初代COROLLA FX-GTと一緒の頃

会社勤めの通勤に2台目の車であった
白いボディ、5速マニュアル、ノンパワステ、ノンパワーウインドー、マニュアルエアコン
当時は納車後にワクワクして通勤や休日ドライブの運転時に嬉しい相棒であった

私は高度な運転技術は持たず、飛ばすわけでも無いのであるがこのスペックと装備の中で十分に車ライフが楽しめた
営業の仕事で車は自家用車使用がOKであったので、片道200km位とかもFXと一緒だった
大雪の中、タイヤチェーンを巻いての帰宅にはマニュアルはしんどいけれども昔を思い返せば良き思い出
今の様に高性能のスタッドレスタイヤはずっと後に生み出されたものでしたもんね、当時金属チェーンも必須だったなぁ

当時の会社の先輩に車好きが居て、視力の弱い私に明るいシビエのヘッドライトをつけて貰った
車の一部を変える事が小さな喜びを生んでしまう
それから私はいつしか自分でする小さな車いじりが好きになってしまった
フォグランプを自分でつける
カーステレオを換装する、自分で失敗を何回も繰り返し、とどのつまり近所の車修理工場の方に泣きついて様々教わり自分での取り付けを習得した時は嬉しかったなぁ
ケンウッドのステレオ、スピーカーに換装
シビエのフォグを取り付け、そしてホーンはボッシュに変えた
車との時間を過ごす中自分でお気に入りにしていく、してある車と空間は言葉にはし尽くし難い
その車と一緒にある時間がたまらなく好きなんだと思う

それ以上はエンジンだとか足回りとかにまでは手は加えなかった
私は走り屋のハイスピードはおっかないんであーる

今でも車が好きである
いくつかの車に乗ってきて、どの車にも車への思い入れがあり、小さな換装を楽しんできた
お蔵入りしたフォグランプは道を照らす日を待っているのかなぁ
今の車関連の技術なら30年前のパーツなんて・・・
でもね、その古き相棒たちが車にくっついて走る日は諦めてはいない

嗚呼その時ちゃんと老眼で配線できるんだよなぁぁぁl

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