ださドクロという野外用物件
だせえ光るドクロを背中にi7 6700くらいのリキとGTX1060くらいの描画能力を搭載した低燃費低コスト低スペースなくせにVR可能なNUCがintelから出るのだけど、こいつはどうなんだろう。というお話。
もちろん音響分野で。
さて、コイツの優れている点についてだけれど、
・windows10がマトモに動く
・派手に負荷かけるやり方でそれなりの速度が出る
・外で使える
・直射日光に弱く、屋根がついてないラップトップではない
・OpenGLでGUIを描画するプラグインやソフトウェアにぼちぼち良スコア
・バッテリで動く
・Thunderboltがついている
・ついでにギガビットイーサもついてる
という、野外でPAなり収録なり音響解析なりに、いちいちコンピュータ立ち上げて設定したり、保存したり、あっちからこっちへルートしたり、アナライザ掛けたり、掛けてるふりして出会い系サイトで50円払って500文字のメールを送ったりする際に最適な感じのスペックだ。
ただファンレスにできるかどうかというと微妙なライン。
たぶん後述のRadeonをバイパス可能ならできなくもないよ、ただしでっかいヒートシンクつけてね…といった感じだろう。
ところでなんでゲーミングデバイスっていちいちデザインをダサくするんだろう。昔のRadeonのヒートシンクカバーの絵しかり。不必要に光るLEDしかり。あれで喜ぶやつ、たぶんバンダナ巻いて袖なしGジャン着てるような青ひげメガネだと思うぞ。今でも森高千里追っかけてるようなやつだ。
で、気になるスペックはこちら。
100Wという地球にやさしいTDPになっている。下位モデルはRadeonがついているのにもかかわらず65W程度とバッテリ駆動を前提としても十分に通用する。
こちらの妹ポータブルバッテリでTDPの通りにCPUに100W掛かってる場合はその他諸々の消費も合わせて1時間半程度駆動するようだ。TDPからバッテリ駆動時間はわり出せないどころか王大人の死亡確認くらいアテにならないのだけど、北米で最近出たDELLのXPS 2-in-1がこの8709Gプロセッサ搭載、付属バッテリで最大15時間とやっぱり燃費は良いみたい。
ところでコイツのスペックシートを眺めているとRadeonとは別にオンボードグラフィックスの表示があり、ひょっとするとUEFIからRadeon殺してHD Graphicsに切り替えられた場合、TDPが急に65とか45Wまで下がりそう。
一個のパーティクルに音源を一個割り当てるようなフランス人が好きそうな音響とかやんない限り、または外で収録から編集を経て動画データをMPEG4にエンコしてYoutubeにうpとかそういうことをしない限りはなるべくRadeonに休んでもらう方向でもいいだろう。
てか、今6700KのオンボードグラフィックスでOpenGLのアナライザ動かしたら普通に60fps出たのでRadeonいらない気がしてきた。あ、でもアニメとかエロ動画見るときにやっぱりいるような。
これのRadeonなし売ってくれませんかね?Intelさん。
これ代理店が7とか10万円程度で売ってくれりゃいいんだけど、だいたいそうもいかないから困ったもんだ。
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