろ

ただしかし、少しのんびりしすぎたかもしれない。
気が付けば正午を回っている、昼ご飯を忘れたまま次の土地へ向かう。
いい加減学べってんだ、この後また痛い目を見るっていうのに…。

車と再会し、再び海沿いを抜け、向かうは「今治城」…
…また城か!

工業団地によく遭遇する 海沿いとはいえ雰囲気がまた違っていい

1時間がすぐそこって感覚は北で培ったのか、はたまた重ねる旅で感覚がバグっているのか。
50ccのカブを初めて手に入れたあの頃、5km先の川まで走っただけであれだけ感動していたっていうのに。
大海を知ることはいいことなのか、そんなこともないのか。
なんにせよ着いた。

ここは天守、神社、塔と回れるチケットを一括で購入するタイプらしい。
そんなことされたら全部巡るしかないじゃないか
城内は撮影が禁止されていたため、うろ覚え。
えーと、山本雲渓という画家の作品が多く置いてあって、それだけに留まらず武士階級からも多数絵師が排出されているとか言っていたかな。

兎にも角にも 眺めはいいな相変わらず

SNSのこともあってかな、文化保護の観点から撮影禁止…まあ分かるけど、メモ代わりに撮らせて欲しかったなぁとダダをこねながら降りる。
マナーは守ろう、バレなきゃいいとしても。

神社
コンコン
芋砂

さて、全部に赴いたぞ、もう城はいいぞ。
ご飯にしようご飯。

ワッツ ザ ファッ!?

おう…14時…過ぎてやがる…
横に目をやると、オムライス550円と書かれた食品サンプルがある。
めっちゃ食べたかった、まーーーた順序間違えた。
仕方ない、まーーーたうどんを食べることになるが、近場のうどん屋へ行こう。

「すみません~一人いいですか~」
『あっ…すみません…!14時半閉店なんです…!』
「アハン…」

おう…14時36分…過ぎてやがる…
ファミマあったなファミマ、いいさパン食っているうちになんかいい所あるさ。
もう慣れた。

景色はいいだけに残念な思い出だった

で、こっからまた香川に向かって走っていくわけですが。
ここがま~運転がしんどかった、煽ってきやがる…左車線キープしてもずーっとベタ付けのトラックにミニバンが次々と…。
不保持違反もいいところだ、面倒事に絡まれるのしぬほど苦手なので脇に停車、ほとぼりが冷めてから流れに入る。
やれやれ、ここは二度と走りたくないな…次は高速使おう。

そんなこんなで「マインピア別子」に到着。
山道を走っている最中、めっちゃおっそいカブが走っていたので多分地元民も利用されている。ワイは煽らないから安心しな、ゆっくり落ち着いてはしればいいさ。
ただ、どう見てもオイル入れすぎで白煙まき散らしていたのは教えてあげたかったが…。

そんなことよりご飯だご飯、何か入れないと…。
聞いてみると一応温泉に飲食コーナーが併設されているからそこなら…、とお話が聞けた。
もうこの際なんでもいい、お腹に入れば。

「蕎麦にしときゃ良かった この後うどん食べるのに」
食べている最中に気が付いた。

オムライスが悔やまれる、脳裏に浮かぶ、食品サンプルオムライス。

鉱山鉄道があるとのことだが 時すでにお寿司
えっそうなの…知らなかった
夏を拝みつつ 次へ向かう

親切な店員さんにお礼も兼ねてお土産を調達、再び高速で次の目的地へ。
一周が見えてくると、どうにもならない寂しさを感じる。
この感覚は子供の時は沢山感じたんだ、そしてずっと体験できると思ってた。
自分から掴みに行かないと手に入らない感情なんだよなあ、めんどくさいなあ。

そりゃあ こいつに決まっているさ

「大久保自販機店」
とりあえず今日のタスクはこれにて終了、あとはフリーだ。
ドライブインダルマぶりかな、うどん自販機。
ライダーのアンちゃん、地元の話し相手探してるっぽいおっちゃんを尻目にうどんをすする。
イマドキのワカモンどうだこうだと話していた、うんうん頷くアンちゃん。
…まぁ、ワイだってこの世に生まれて~ッ!て生まれたならまだわかるにしても、そんな人誰一人いないわけだし、知ったこっちゃないよなあと思いながら聞いていた。
いいんじゃない、色んな価値観があって、知らんけど。

とかなんとか思いながらすすっていたら完食、お腹うどんまみれや。

おかえり

脳死で温泉に向かって走っていたが、一周ってことはトッモ呼べるな…と思い連絡を取ってみる。
またメシ食うかということで、結局初日の場所を目掛けてもうひと走り。

丁度停めてた所から、初日諦めたスポットがくそ近いので向かう。
合流時間には間に合う、問題ない。

クソデカ

「銭形砂絵」
よかった見れて、逆光にも程があるけど。
これを見たら一生お金に苦労しないだとかなんとか。

…お金ねぇ、沢山あったらあったで色んな闇を知ってしまったからなぁ。
僕が言いたいことはこれだけだ。

真理だと思ってる

で、合流。
「オイッス~」
『何してんすか』
ごもっともである。

いいかい学生さん 焼き鳥がな 焼き鳥がめちゃくちゃうまいんだ

トッモの運転で、せっかくなら二人とも行ったことないとこで食べようということになり向かう。いいマインドだ。
こういう時間って、いつまでも大事にしたい、忘れたくない。

その後おススメの道の駅を教えてもらい解散、温泉も付いてて、山にあることもあって川沿いレベルに涼しい。
一周はしたんだ、あとは帰路に向かって走るだけ。

これをしたから偉いとか、これをしたから凄いとか、そんなこと微塵もおもっちゃいない。
「今日という日はいつか誰かに話せる時が来る、そうだこんなことがあったんだぜってな。」
それだけである、とあるキャラのセリフである。

次回、最終回。
(モチベに任せて書くのは4日が限度だと痛感した)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?