毎日王冠 全頭診断

アドマイヤハダル

 重賞3着はあるがOPを勝ちきれない馬が、この豪華メンバーで通用するとは思えない。(差し馬)

ウインカーネリアン

 内有利のTBや単騎逃げと当馬に有利に働く面はあったが、トップハンデを背負ってナミュール、プレサージュリフト、ジャスティンカフェから逃げ切ったのは評価できる。
 前走は、17番枠から強引に主張してハナを切りペースを作った。ラップ構成的に東京新聞杯と大きな差はなかったが、この流れを最も簡単に差し切る馬が強すぎた。しかし、ソダシとは差のない競馬をしていることや外枠から消耗したことを考えると善戦したと考える。有力馬が後ろに固まる今回はまんまと逃げ切っても不思議ではない。▲候補(逃げ候補①)

 エエヤン

 NZTを勝ったが、次走こNHKマイルでは内枠で詰まり気味であったことも影響したが大敗。勝ち馬のシャンパンカラーが次走の安田記念で全く通用しなかったところを見ると、安田記念上位勢が出る今回のレースで通用するとは思えない。(先行)

エルトンバローズ

 ラジオNIKKEI賞勝ち馬であるが、当レースでは内有利のTBをイン溜めして抜け出した内容であったため、後のセントライト記念勝ち馬のレーベンスティールに勝ったが、展開利が大きかった。この内容だけで古馬トップクラスに通用するかは疑問である。(先行)

キングストンボーイ

 近走OPクラスでも大敗しており、ここでは通用しない。(追込馬)

ジャスティンカフェ

 東京新聞杯は、内有利のTBもあったが、内枠が仇となり仕掛けが遅れたのが痛かった。力負けではない。ダービー卿CTも内枠から中団を追走し、勝負どころでは勝ち馬から仕掛け遅れた分の敗戦。斤量も多少影響したであろう。前走のエプソムCは今回と同条件。外枠から後方を気持ちよく追走。最後は圧巻の大外一気であった。やはり力を出せば強い。今回は当馬のベスト舞台であると考えるが、2強を逆転できるかが見所である。ここを勝てば先々のGⅠにもつながるだろう。◎候補(追込馬)

シュネルマイスター

 中山記念は最後の直線で窮屈になったため、負けてしまったが距離の問題ではなく、負けて強しの内容であった。次走のマイラーズCは後方から直接大外一気で突き抜けた。やはり強い。安田記念は位置が後ろすぎた。マイルより1800の方が追走も楽になりこの馬の良さが出そうである。◎候補(追込馬)

ソングライン

 昨年の安田記念を大外からねじ伏せ勝利。現役最強マイラーかと思わせた後、スプリント戦で2連敗してしまったが、今年はマイルGⅠを連勝。VMでは内から、安田記念は外からと器用に競馬もでき、現役最強マイラーはこの馬で間違いないであろう。しかし、今回は初距離と牡馬換算で59キロの斤量。この条件を克服し、シュネルマイスターに勝てば、日本最強の看板を引っさげ海外進出できる。得意の府中で末脚爆発を期待したい🔥◎候補(差馬)

デュガ

 初距離+距離延長。ここでは力的にも通用しない。(距離大幅延長のため脚質不明)

ノースザワールド

 OPを勝てない馬では厳しい。(先行)

バビット

 近走の内容からこのレベルで通用する馬ではない。(逃げ候補②)

バラジ

 前走新潟記念で5着もメンバーレベルが格段に上がる今回は用無し。(先行)

フェーングロッテン

 重賞で逃げて安定して結果を残してきたが、馬券内にきたレースはどれも単騎で楽に逃げれていた。前走も逃げられなかったように基本的にはテンが遅く、今回のメンバーでは逃げれないことが予想されるため、厳しいであろう。(逃げ候補③)

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