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悩み悩み出した結論。

(長文です)


多分ここのフォロワーさんの中にはいないと思うけれど、うちの破壊神さん実は剣道を始めた頃すぐに居合道もやりたいと言い出したため頭を抱えておりました。

私としても何とかしてあげたい気持ちはあったし、どっちも大切に思う気持ちも解るし、今まさに思春期の中で自分自身が笑えなくなったと夜になって涙をこぼすようになり、本心を尋ねたらやはり打ち合いよりも真剣で斬れるようになりたいと真顔で言うようになり。


そしてあの私の盲腸入院中の他の部のスポハラ事件。

これに関しては私の近辺の現役教師に聞いた所かなりのグレーゾーンと知り今年も熱中症でゲロ吐く子供を見るのかと思うと気持ちがグラつきかけて施設長に相談した所教育委員会から凄いのが部の顧問に厳重注意行ったんです。まさか剣道部にまでメンチ切るとは思わなくて、しかも副業の可能性が高いという。そんな中私は見て見ぬふりをしたくなかったのでガッツリと顧問が奇声上げたり怒号したり施設の放送室でガンガンドア蹴ったりしてるのを録音していたんです。


しかもウチの小学校の元教諭だったのでいかがなものかと。度々設備が壊れていたのはあの人のモノに当たっていた事だったのかと。いやはやそれはどうかなと。


理事も変わった為か今まで来てくださってた先生が突然来なくなりました。ほぼほぼその先生だけの独壇場になってしまっている状態の中、娘は行き渋るように。

私がそっと覗きにいくと、全然引き継ぎもなくただ緩慢とした流れで無表情の先生の指導が行われていて今までの暖かさや和やかさもなく、青年部の先生がついに来なくなりました。いつも和やかだった先生が。


所謂BANDの中からリーダーとサブリーダーが変わったと同時に消えてしまったんです。彼ら。

青年部で息子さん連れてきてた方もいらっしゃったのに。


同時に平日稽古に来ていた他の先生方もあれこれ理由をつけて全く来なくなってしまいました。

明らかに敬遠してるんだなという不穏な雰囲気。

今思えばあれは「ボイコット」と言う無言の抵抗だったのだと今になって理解できました。

BANDの中での理事になった先生の発言も私個人的には「それは武道とは言えないのでは?」というえげつないやり取りもありました。私が退院してからガラッと道場の雰囲気(少年部)が変わってしまったのです。

よくいう悪い意味での「さす九」と言いましょうか。

さすが九州と言われる程のかなり古い男尊女卑思想がおありのようで、
私自身もえ?と思うほど話し方も棒読みのような返しをしてくるように
なり、最初のあの優しかった印象はどこへ?に。ただ有難いことに
新入部員が7人も増えたのが私の中の節目だなと思い、
そろそろ破壊神さんを移そうと(別道場)考え始めたんです。で、
胆石の手術を夏休みにやりますと言うてたのに
お当番を回そうとしたり、流石の私も潮時を感じまして。


オバアが一言私たちにこう言ってくれました。


「ああ、つまりピアノがチェンバロになったのね」と。


そう、破壊神さんが次に入るのは

実は居合道です。


私自身高校を2ランクも落としてまで入った高校で、まさかの体育教官からの誤解で芸能活動中パーマかけて撮影した直後三つ編みで登校OKと体育教官だった担任に合意を得られたのに当時4段だった先生から右フックを顔面にもらい眉毛の骨の辺りがパカっと割れて大流血を起こして父を激怒させ、悩んだ私は退学すると言い出しましたが周囲が辞めないでくれと懇願し、
結果的に段位を登録抹消することで先生をクビにさせないで済ませた経緯があります。まあ色々とありました。

車に轢かれたり、心が壊れるようなハードな仕事で体を壊したり、
大切な仲間や家族を失ったり色々….


根が優しい破壊神さんも私も、元夫を思い出すようなあの理事の語り口調でフラッシュバックを起こしてしまいました。時折見せる笑顔の奥底に「嫌悪」の二文字が浮かぶんです。ああ、何か色々とご家庭であったのかしら、それとも色々自分のペースで持っていこうと粘ったのか?本来ならリーグ戦で3位以内の子を出すはずなのに誰かが辞退したようで慌てて連絡が来て娘に出て欲しいとまで言われましたが私の答えは「NO」でした。


抑、日本は大和と書いて大きな「和」だと私は思っています。廃刀令が出てから生まれた剣道の中にある「和」の心が私にはどうしても感じ取れない部分が否めないのです。


岡山人の半分である私の中には「物事色々あれど大事な部分はしっかりせなあかん」と言うものがあります。何事も私念に捉われず第三者の目で
見るような観点で物事を捉える、そういうものがございます。


打ち合いたくないと嘆く娘に強要する訳にもいかず、私は夏の胆石除去手術に向けて検査をちょいちょい続けてました。血糖値も色々あって胆石から悪化しつつあるのでタイミングをと思っていたら....


不思議な夢を見たんです。

亡くなった祖母が夢枕に立って

「順序が変わっても全て時が解決するわよ」

と。

娘に尋ねました。剣道は好きかと。
答えは「稽古は好き。でも試合は嫌」
理由がこれまた明確でして

「なんで小学生なのに男女別じゃないの?
 力の差がありすぎるしおかしいって」

うーん、お母さんは年上の男の子を
昔フルボッコに負かして泣かしたことあるけどな😅
おばあが
「猛牛の突進かよ!」とツッコミを入れる
左足のひきつけで進むからなぁ….


で、破壊神さんはというと

「うーん、今は向いてないと思う。剣道の試合。
 中学入ったら部活あるからそれで考えればOK?」

と、あっけらかんな答えが返ってきたので
じゃあもう思い切って胆石取ろう!
胆石放置して亡くなった祖母の言うとおりだ。
と、腹を括ることにしました。

基本はみっちり覚えた。
あとは体が成熟してから応用に入ればいい、と
答えた横で

何もかも成功ばかりの人生だと
挫折しちゃうじゃん?
失敗からたくさん学んだ方が
人生豊かじゃないの?

と宣う破壊神さんの人生何周回ったのか
わからん発言に苦笑しつつ検査でございます。

あ、稽古会はもちろん喜んでぶち込みますw
出稽古の楽しさを知ってしまったあの子は大の
本当の意味での交知剣愛を肌で理解してますので😅

今後ともどもよろしくお願いします。

拝          おかん

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