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ジラソル

気に入っていたジラソルを姪にあげてから、自分用に新たなジラソルを探していた時期があった。探すとなってみると市場では何故かなかなか見かけなくなってて、それからしばらくしてから2018年2月のミネラルショーで友人が下段のアクリルBOXケースに入ってるのを見たと教えてくれて、文字通り一緒に発掘してくれた。
大量にある中から助太刀してもらいつつ、最後は直感で選んだ石は、買った後でよくよく見たら『♡』が浮かんでるように見えるクラックがあって、そこもまたこの石の好きなところ。
発掘!という感じで出会ったあの時の情景含めて思い出深い。

2018年2月

ここ最近またこの石が自分の近くにある。

今年の2月~3月くらいから引っ張り出してきていて、固い物体なんだけど、ジラソル特有のどこかトロンとした見た目もあってか、ふわっと弾力性があるような感覚が私にはしている。それが心地よくて触ったり、視界に入るところに置いてはふとした時に見ている。ふんわりとしている様にホッとする。

昨日は(2024年5月5日)長いこと続けていたクリスタルに関連する色んなこと教えてくれる定例クラスが終わる日で、この石を持って行った。

何となく持って行こうと思った。
そんな曖昧な基準だったが、ジラソルについてヨーコさんが言ってくれた記憶する石というお話以外のもうひとつの解釈が、今の自分の感じていることと結びついてとてもしっくりした。

『膜』

自分と外界を弾いて自己を守るようなクリスタルもあるけれど、ジラソルはそれよりも穏やかに自分の外側との境界線に膜を作ってる。
この部屋を分割するとして壁で区切るのではなくオーガンジーのカーテンで仕切る感じと例えてくれた。

年末から家族が病にかかってから私の日々は病状と他の家族への影響が心配で心配で心がザワザワしていた日々だった。
そこから、直接的にできることがある訳では無いにしても寄り添っていたいし、必要な助けするよ。というように段々私の気持ちが変化していくまでの間、ずっと一緒に手の届く近くにある石のひとつ。

家族だと距離感が難しい。長期で付き合うと頭でわかってても、それだけでは切り替えができない心への疲労がある。外からの刺激に対する膜という共鳴でジラソルが傍にあったのかと思ったら、自分の体感と経験とヨーコさんの説明が繋がった。

2024年5月

クラスがあったのは、破壊と再生の冥王星が逆行を始めた辺りで、
再生というクリエーションを選んでいくには…という話をしてくれた日。

16年強続いていた習い事
終わりは、はじまり。

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