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突発!沖縄中南部RTA(トリオ) 1日目

時は2023年11月頭ーーー
バーチャル沖縄好きな一人がこう言いだした。
「沖縄行きてぇ」
と、いうのも沖縄Vフェスが12月開催らしい。
できればそれ以前にリアルをまわってしまいたいとのこと。
1人旅狂いのワイの耳にひかかったのが運の尽きだったな

その一言に努力を惜しまないのが我々ジュラル星人だ。
11月末の飛行機は行きが5席余り。帰りが6席余り。往復2マン。安い。
マジのマジでたまたま休暇が被り、ここを逃すわけにはイカンだろと一致。
爆速で飛行機、カーシェア、宿をぶんどり確定させーーー
後先考えない3泊4日の沖縄旅が今始まるーーー

【登場人物】
:  ボケ担当、旅の主犯。
  沖縄にくわしい、酒つよい。(適当)
  
sikimi : ツッコミ担当、全般的なサポーター。
    癖が強い他二名より柔軟性がたかい。(適当)

おるか : ボケ・ツッコミ担当、一人旅中毒者。
        ディフェンスに定評のある池上ポジになりたい。(適当)

シェイミかわいいよねシェイミ

おっと、今回は特に旅に制限は設けないぜ!
友達いるってのに、縛りを設けるほどワイも鬼畜じゃない。
超早起きがキツイ季節ではあるが文句は言ってられない。空港に向かい、合流。(ワイが一番朝弱い)
飛行機ギライ一名、数年ぶり楽しみ一名、早く酒飲みたい一名の三名でお送りします。

機内雑誌が大好きなので、パラパラと目を通す。
テーマ「あきらめ」のコーナーにこんな記事が書かれていた。

いい
こと
いう

そう、そうなんだよまさにそれなんだよ。
旅の醍醐味は。

一日目は13時過ぎに到着、国際通りに一旦荷物を降ろしたのち周辺散策が主なタスク。
楽勝だぜ、一人ならそんまま名護まで突っ走ってたかもしれない

ここすげぇ覚えてるんだよな、わからん勘違いかもしれない。

ワイが小さい頃に訪れたらしい沖縄、なんやかんやウン年ぶり
本当なら2~3年前に2週間くらい泊まり込みで過ごそうかと画策していたのだが、コロちんで消滅。
今や車もバイクも、酒もタバコも、責任も…なんでもできるくらいに時が経った、はやい。

ここすき

うっすらとではあるが、那覇空港の景色は覚えていた。
当時は家族でバスツアー、なんもわからないままに歩いた景色でも覚えているものである。人間ってスゴい。

ういちゃんがお出迎え

ゆいレールに乗り込んでまずは県庁前、沖Vでも有名な国際通りを目指す。
沖縄は電車がない、車以外なら基本的にこれを頼る。
ちなみに那覇空港駅は日本最西端の駅であり、空港着いた時点でレア駅を拝めるのはお得すぎるんだよなあ…。

あちーんだわ

乗り込んだはいいものの、暑い暑すぎる。気温は23~25度をマーク。
二人もそそくさと上着を脱いで半袖になる、ジャケットなんで着れたもんじゃない。
ただ、一人旅好きにとってはメリットが大きい。
何故かってそりゃ…冬にしては荷物が圧倒的に少なく済むから。
極力機内持ち込みの範囲で身軽に旅をしたい性分、この差はデカい。

ロックマンエグゼみてーな改札
自販機が既に異国で草

さてさて、他二人はボストンバッグにキャリーケースがあるので宿に向かうルートから攻める。
え、ワイ?通勤バッグとポーチだけど…。

沖縄と言えばなとこ とこ…なのか?

とりあえず昼飯をなにも食べてない私たち。(既に1杯ひっかけてる奴が1名)
A&Wでサックサクポテトを堪能すべく、国際通り入口へ向かう。
人と旅に出るとなにがいいってメシを忘れないとこ。(過去記事参照)

奥からワイ、シキミくん、ぬ。

入る前に隣で「ぐるくんTシャツ」を物色し始めるぬ、これ多分買う流れ。
実用性も考えると行き着く先はTシャツになるわけで、緑と迷ったがどうせならバラバラな色がいいので黄色を選択。
ちなみにういちゃんが歌ってる「ぐるくんのうた」は中毒になるので要領を守って聴いてください。

【オリジナル曲】根間うい「ぐるくんのうた」【Full MV】

3人セット、1800円ナリ。

本来なら教えてもらったしゃぶしゃぶに凸する予定だったのだが、時間的にラストオーダーを過ぎているであろうとのことで後日にズラす。
バーガーは肉が濃厚、レタスもシャキシャキで美味かった。
やけにポテトをおススメされたのでぱくり、なるほどな、他チェーンより時間をかけて揚げてるせいかジャンキーさが最高

たまにさ、マックで少し揚げ時間が長くてザクザクした細ポテトあるじゃないですか、あれが無限に続く感じ。
全国展開してほしい…どうだろう、限定メシを求めてまた来るってのもいいもんだからな…

えっと 11月下旬 ですよね

こっから4日間お世話になるであろう国際通りを歩く御一行。
前に来た時から店から建物まで変わっているのであろうが、流石に細かくは覚えていない。
時折挟まるボロボロの看板がまたいい味を出している、想像以上に人間味を感じるというか…深みがあるというか…すこだ…。

つきまさした

ホテルはいたって普通のビジホ。
これはあくまで自論なのだが、お高い宿に泊まりたい!という気持ちはよく分かるのだよ。あくまで。
しかしだな、その宿で過ごすうちの7~8時間必ず決まって行う行為があるだろう。そう睡眠である。
意識がない状態の7~8時間にお金をつぎ込む感覚を、学生時代から培ってきたクソビンボー症が許してくれないのだ。
これはこれで楽しみだよ、受付してたらなんかあったのか警察来たのはビビったけど。

沖縄のローカルCM見たり、なぜか北海道の駅特集見たり

いやあね?そりゃあね?愛する家族でとか、記念旅行で行くなら是非ともお高い宿を活用してほしい。思い出はプライスレス。
駄菓子菓子、今回の旅は野郎3人
どうせ夜も動くし、どうでもいいのだよ、感想語って寝られれば
「沖縄に行き」さえすれば、ケチれる所はケチる。
価値観が共有できる友達は、本当に大切にしたい、いつまでも。
むしろ畳に布団並べてダラダラするこの感覚が懐かしい。

夕方にさしかかり、夜ご飯にありつくため身体を起こす。
一日目は市場、商店街散策を堪能しましょう、イクゾー

ここから雰囲気がガラッと変わる。

旅の前から、なかなかにディープな商店街っぽかったので内心ワクワクして突撃、今思うとネリネリタイムに二人を巻き込みすぎたかもしれない…すまない…。

お”ぉ"^~

昔からの市場、商店街がそのまま残っている…。
日本中めっきり減ってしまった光景が、目の前に広がっている。
あったとしても大抵シャッター通り、地元の方々が細々ってとこが大半なのに。
ここだけでもまた来たいと思えるくらいだ。

店構えの配色が…コントラストが…高い!
陳列されている果物が異国を物語る。

ワイだけがテンション高くなっても申し訳nよかった二人も楽しそうだ。
そりゃあ、こんだけ童心をくすぐられたら無理もないよなあ!
とか思いながら、ふと横の路地に目を向けた途端吸い込まれるワイ。

ウォ^~たまらねぇ^~

大好きだ、大好きすぎるぞ商店街、向こう50年はこのままでいてほしいぞ。
年季の入ったお店がたて並び、夕暮れ前の薄暗さが最高にマッチしている。
後ろから見てる二人からしたら野良犬にしか見えないだろうな、ワイ。

路地がいちいちエモい
子供の頃は勝手に行けなかった場所も、今なら好き勝手に歩ける。

今日はもう十分すぎるほど写真撮ったな、ネコチャンも地域に住み着いているみたいで、一定距離歩くごとにゴロンしていた。
楽園かここは。

市場も散策した、ぬ曰く結構建物内部が変わっているらしい。

日が暮れだした、結局メシにはありつけてない。
ステーキにするか、居酒屋にするか、エトセトラ。
「とりあえずブルーシール食うか」
あっハイ、たしかにな、糖分補給してから考えるか。

アメリカンだ、アメリカン(小並)
左から塩ちんすこう、沖縄芋チーズケーキ、ブルーウェーブ。

遡ること1948年、アメリカに本社があるフォーモスト社が米軍関係者に乳製品を供給するためミルクプラントを基地内に設立。
その後基地から飛び出して、今や沖縄のアイスブラントとして名をはせているらしい。
沖縄でのお土産品としても定番だとか、こっちで言うサーティワンだろう。

さて、ワイが今晩いただくのは沖縄芋チーズケーキです。
ふむ…うん!名前からは想像つかないくらいすっげぇ大人の味!
塩ちんすこうもブルーウェーブも、名前と反してアイスとの調和を重んじる深みのある味わいだ。
いずれも名前から想像できない味ではあったけども、粘り気も絶妙で最高に美味しかった。

いい暮れ加減、やっぱりコントラストがどぎつい。

さて美味かったのはいいんだが、夜ご飯は全く決まらずじまいだ。
どうしたもんかと片づけていると、地元のおばあちゃんらしき人に声をかけられた。
ぐるくん着てる奴が二人もいたらそりゃあ旅行者丸出しだもんな。
「夜ご飯まだなの、それじゃあいいとこ教えてあげるわね。1500円でステーキにスープついてご飯もおかわり自由のいいとこがここにあってね…」
いいこと聴いた、そんな安いお店があるならガッツリ食べて終わるか。

歩いてみてみると…おばあちゃん、もしかしてやっぱりステーキの…ことか?
たしかに沖縄発ではあるんだけど、すまん今では県外でも食えるんだ、これは。
せっかく沖縄に来たので、べつのとこで食べます、ゴメン…。

洗礼を受けることにしました

結局沖縄のソウルフードをいただくことに。
ソーキそば、おう麺にコシがあるしダシも濃いめ…。
もずくt…もずくの天ぷら!?まあ美味いから食べてみろってこれ…一人旅なら日和ってたべなかっただろうな…。
う、ウマい…!タレがもずくの繊維という繊維に、そして衣にしみ込んで食べたことのない風味を醸し出している…。

ティビチというそう

お次は豚の足…豚の足…!?
昆布や大根などと長時間煮込んで食べるのだとか、ぶよッとした食感に最初は戸惑ったが、これが軟骨のコリコリとした食感と絶妙に合う。
味がいちいち濃く、それを泡盛でクっと飲み干す。
なんか分かってきた気がする、沖縄の食べ物の楽しみ方が。
1人1200円くらいで済んだ、この満足感でこの値段、安い。

夜の市場は、また違った顔を持っていた。
どーなってんだこの卵焼きの厚さ!聞いてたんと違う!

最後に一品食べるお腹が余ってたので、ポーたまおにぎりを宿に持ち帰る。
おかしいな聞いてたポーたまと厚さがちがうぞ…顎外れそうなくらいデカいしご飯が接着代わりくらい主役してない。
夜食には贅沢すぎる一品だった、このままの調子でグルメしてたら絶対太る。

ざっとシャワーを浴びてゴロンする御一行。
ふとテレビの天気予報を見てたら、一瞬だけぶいちゃが映った。

急に出るとびっくりしちゃうだろ///

TV-CM│沖縄のために5Gは何ができるか。2023篇 60秒

これからどーなって行くんだろうね。
ぶいちゃもワイらも。

2日目からは体力勝負、3人でスマホをつつきながらダラダラする時間に少し懐かしさを覚えながらも、気が張っていたのかスッと意識が途切れた。

次回、「首里と安里」
デュエルスタンバイ!

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