正しく怖がる
「正しく怖がる 」というフレーズを最近になってよく聞くようになりましたが、この考え方は大事だと思います。
なにも知らずに本能の赴くままに怖がっていると、ときに間違った行動につながる可能性があるからです。
たとえば最近、スウェーデンで親が子供をコロナウイルスから守るために、約4ヶ月もの間、部屋に閉じ込めておいたというニュースがありました。
確かにコロナウイルスによる死者は出ているので、初めは怖いと思います。しかし時間が経つにつれて、どう対策をすれば最低限行動できるのか、どう行動すれば危険なのかがわかるようになってきます。
正しく恐がれないと、他人や身内の人を巻き込んでしまうことになります。
恐怖という感情は本能なので抑えることはできませんが、私たちはその恐怖の実態を分析することはできます。
もしもあなたが恐怖を感じていた場合、一歩引いてその恐怖を捉えなおしてみると、過度に怖がることなく、正しく怖がることができるのではないでしょうか。