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3000時間到達とかこれからとか

 3000時間を別に誇りたいとか自虐したいとかではなく、ただ単に過ぎた所感を書き留めておきたかっただけである。
嬉しさとか達成感とは無縁の雑記ということを念頭に置いていただき、アホほど暇なら「へえ〜こうもせせこましく考えながらVRchatやってる奴もいるのか〜」と流し見して下さると助かる。

このゲームを「ゲーム」として捉えられるなら、 トロコン達成率で言えば100%、ゲーム内タスクで言えば90%は埋められたのではないだろうか。 (無論、各々が決めれば良い話であくまで私の中で)
そろそろ「骨の髄までしゃぶり尽くした」と言うしか無い程までの慣れと飽きが、仮想世界でまとわりつく。

飽きという概念を人間に組み込むべきでなかったぞ神様とやら。 こんなものが無ければ、私はこんな長ったらしく文を書かずとも、あちらの世界に住み着いていただろうに。 いやどうだろうか、住み着くことはなかったか。

仮にもし、明日から
「VRchatという世界は閉ざされました、貴方はもう入れません」
そう言われても
「ああ、そうですかい。お世話になりましたねえ。」
と、淡々と締めくくれるほどには、満足している。

それは他にもない、こんな私に関わってくださった皆様との記憶の賜物である。 ここに関しては関わりの浅い深い、今はどうこうは関係なく、等しく御礼申し上げたい。

あくまでここで語るのは「私自身がこれからも気持ちよくこのゲームで遊ぶには、どういった認識の元でプレイするべきか?」と言った脳内会議の垂れ流しである。

【エンドコンテンツなんてないから!延々続くから!】

疑う余地もなくこのゲームは、私の人生に影響を与えたと言える。
そりゃそうだ、3000時間もプレイしたゲームなんてこれが初めてだ。
コロたんにより好きな一人旅に全く出られず、家に閉じ込められていた私にとっては救世主だった。
ただ、ゲームというものは 一旦「シナリオの終焉」を見届け
「やり込み要素」を提示され
全ての「到達目標」を達成すれば
それでクリアがセオリーだ。

このゲームには おそらくそれがない

これからも続けるなら、私の中でアレを「ゲーム」として捉えるのではなく所謂「セカンドライフ」として認識し関わり続けるべきものへと変化したと考える……。
私の中ではこれが無難かなと思ったけど、どこかしっくりこない。

「ゲーム」としての認識はそのままに「VRchat(無印)」「VRchat2」「VRchat3」と自分の中で続編タイトルとしてカテゴライズしたらどうか? 案外悪くないかもしれない。
「無印は面白いけど粗が目立つ凡ゲー」とか「2は正統進化した神ゲー」とか「3はシナリオ分技したのが惜しい微妙ゲー」(※あくまで例えです)とか、自分の中で評価付けしやすくすると面白く続くかもなあ、続編作るのは自分という考え方も悪くない。
もしくは昨今の基本無料ゲームの様にシーズンとして切り分ける、とか。
ほら、4とかでマンネリ打破のためにコンセプト思いっきり変えるとかよくあるじゃない。

上記のような意識改革を無意識のうちに行なっていたのか、最近は自分なりに新しい繋がりを作ろうと細々模索している。
あまり自分から精力的に手を差し伸べる性格ではないが、人間は繋がらなければやはり生きてはいけない。

割としっくりくるのは、始めた当初からどこかにずっと居座ろうとは思っていなかったからかもしれない。 最初からさすらい人でありたいと思い続けている。 思っているだけだが。

このゲームのシステムと自分の性格が噛み合っていないのは、旅的感覚でインスタンスを行き来できない点にある。 通りすがりの感覚、立ち寄る感覚で入るにはひとつひとつの行動の重みが現実と違いすぎる。

この点は下手に責任感を持ってしまう私の性格の問題なので、全ッ然問いかけではない。
(というか全般問いかけてるつもりはない、ただの独り言)

【自身の確認とデトックス】

相手の中身はNPCではなく人間である。
人間関係なんてものは時間経過で必ず変化するものだと、永続はないと私は思っている。

潔く受け入れる者、受け入れない者。
見えずとも応援する者、見えるものを拒む者。
自身の城を造る者、寄せ集まる者。

そこに正義も罪もない、人間なんてそんなもの。 ああだこうだに私が無頓着でありたいのは、上記の考え方の元にいるから。
結果的にほどほどに楽しめればそれでいい。 否定もしないし肯定もしない、傷つける以外はどうでもいい。

ゲームの「3000時間到達」と「リアルライフの第二章とも言える転換期」が重なったのもあり、少しばかり動揺しているのかもしれない。
ゆえに考えを纏めようと、ここまで長ったらしく書いてしまった。

悩んでいるように見えるかもしれませんが、私としては結構これがデフォルトです。
ほんで別に気を滅入らせてる訳でもないんですな。
自分同士でディベートしてるのを漏らしてみているだけなので、どうかこれからも「ああ、またやってるよ」と酒のつまみにでもしてくれたら私は幸せです。

このゲームを始め4年近くという期間の間、割と諦めていたリアルライフがなんやかんや上手いこと運び出したのが誤算だった。
上手くいって欲しい時にとことんボコボコにされ、嫌気がさして諦めたら叶うというのもとんだ皮肉である。

くどすぎるキモい何かを書き綴ってしまったが、結構気持ちの整理ができました♨
「何ごともほどほどに」それなりにお互い頑張りましょう。

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