【全文無料】環境最強すーぱーうるとらマーシャルループ
はじめまして、関西で活動しているきどってると申します。https://twitter.com/sub_kido
本記事は筆者が常日頃から使い続けているマーシャルループの記事になります。
マーシャルループは能動的にシールドゾーンに触ることが出来るため、他のデッキによくある「盾落ち」という事故が起きにくいです。そのため、マーシャルさえ引くことが出来れば色々な動きが出来るとても楽しいデッキになっています。
何より引きだけ先3ループは全ての対面を破壊することが出来るため、人を不愉快にしたいという方にも非常に強くおすすめできます。
筆者自身の成績はサガ期に最高3位、ベスト8が数回と少し信頼に欠けるものですが、フリー対戦もカウントすると相当な回数を回しているので、参考程度にはしていただけるかと思います。
0.はじめに
本デッキは最近アドバンス等で話題の星龍マーシャルとは違い、「あまり手札が揃っていない」もしくは「相手の4、5ターン目のムーブがこちらに刺さっていない」場合は最速を狙う必要はないです。
むしろ星龍より進化元の枚数が少ない分、5ターン目の進化元→マーシャルの動きがメインになってきます。
この点を踏まえてここから先はデッキリスト、ループ方法、各対面の大まかな流れを書いていきたいと思います。
1.デッキリスト
細かいループ方法は後述しますが、最終的にはアルカディアスパークを無限に打ち、相手をLOさせて勝ちます。
2.ループ方法
このデッキのループにはいくつかの段階があります。
Ⅰ.任意のトリガーを使うループor革命チェンジ先のcipでドローループ
Ⅱ.アイチョイスとカシスオレンジを用いてボトムケア
Ⅲ.山を残り1まで引いて無限アルカディアスパークの証明
まずⅠの前半部分、任意のトリガーを使うループの説明をします。
ループパーツは以下の5枚です。
後述しますが、クールビューティー1枚はジェリー、アトランティスで代用可
初期盤面
バトルゾーン
クールビューティーに進化したライベルモットビターズ(以下ライベル)
手札
クールビューティ、ライベル
任意の盾に埋めたいカード1枚
クールビューティーに進化したライベルで攻撃する時、攻撃時効果で3枚埋めて3枚回収することが出来ます。
そのうち2枚をもう1セットのクールビューティー、ライベルにすることにより、クールビューティー効果で攻撃中のライベルをバウンス、その上にライベルを乗せて初期盤面に戻すことが出来ます。
そこで今の手順で埋めていなかった3枚目の枠を任意のカードにすることによって、任意のカードを埋め、任意のカードを回収出来ることが証明できます。
その任意のカードがSトリガーを持っていた場合、使用することが出来るため、ここで手札、盾の任意のトリガーを1枚ずつ使う事ができることを証明出来ます。
ここからはサイバーブレインや水霊の計で、ループ方法の2に繋がるカードを引きに行きます。
続いて革命チェンジ先のcipを使うドローループについてです。ループパーツは以下の4枚です。
初期盤面
バトルゾーン
クールビューティーに進化したライベル
手札
チェンジ先
アトランティス
ライベル攻撃時に革命チェンジ、ライベルの攻撃時効果で「アトランティス」、チェンジで手札にも手札に戻ってきた「クールビューティー」、「ライベル」を埋めて回収、宣言することにより、アトランティスでライベルモットビターズを対象にして初期盤面に戻すことが出来ます。
ここでチェンジ先の効果を使うことでドローを貰った状態で初期盤面に戻っているため、任意の回数ドローを繰り返すことが出来ます。
これらを繰り返し、「アイチョイス」、「カシスオレンジ」、「アトランティス」が揃うまでドローを行います。
Ⅱ.カシスオレンジ(以下カシオレ)、アイチョイスを用いたボトムケア
ここから先はボトムの固定になります。
必要なパーツは以下の7枚です。
初期盤面
バトルゾーン
クールビューティーに進化したライベル
手札
他5枚
Ⅰで証明した任意のトリガーを使うループを使用し、アイチョイスを召喚します。
アイチョイス効果でカシオレを上で召喚し、山上のループに不要なカードを山下に送ります。
そこからもう一度Ⅰのループを使用しアトランティスを召喚、対象をライベルにすることによって初期盤面に戻るため、これでボトムケア完了となります。
3.無限アルカディアスパーク
ループパーツは以下の10枚です。
初期盤面
バトルゾーン
クールビューティーに進化したライベル
手札
他8枚
山を残り1まで引いた状態
任意のトリガーを使うループを使用し、アルカディアスパークで相手に1ドローしてもらいます。
もう一度ループを使用し、止めすぎを唱えて墓地のアルカディアスパークと止めすぎをシャッフル。この時点で山は不要な1枚、アルカディアスパーク、止めすぎの3枚です。
Ⅱで証明したボトムケアループを使用し、山上の不要な1枚を下に送ります。
Ⅰで証明した革命チェンジのループを使い、ダンテ効果1ドローを2回行います。
これで相手に1ドローしてもらった状態で初期盤面に戻っているため、これを無限に繰り返してゲームに勝利します。
3.ループ応用
上で紹介したループにはいくつか代用が効く部分があるので、おまけ程度に紹介します。
Ⅰのクールビューティーをジェリー、アトランティスで代用したドローループ
必要なパーツは以下の5枚です。
初期盤面
バトルゾーン
クールビューティーに進化したライベル
手札
他3枚
ライベル攻撃時に「ジェリー」、「ライベル」、「アトランティス」を埋めて回収、宣言します。
アトランティス効果でジェリーに進化したライベルを選択。
ジェリーから進化したライベルの攻撃時に「クールビューティー」、「ライベル」を埋めて回収、宣言。
クールビューティー効果でジェリーに進化したライベルをバウンスすると、1ドローした状態で初期盤面に戻ります。
4.各対面プレイング
アナカラージャオウガ (初見4割、それ以外3割)
この対面は基本的にキャディ、キゴマイムが超えるべきメタになります。
特にキゴマイムはライベルにえげつなく刺さっているため、マーシャル効果で「除去札」、「進化元」、「ライベル」の3枚を使用し、キゴマイム効果のかかっていないライベルを用意することが、この対面のとりあえずのゴールになります。
※出す前に除去札解決してからじゃないとキゴマイムかかるので、使用する順番に要注意！
このデッキの除去札は現状「ズッ友モーメント」、「水霊の計」、「アルカディアスパーク」の合計7枚になっております。
キゴマイムだけの場合は上記7枚から1枚要求なのですが、同期の妖精がいると話が変わってきます。
マーシャルから除去札を使っても同期の妖精のメガラストバーストで進化したライベルごと処理されてしまうので除去札1枚ではループに入ることができません。そのため、同期の妖精、キゴマイムが揃ってしまっている場合は、同期の妖精を「水霊の計」、「アルカディアスパーク」で山札に処理してからキゴマイム処理、ライベル着地で対処するという形になります。
マーシャルループ初見であれば、「そもそもキゴマイムが刺さることに気付いていない」、「クールビューティーでジャオウガをバウンス出来ることを知らない」、「止めすぎがバレていない」等でいくらでも勝ち目がありますが、「脳死ジャオウガ貫通」、「VT重すぎ」、「都合よく山除去なんて出来ない」などを理由にサクッと負けます。厳しいです。
1枚目のマーシャルを、ループではなく盾を強くするために使う意識を持てば少しは勝率が上がる気がします。
赤青マジック 4割
アナジャと同じくキゴマイム、同期の妖精、VTが採用されているためしっかりきついです。
アナジャと異なる点は、コスモポリタンで一応相手のカクメイジンを防ぐことが出来ます。
※コスモポリタンはブロック時しれっと1ドロー付いてます。
以前は相手に除去札が無かった為、2ターン目進化元置き、3ターン目パス、4ターン目進化などもありましたが、最近はAQsabbathが採用されているためそれも怪しいです。
キゴマイムさえ消えればマジックというギミック自体には戦えるので、キゴマイム環境が終わることを切に願います。
青魔導具 5割
クロカミが出る以前は水霊の計で新世壊除去、ラガンはジェリーのループで貫通という形で対策していたので有利を主張していたのですが、クロカミで速度負けする試合が増えてしまいかなり怪しくなってきました。
その分ゼニスザークの採用が減っていたり、ボックドゥが減っていたりするらしいので、速度勝負＆水霊の計による新世壊除去込みの5割だと考えます。
ジェリーを採用しているのでラガンを出されてもゲームになります。
青黒魔導具 4割青魔導具から新世壊除去という対策が消え、ドゥポイズという天敵が増えたのが青黒魔道具です。なんなら海底研究所とかいう水霊の計必須のメタカードの登場により、本来なら青黒にキープする必要のなかった水霊の計のキープが要求されて、マナ埋めが非常に苦しいです。
この対面の意識することとしては、仮に進化元、マーシャル、ライベルが揃っていたとしても2ターン目に進化元は出しません。
※最近は青魔よりも青黒の方が多いこともあり、青魔、青黒の判断ができていない場合だとしても出さないことが多いです。
相手のムーブとしては(ジグスガルビが採用されていない限り)4ターン目に1ハンデス、もしくは2ハンデスが飛んでくるだけなので、それに備えてドローソースを打つ、同名カード2枚キープ等で対応し、5ターン目にループ、もしくは大量ドローを狙います。
※最近採用され始めているデスザークは水霊の計で下のカードを1枚山下に送ると、墓地に魔導具を増やさず無力化出来ます。
さよなら青黒魔👋
赤緑アポロ 4割気合いです。
先3マーシャルループ
先3マーシャルで盾強化
盾からアイチョイス
勝ち方はいくらでもありますが、結局相手の要求値の方が低いです。
バイクプランはクールビューティーが大活躍するので、それ込みの4割だと考えます。
相手が先5、後4で走ってきた場合はクールビューティーでバウンスしても2マナ残るので、チャージマーシャルで勝てます。
相手の事故と自分の引き強を祈るしかないです。
さよならアポロ👋
追記
3/14京都ジラフル
規制後環境で黒緑は回し方分からん、マジックはナンバーそのままやから使えんって事でマーシャル使ってベスト８でした。
フリー対戦とかも合わせて色々対面したので、対面相性追記しておきます。
アナカラーDOOM 4割
同期の妖精、キゴマイムが採用されているため、基本はアナジャ対面と同じような事を心掛けてゲームを進めます。
同期の妖精とキゴマイムに関する事はアナジャ対面の方に書いたので、こちらではこの対面のみに関することについて書きたいと思います。
1、ガイアッシュに注意する
マーシャル経由でドロソを複数使える状況になったとしても、ある程度揃っているならサイブレ等を4コストで唱えます。
全く何も無い場合はガイアッシュ諦めの6ドロー＆クールビューティーなどをする事もありますが、必要以上に踏み倒すことはないようにしましょう。
2、デッキバレしなければメタが出てこない
アナジャはクリーチャーを並べるデッキなので、こちらのデッキが分かっていなくても自然に同期キゴマイムが揃います。
しかし、アナカラーDOOMは大型を出す為に墓地を肥す動きとメタを横並びさせる動きが噛み合っていないため、こちらのデッキが分からない場合は墓地肥やしを優先する可能性があります。
マーシャルループと分かるパーツを見せずに済むのなら、多少無理してもキープする価値はあるように思いました。
上記の事を徹底してもアーテル8肥やしDOOMキーナリーで秒殺されます。
普通に不利です。
黒緑アビス 2割
(進化元を力が欲しいか⇒アエヌマクアorヨービリンリリンで処理されずに)3キルしたら勝てます。
黒緑アビスが流行っている間は恐らくマーシャルループは無理ですが、貝獣パウアーを採用するとかなり話は変わると思います。
ベラドンナ等の小型ハンデスが採用されているデッキも流行るようであれば、パウアー2~3投のリストでCSに出て記事に追記しようと思います。
アナカラーCOMPLEX 6割
アーテルの−4000、VT等がある為、あまり進化元は出さずに5キルを狙った方が勝率が出ると思います。
緑のメタは基本刺さりませんが、アプルがいる状態で止めすぎを使ってしまうと取り返しがつかないので、その点には注意が必要です。
※ミスティッククリエーションもマナ回収が止まります。
能動的にCOMPLEXのカウントを進める手段が乏しいので、パーツが揃っていなくても落ち着いてドロソを連打していれば勝てると思います。
例のごとく同期＆キゴマイムが刺さりますが、盾に止めすぎ、アルカディアスパーク、アイチョイス等と除去札を埋めておく事で他の対面の同期＆キゴマイムよりは簡単に超えられるので、そこまで苦ではないと考えます。
そもそもアナカラーでCOMPLEX出しながら同期＆キゴマイムは対面の引きが強いです。
眠いので一旦ここで終わりますが、他の対面も気が向いたら追加していきます。
5.最後に
深夜テンションで周りの人の真似事をして記事を書いてみたかっただけなので、誤字・脱字・衍字等が多々あると思いますが、甘めに見てもらえると嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
テスト勉強に戻ろうと思います。
質問等あれば受け付けてます
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