ネットワークインフラとは?
「ネットワークインフラって何?」「ネットワークとインフラは何が違うの?」などネットワークとインフラは、ITに詳しくない人からすると、どちらも同じだと思って使っている方も多いでしょう。
ドコモやkddiなどの通信サービスを提供する企業を含め、インターネットを使って業務を行う企業はネットワークインフラ業務、あるいはネットワークとサーバーの双方の業務を総称してインフラ事情と呼ばれます。そのため、ウェブエンジニアやインフラエンジニアの実務範囲を理解しにくいと感じる人が多いようです。
本記事では、ネットワークとインフラが担う業務の違いをわかりやすく解説します。また、必要なスキルや勉強方法、おすすめの資格についても説明しますので、自分に合ったエンジニアになるために参考にしてください。
「インフラ」は「基盤」という意味で、生活を支える大切な設備を表します。
生活に必要なインフラは何かを想像するとわかりやすいでしょう。人間の生活になくてはならない重要な設備とは、「電気」「ガス」「水道」などの必要不可欠なサービスのことです。
社会を支える4つのインフラ
「インフラストラクチャ」と付け加えると、その言葉を構成するために必要な構造や設備のことを意味すると考えられます。
たとえば、「交通」インフラといえば、移動するうえで重要な「鉄道」「道路」などのサービスや設備のことです。
つまり、ITインフラといえば、ITシステムに関する重要な仕組みや設備のことで、ネットワーク機器やサーバー、インターネットのこととイメージするとわかりやすいでしょう。
ネットワークインフラを提供する企業は数多くありますが、通信サービスで有名な企業に「KDDI」「NTT」「ソフトバンク」「楽天」の4社があります。いずれの企業もネットワークサービスの基盤となる通信を提供する大企業です。
また、インターネットサービスを使うためには、ISPに接続する必要があります。ISPを提供する企業も数多くありますが、有名な企業として、「BIGLOBE」「IIJ」「ニフティ」「NTTコミュニケーションズ」の4社があり、インターネットを使うためには、いずれかの企業と契約してサービスを使っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?