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実は○○なキャップ野球

 こんばんは。キャップ野球をやっているckoshienです。
キャップ野球はペットボトルキャップをボールの代わりに投げて打つ競技です。私のキャップ野球への関わり方は以前の記事でご紹介しています。

今回はキャップ野球、実はこうなんじゃないかという分析をしてみました。

要求される高い反射神経

 軟式・硬式野球 > ゴムボール野球 > (ウィッフルボール) > キャップ野球というような下位互換を想像されている方もいらっしゃると思います。
確かに、軟式・硬式・ゴムボールで要求されるベースランニング、送球技術などは不要です。

野球系の競技の投本間距離と最高球速の一覧

軟式・硬式野球: 投本間 18.44m プロ最高球速:160km/h前後
ゴムボール野球: 投本間 12m 最高球速:115km/h前後(18m換算: 176km/h)
キャップ野球: 投本間 9.22m 最高球速 100km/h前後(18.44m換算: 200km/h)

 残念ながらウィッフルのデータは持っていないので比較できないのですが、野球の縮小版だからこそ、距離を縮めることによって求められる反射神経のレベルが上がる結果になっています。
もちろん、キャップ野球で100km/hを投げられる投手はわずかであることや、距離が近くても「慣れ」というものが存在するので一概に言えるものではありません。

守備側に要求される反射神経

 バッターが高い反射神経を要求されるのももちろんですが、フィールドが狭いことによって、内野手や捕手に要求される反射神経も高いものになります。(軟式・硬式)野球では塁間を結ぶライン上で本塁から27mに対し、キャップ野球では8mしかありません。当然ながら一般的な野球ボールとキャップでは減速の度合いが異なりますので一概には言えない部分もあります。

ゴムボール野球:  使用面積の減少、安全性の獲得、(不要になった)パワー
キャップ野球: 使用面積の減少、安全性の獲得、(不要になった)パワー、(不要になった)走力

野球の縮小版という形で、必要な技能が少なくて済む分、レベルを維持するためにその技術に特化したスポーツへと進化しているということでしょう。

 実は高い反射神経が求められるキャップ野球と書きましたが、競技自体は広く門戸が開かれています。手軽に始められる反面、変化球の投げやすさやキレで勝負してる投手もいる競技なので是非その奥深さを体験してみてはいかがでしょうか。


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