ファンヒーターが壊れた!

 朝夕がだいぶ冷え込み、ファンヒータを取り出してスイッチON。吹き出し口に手を当ててみると、少し暖かくはなってきているがファンが回らない。生徒に電気の仕組みを教えていたこともあり、分解して故障原因を探してみることにした。電子部品のうち、コンデンサが3つほど液漏れを起こしていた。忙しいこともあったが、自分で治してみようと考え鹿児島市内の販売店をネット検索した。鹿児島市内では大手の電子部品を販売していた会社も無くなっていた。大昔、アマチュア無線をやっていたこともあり、その当時は、「トランジスタ」、「コンデンサ」、「抵抗器」など多くの部品も置いてあったが、今は壊れたら修理ではなく買い換える時代。部品のニーズもないのだろうなと思った。どうにか老舗店が扱っていることが判り、仕事が終わってから買いに走った。その老舗のお店では、従業員の方が液晶テレビを修理されていた。「治りそうですか?」と声かけすると、「基盤ごとの交換ですね。でも基盤も中国製品で基盤を取り寄せて修理するより、新しいものを買った方が安くつきますよ」と言われた。なんだか自分がやろうとしていることが時代に逆行しているような感じがしたが、とりあえず挑戦してみよう。結果は次号で!

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