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clue (てがかり)

いつの間にか長くなっていた、クリスタルを通した視線の先を共有してくれるヨーコさんとの年月。ほとんど毎月習いに行ってるな。

何年の事だったかと思い出せないのだが、
今から10年ほど前に開催してくれた石の放出会で私が出会った石。まだヨーコさんに会って間もない頃。

未だに最高に輝いていて、かっこいい石のひとつ。


こんなに色々な石があるとは、そしてなんて綺麗なんだろうと会場入って思った。
グリッドになってたんだよね。
ガラケーで撮った写真が手元に残ってないのが残念だけど、外は薄暗かったような気がしてる。もしかしたら雨だったかな?そんな中で、キラキラと光を放ってて、目が離せない石がひとつあった。

水滴みたいな形。
手に取っては戻して、キープして(笑)

もうひとつ大好きな色の配色のフローライトとどちらにしようかと選びきれなくて、服なら即決なのに、と1人で両手のひらに並べたりして困惑してたら、「ゆっくりしていってね」みたいな事を言われた気がする。

最終的に決めきれず、ふたつも購入してしまった。今にしてみると、good job。寧ろなぜためらった?と突っ込むところであるが、あの頃はアクセサリーではなく、「石」を買うの??という呪いみたいな言葉が自分の脳裏を常に駆け巡っていた。

包んでくれた時に、
スペインの石と教えてくれた。

未だにスペインの石には他にお目にかかったことがない。
その時、あーガウディの国だ。
サクラダファミリアも、グエル公園もカサ・バトリョも見たいんだよなぁ。と思ったので覚えている。特別に好きな配色のフローライトの方は残念ながら産地を忘れてしまった。

そして、

『この石の反対側がどんなだったか、想像してみるのは面白いかもね』(ニュアンス)と言われて、そんなこと思いもしなかった。と家に帰ってまじまじと改めて形状をみたんだった。

その後、暫くして大事な石は、ある時パキッと割れて(泣)アロンアルファでくっつけた。
これ以上割れるのが怖いので持ち歩きはしてないが、とっておきの石。

最近、クラスで対になる石について教えて貰っていて、
そういえば、反対側がと言われていた石のことを思い出し、上記含めて何枚か写真を撮った。

裏面撮ってたら ♡
影がハートに浮かび上がってた。
私が好きなモチーフなので、それだけで嬉しかった。


だから?

というまとめは、ない(笑)

ただそうやって、たまに見返して触ったりすると、
時々自分なりの発見があるよ。
という石。

ヨーコさんは、人それぞれが発見する喜びがあることを尊重してくれてる人だよな。とこの石を見る度に思う。正直未だにこの石が好きということ以外なんにも分からない。

反対側は、欠けてしまっているので、
本当の姿は分からない石。正解はわからない。
それは、私が大の苦手なこと。
『わからない』しか詰まってない石だというのに、大好きな石であるという自己矛盾。
時間がかかるのも短気なので、好みでないのにそれすら許せてる。

触るとスベスベでいい感じなのだ。

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