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服作り日記-1-

7月から始まった成人式の服作り
無難にいいスーツを買うか、好きなブランドのセットアップを買うか迷ってたんだけど、こういう機会だからこそフルオーダーで作ってみようって事でKUONというブランドにお願いして世界に1着だけの服を作ることを決めた
8月23日に2回目の打ち合わせがあったから進捗状況と感想を書いていこうと思う。

1回目の打ち合わせで生地を決めて、
今回は具体的な形の打ち合わせ。
個人的な好みとしてジャケットはシングルの3つボタンをお願いした。
じいちゃんのお下がりの礼服の形が好きだったからそれを着ながらイメージ作り。

俺の私物のセットアップとその礼服を見てデザイナーさんから、ラペル(襟)は大きくて存在感ある方が好きらしいね。と言われ、自分としては無意識だったが実物を見て比べるとラペルが大きい方がかっこよく感じた。
ということで存在感のある大きい襟は決まり。

次はボタンを閉めた時のシルエット。
これは色々着た中で細い方が好みだと伝えれたから脇の下辺りで細く、裾に行くにつれて気持ち広がる形できまった。

今度は着丈。
シャツの上にお気に入りのANEIのシャツを着るスタイリングをしたいってのを伝えて、シャツよりも着丈を長くして白色が見えないようにしてもらう。

最後にパンツ。
スリットを入れたり、フレアとかブーツカット気味にしようかと思っていたが、じいちゃんのお下がり礼服のパンツを履いたのを見てデザイナーさんから"このパンツの形めちゃくちゃいいじゃん"って言われたので家族との思い出とかそういう意味も込めて、礼服のパンツに寄せた作りにすることにした。

ここまででだいたいの形は決まった感じ。
生地はKUONっぽさが欲しくて、和紙グログランってやつ。和紙とコットンの融合、グログランという光沢が出る編み方。去年の秋冬か今年の春夏でKUONが出してたセットアップと同生地で、それ見て一目惚れで決めた。そのセットアップと同じようにジャケットとパンツの裾は裏地を出して貰う。

次の打ち合わせはトワレできてから最後の微調整、襟の形を好みに合わせて貰えるように素人目だとしても感じたことを伝えたい。

建築のことしか勉強してきてないし、学生時代はハンドボール漬けだった生活に全く違う世界がどんどん広がっていってて、初めて耳にする言葉しかなくて新鮮で心の底から楽しめてる。
たった4時間しかないけど、好きなブランドのデザイナーさんと服に対して真剣に向かい合うあの空間あの世界が好き。自然とワクワクさせてくれる。今年20歳になる俺からしたらとんでもない金額かかるけどそれ以上のものを経験できてるし、まだまだ学べることたくさんやしひとつ残らず吸収したい。経験するだけじゃなくてこれを活かせる大人になる。

第1弾はこのくらいにしておこう。
この日記は感じたこと書くのと、その日知ったことのアウトプットの場にしたい。

よか方向に進んでいきよるごた〜!
そんまま突っ走ってくばい!
皆さんそいぎんた〜👋

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