橋詰雅博
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【24年度JCJ賞受賞者記念オンライン講演会】「なぜ裁判官はこうも堕落したのか」講師:後藤秀典氏(ジャーナリスト)11月30日(土)午後2時から4時
■開催趣旨 2024年度JCJ賞出版部門では『東京電力の変節』(旬報社、昨年9月刊行)が選ばれた。著者のジャーナリスト・後藤秀典氏は、福島原発事故は「国に賠償責任はない」と判決を言い渡した最高裁裁判官と東京電力、巨大法律事務所の3者がアンダーグラウンドで結びついていることを本書で浮き彫りにした。司法の場でもこんな〝闇〟があるのかと愕然とすると同時に失望もした。それだけではない、怒りがふつふつと湧いてきた。後藤氏によると、高裁、地裁の下級審の裁判官も、公正・公平の使命を裏切る
【JCJオンライン講演会】カザフスタンの核被害と日本 講師:小山美砂さん(ジャーナリスト、『「黒い雨」訴訟』<集英社新書>で23年度JCJ賞受賞)10月26日(土)午後2時から4時
■開催趣旨:これまでに73カ国が批准した核兵器禁止条約(TPNW)の第3回締約国会議は、ニューヨークの国連本部で来年3月に開かれる。議長国は中央アジアのカザフスタン(人口約1960万)。旧ソ連による核実験の被害国のカザフスタンは、TPNWの6条と7条に定められた被害者への援助と汚染地域の環境改善など積極的に取り組んでいる。 これに先立ちTPNW締約国や市民団体代表らが8月に首都アスタナに集まり、被害者援助に関する作業グループ会議を実施した。またICAN(核兵器廃絶国際キャン
【2024年度第67回 JCJ賞】JCJ大賞 しんぶん赤旗日曜版 『自民党派閥パーティー資金の「政治資金報告書不記載」報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関する一連のキャンペーン』、 JCJ賞4点。 10月5日(土)午後1時から東京・日比谷図書文化館コンベンションホールで贈賞式
JCJ賞作品は次の通りです。 【JCJ大賞】 1点 ● 自民党派閥パーティー資金の「政治資金報告書不記載」報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関する一連のキャンペーン しんぶん赤旗日曜版 【JCJ賞】 4点 (順不同) ● 上丸洋一(じょうまる・よういち)『南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか』 朝日新聞出版 ● 後藤秀典(ごとう・ひでのり) 『東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃』 旬報社 ●
【シンポジウム】「取り戻せ!テレビを市民の手に」前川喜平氏らがパネリスト 立教大学池袋キャンパス 9月28日(土)午後3時から5時(JCJ共催)
「テレビは報道機関としての役割を果たしていない」「テレビは、政府広報か」と、放送の現状を多くの人達が怒り憂いています。 一方で、視聴者・市民の手で「テレビを市民の手に取り戻す」運動もここ数年多彩に展開されてきました。 市民・メディア関係者・研究者による研究プロジェクトでは、放送行政に独立行政委員会制度を導入する提言もまとめられています。 シンポジウムでは、市民運動のリーダーたちから多様な視聴者運動の現状を聞き、新しい政権の下での放送制度改革の可能性や展望を語り合います。
【JCJオンライン講演会】「ハマスの実像」とパレスチナ現地報告 講師:川上泰徳さん(中東ジャーナリスト)9月21日(土)午後2時から4時
■開催趣旨 元朝日新聞記者の中東情勢に詳しいジャーナリスト・川上泰徳氏は『ハマスの実像』(集英社新書)を8月に出版した。多くの日本人は、昨年10月にイスラエルを奇襲攻撃したことで、イスラム組織ハマスを初めて知ったのではないか。ガザ地区を実行支配するこのハマスは残忍なテロ集団と思われがちだが、それは誤解だとこの本で解き明かす。そして川上氏はヨルダン川西岸のパレスチナ自治区とイスラエルを7月初旬から約1カ月間、取材した。ガザ住民の多くはなぜ支持するのか、何を目指すのかなどハマス
都議選 立民2つの誤算〝業界ボタン〟を押さなかった自民 総裁選 進次郎氏が急浮上 現時点では〝確トラ〟日米政局 激動の秋へ
7月17日の日本ジャーナリスト会議(JCJ)オンライン講演には元朝日新聞記者の政治ジャーナリスト・鮫島浩氏が登場。鮫島氏は小池百合子氏が3選を果たした7月の都知事選で立憲民主党の蓮舫氏がなぜ惨敗したかを語り、国内政局の最大ヤマ場、9月自民党総裁選の行方、そして世界が大注目する11月の米大統領選はトランプ氏とハリス氏どちらが勝つのかなどを大胆に予測した。 都知事選で東京に選挙基盤がなく「政策の中身もカラッポ」という石丸伸二氏(前広島県安芸高田市長)にも抜かれ3位に転落した立
【JCJ8月集会】軍拡の動きに、私たちはどう対抗するのか―戦後80年を前に 8月17日(土)午後1時30分から4時30分 エデュカス東京
■開催趣旨と呼びかけ 来年は戦後80年。しかしこの間、自公政権は憲法9条を骨抜きにし、「敵基地攻撃能力」の保持を決めるなど、平和を脅かす軍拡への道を突き進んでいます。 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は「2度と戦争のためにペン、カメラ、マイクを持たない」という決意のもと、コロナ禍以降5年ぶりに8月集会を開きます。市民とジャーナリストが手を携えて軍拡に対抗し、平和を築くためにはどうしたらよいのか、ともに語り合う場にしていきたいと考えています。 ■プログラム 第1部:基調講演
【JCJオンライン講演会】「小池氏が都知事に3選 今後の政治への影響を読む」講師:鮫島浩氏(SAMEJIMA TIMES、元朝日新聞記者)7月27日(土)午後2時から3時
■開催趣旨 アンチ小池票が分散したおかげで小池氏は都知事選で逃げ切った。小池氏をステルス支援した裏金自民党は息を吹き返すかと思いきや、都議補選は2勝6敗と大敗した。自民党への逆風はおさまっていない。この都議選の結果は9月の自民党総裁選、年内にもいわれる解散総選挙、〝蓮舫ショック〟に揺れる立憲民主党を始め野党にどんな影響をあたえるのか。元朝日新聞記者の政治ジャーナリスト・鮫島浩氏が大胆に予測する。 ■講演者プロフィール 鮫島浩(さめじま・ひろし) 1971年生まれ。京都大学法