初めての交通機関だらけの旅行記⑤

名古屋港に到着だ!

 船酔いで早く寝たはずが夜中12時に寝て、朝6時半に起きる。頭痛いのは少しはマシになって起きる。
 パブリックフロアで朝御飯にヨーグルトを食べてテレビのニュースをみて、天気予報を見て、ボーッとしてから部屋に戻って下船の荷物整理をする。港に着岸予定時間が10:30頃となっていたので、ゴロゴロと過ごしていたら、「着きました」と船員スタッフさんに声をかけて貰って知る。
 慌てて、でも転ばないように早足で下船する。
 フェリーを降りて、船体、顔ハメ看板の写真を撮る。
 撮り終わりフェリー受付に寄って、GOTOトラベルのクーポンを発券してもらう。手続き終わり外に出ると、乗りたかったバスは行った後。次のバス時間を見るとお昼ご飯が食べられるかあやしい。グーグルマップで調べて、最寄り駅まで徒歩約30分となっていたので、旅行ハイもあり、歩く。

観光に行く前に歩かなければ

 名古屋港から熱田神宮に行くには野跡駅で乗り換えする必要がある。
 普段徒歩30分は歩かない距離なのだが、旅行に行くと歩けるのは、行ったっきりで戻ってこないからだろうか?
 港の縁を歩いてまっすぐ、気温20度の中歩く。北海道の20度と体感が全く違って、夏だと感じた。
 汗をかきながらスーツケースを引いて、リュック背負って、野跡駅まで歩く。途中、30分過ぎても駅が見えてこないから不安になって独り言でブチブチ自分に文句を言う。運良く歩いて来たマダムに、道を尋ねる。名古屋港から歩いて来たと言ったら驚かれた。そうだよね、普通は歩かないよねと思いながら、お礼を言ってまた歩く。
 ようやく駅に着いてバス停を探したら、またバスが出て、見送った。
 バス停に行き、20分待って熱田神宮に向かう。

熱田に着いた

 バスにユラユラ揺られ、乗換案内アプリと停留所案内を見比べてソワソワと落ち着かい中でも、車窓から見える景色を眺めて、イオンある、ららぽーとあると感動。
 旗屋町で降りて、お昼ご飯にひつまぶしを食べる予定を立てたので、お店が閉まる前に目指す。はじめ、熱田神宮前のあつた蓬莱軒を目指す。ホームページには、神宮前店は水曜日定休と書かれていて、見て確かめないと気が済まないので、店舗に行く。ちゃんと定休日だった。しかも丁寧に本店の地図を入り口に張り紙されていた。
 気を取り直して本店に向かう。
 名古屋に来て一番驚いたのは、片側5車線の道路とダイヤ形の歩道橋。
 縦横10本も道路があるのは、道路が広い北海道でも見たこと無い。
(北海道の場合、雪置き場の関係で幅広車線になっているが、車線本数は私の知る限りでは、片側3車線が最高本数だと思う)
 まぁ、その驚いた本数の道路と歩道橋を渡り、まっすぐの道を途中で迷って、歩道橋がもう一個出てくる、上がったり下がったり、パニックになりながらなんとか、あつた蓬莱軒本店に向かう。
 本店に着いて、店舗の人に聞いたら受付先着順との事。受付をして整理券を貰う。お昼過ぎてたけど食べる事が出来るって、良かった。少しでも時間がずれていたら食べられなかったと思うと、時間を見て優先順位を決めれた自分を褒めた。
 ひつまぶしの受付時間まで1時間半くらいあったので、通り過ぎた熱田神宮に戻って、お参りと宝物館に向かう。

熱田神宮

 歩道橋2つを上がって下がって、スーツケースとケンカしながら行ったり来たり。歩道橋のスロープに荷物たっぷりのスーツケースは擦れて傷つくのが当たり前。ひーこらこいて、参道に到着。参道の小さな砂利をキャスターに巻き込んで、道を荒らさないかヒヤヒヤしながら歩く。途中、キャスターを引いても引っかからない石畳があることに気付く。邪魔にならない様に石畳の上を歩く。
 本宮前の手水舎に行くと、龍口の水桶を清掃中。清掃の様子を見られたのは、嬉しい体験。竹の筒に水が流れていたので、清める事は可能。柄杓は無いので、素手で清める。柄杓の使い方がわからなくなる事があるから、素手で良いのは助かる。
 さて、清め終わり本宮に、二礼二拍手一礼でお参りをしたけど間違ってないか周りを観察。終わっておみくじ(1回200円)を引く。熱田神宮のおみくじって辛辣だなぁと書いてある内容が痛いところを突かれて感じた。
 参拝して、ひつまぶしへの移動時間を考えて、宝物館と刀の宝物館[草薙館]のどちらかを諦めなければならなく、聖地巡礼も兼ねた旅行なので、譲れない刀の宝物館[草薙館](入館料:単館大人500円(400円),小中生200円(100円)、宝物館共通券大人800円(700円),小中生300円(200円)、年間パスポート5,000円、障害者割引はかっこ部分の料金となります。詳しくはホームページをご覧ください)を選ぶ。
 刀を擬人化したゲームがあり、熱田神宮に奉納されている、太郎太刀、次郎太刀を見れる、模造刀を持つことが出来る体験コーナーがあると楽しみに入館する。入館受付した際に、スーツケースを邪魔にならない所に置いていいと許可を貰い、受付デスクの端に置かせてもらう。
 中に入ると、刀剣を造る工程、材料の展示から始まり、月ごとに変わる刀剣が展示される。私が目当ての太郎太刀、次郎太刀は期間関係なく常時展示されているので、見られてうれしい。
 展示されていた刀剣の中に、大太刀は太郎太刀、次郎太刀の他にもう一振りあり、計三振りあった。
 同じ大太刀の分類なのに、一振り単体で観るとちゃんと大きいのに、太郎太刀、次郎太刀と一緒に観ると小さく感じてしまうくらい、太郎太刀、次郎太刀の大きさが規格外だと感じさせられる。
 展示されていたどの刀剣も綺麗でカッコイイので、熱田神宮に行かれるのであれば是非鑑賞していただきたい。
 刀剣を鑑賞し、刀剣の重量が体験できる、体験コーナーに行ってみる。
 そこには、短刀、脇差、打刀、太郎太刀、次郎太刀の複製があり、持ってみると、ずっしりとした重みがあった。次郎太刀はかろうじて持ち上がったが、太郎太刀はビクともせず、テコの原理を利用しても持ち上がらなかった。
 ひつまぶし予約時間が迫り、外に出る。入り口に戻って上を見ると武者像があり、思わず写真を撮りたくなるので撮る。

名物のひつまぶし

 砂利道の参道、歩道橋を歩いてひつまぶしを目指す。
 名古屋港から熱田神宮とあつた蓬莱軒を行ったり来たりしていると、万歩計の歩数が1万歩を超え、お腹が空いている午後2時半過ぎ。お店に着いて案内を待つ。
 ひつまぶしも食べたい、う巻も食べたい、肝吸いも食べたい、白焼きも食べたいと食べたいものだらけなので、事前にホームページを見てメニューをあらかじめ決めていた。
 席に案内があり、ひつまぶしを食べている人の量を見て、食べられないなと確信し、予定していたひつまぶしとう巻がセットになっている、う巻定食を注文。白焼きも食べてみたかったが、予算と量から断念。その代わり、特製プリンを注文したら売り切れだったので、わさびシャーベットを注文。
 先に食べていた女子大学生グループの1人が普通のひつまぶしを苦しそうに食べているのを見て、無理だと確信出来たのは、量を食べられない私にとっては、助かった。
 実際、小さめ丼に細かく刻まれた鰻丼だったのに、だし汁を最後掛けて食べるとお米がだしを吸って膨らんで、満腹になったので、少なめを選んで良かった。お味は美味しく、また行ける機会があれば、プリンと白焼きを食べたいです。ひつまぶしは、1人じゃなかったら挑戦したいと思います。

まとめ

 名古屋に着いて、最初の目的は果たされた。
 これからどんな事があるのだろうかとドキドキワクワクしてホテルに向かうもその前にも色々ありました。

ここまで読んでくださりありがとうございます。


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