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中小企業診断士二次試験;私のファイナルペーパー最終版

いよいよ11月7日は、中小企業診断士二次試験。私は岐阜在住なので、名古屋会場まで受けに行きます。

昨年の敗因だった財務会計も、あらかたパターン化して解けるようになり、その他の事例も繰り返し過去問演習と「ふぞろい」の研究を続けてきました。あとは試験を楽しむのみです。

二次試験対策のオンライン勉強会に参加した際、「ファイナルペーパー」の作成を推奨されました。これは、試験の心構えや気をつけるべきポイントを、自分用にピックアップして記載した「最後の確認事項」です。試験開始直前に、ファイナルペーパーに目を通すことで気持ちを落ち着ける効果も期待できます。

ということで、私もファイナルペーパーを作ってみました。4つの事例(人事、マーケティング、運営管理、財務会計)それぞれで特に注意すべきポイントと、全科目通した心構えの一覧です。

全事例共通の心構え

1. まずは設問文に目を通す。

2. 自分が解けない問題は周りも解けない。それより基本的な問題を落とさない。

3. 採点者も人間。判読できる字で、ストレスなく読める文章を提供する。

4. 提案・助言は効果まで書く。

5. とにかく落ち着く。慌てて解いても、手直しが増えるだけ。

事例Ⅰ:人事

1. 戦略と社長の想いを与件分から抽出する。

2. 切り口は「幸の日も毛深い猫」(採用・チーム・能力開発・評価・モチベーション・権限委譲・部門・階層・ネットワーク・コミュニケーション)

3. 組織構造は戦略に従う。

4. 戦略やビジョンが社員に伝わっているか。共通目的、貢献意欲、コミュニケーションはあるか。

5. 成果報酬を導入できそうか。

事例Ⅱ:マーケティング

1. 誰に、何を、どのように届けるか。

2. 顧客はジオ・デモ・サイコで設定する。

3. 常に意識すべきは「客単価×客数」

4. 双方向コミュニケーションで顧客満足向上、固定客化。

5. どこかと協業できないか。外部の協力者は得られないか。

事例Ⅲ:運営管理

1. 標準化→マニュアル化→教育(OJT、ジョブローテーション)→多能工化

2. 必要な設備投資は提案していい。

3. 加工工程をラフに描き、ボトルネックは赤で強調。

4. 受注情報・納期情報・設計情報・在庫情報・余力情報を一元管理。

5. 生産計画をこまめに更新し、営業と製造現場で共有すれば、飛び込み受注でも混乱しない。

事例Ⅳ:財務会計

1.これは財務会計のテストを装った、タイムマネジメントのテスト。

2. 解く順番は「経営分析→記述→CVP分析」。投資の意思決定は部分点が取れれば御の字。

3. 一計算、一見直し。

4. 固変分解を間違えたら試験に落ちたと思え。

5. 単位、桁数要注意。

おわりに

ファイナルペーパーはあくまで自分のために作るものなので、内容は結構偏っています。十人いればミスのパターンも十通りあるので、十通りのファイナルペーパーが作られるでしょう。

よし、あとはこれを印刷して試験会場に持っていけば・・・

しまった、プリンターは処分したんだった。

USBに入れてコンビニ印刷するか。

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