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深夜発一日遊び倒し翌昼帰宅ディズニーランド

私には3歳上の兄が一人いる。
兄が小学生までの時期と、社会人になって実家にいた数年は互いが遊び相手として調達しやすい存在だった…と思う。
というか、今思えばぶんぶん振り回して妹様してた。
よくまあ無茶振りな計画に付き合ってくれたものだ……
そういうわけで、タイトルの話を振り返ろうと思う。

今の会社に勤め始めた年の秋。確か9月だろうか。
唐突に、なんとなく、ディズニーランドに行きたくなった。
小さな子どもの頃の思い出と中学の修学旅行での消化不良な思い出しかなかったので、大人になってから全力で遊んでみたくなったのだと思う。

私は旅行計画を立てるとき、「目的地」「移動手段」「宿泊」の順で仮定し概算を出す。それでまあいけると判断したら決定してしまう。
ほぼ比較検討せずに実行するうえ、体力の配分を全くもって考えないのでまだ体力がある若い時期しかできない方法だろう。
最近、彼氏の心配などからようやく学習して体力に配慮するようになったが。

閑話休題。
改めて当時を振り返ろう。
水曜日〜木曜日。「そうだ!ディズニーに(兄を道連れにして)行こう!」……この時点で説得材料など粗い下調べを終えている。
木曜の夜。「今週土曜にディズニー行こう」「は?」「もうチケット買っちゃった」「……俺明日飲み会なんだけど(遠い目)」
金曜24時。兄は飲まずに飲み会参加し帰宅。「最初はお前運転しろよ」「ラジャ」
土曜早朝。ディズニーランド到着。「来たからには全力で遊ぶぞ」「いえっさ!」
兄はファストパスを取りに走り、私は朝食を園内で調達して合流。その後もアトラクションを乗り回す。ハロウィンの時期で待機中は仮装した一般の方をすごいな〜と見ていた。
昼過ぎ。早くも体力が尽きてきた兄妹。パレードをぼんやり眺める。イッツ・ア・スモールワールドなどで涼を取る。
夕方。2回目のビッグサンダーマウンテンに長時間並び、糸の切れた人形状態な兄を不気味に思いつつ満喫。夕食はバイキングでカレーなどを食べる。
夜。花火が上がるらしいとシンデレラ城の前で待機するも、天候の都合で中止。閉園時間になる前に帰宅する意見で一致。
帰路の高速で休み休み、たまに危ないシーンで肝を冷やしつつ日曜の昼頃なんとか帰宅。爆睡。

―――
追記。
・高速使って片道四時間以上
・車中泊×2
―――

はい、体力考慮しなすぎ。
なんで相方に兄を選んだかというと。交通費を抑えるために高速利用が良い→兄の車ならナビも付いてるし安心→連れとしても丁度いいからだいぶ強引に説得しよう!って流れるような自己中思考……
説得の決め手は購入済みチケット(奢り)なのでもったいない精神とできなくはないスケジュールだったのと兄の優しさで成立した旅行である。
旅行というか……強行軍……?

帰路では「下調べは入念にすべし」「園外で水分ぐらいは買っておく」「日焼け止め」など反省会が開かれた。
若さがなければ途中で力尽きた可能性の高い強行軍だったので今では本当に申し訳ないと思っている。
その後も度々、兄を映画館のレイトショー観たい(から車を出せ)だの、あなご飯を食べたい……東京のお店が美味しそう……(だから車を出せ)(ついでに宿泊予定地の親父に交渉よろしく)だの、妹様かよ!と思えるわがままで突飛な長距離行動に付き添ってもらった。
いやもう本当に申し訳ない……

たぶん私と比較したらそりゃあ義姉との生活は苛立つことないよね、と思ってしまう。
なお「あいつには苛立ったことがない」とは結婚前に聞いた惚気である。
義姉との婚姻前ディズニー旅行にちょっとだけ強行軍の思い出が役立ってたら良いな、とか思う。

本題とは関係ないが、可愛い可愛い姪がそろそろ1歳になる。
https://twitter.com/citras74/status/1004272423720480768?s=21
兄夫婦共々、プレゼントした物を長く遊び倒してほしいも思う。
距離感掴みにくいが私は義姉も好きだし兄もまあたぶんブラコンって言われたらそうかもしれないと思う程度には嫌いではないし仲も悪くないと思っているので、家族で今後も平和に幸せに過ごしてほしいと思っている。
ラブリーでキュートでプレシャスな可愛い可愛い姪は健やかに成長してほしいなぁ!と思っている。
最近つかまり立ちしてるんだ。可愛い。

ええと、まあそういう思い出話。
長距離行動に今後付き合わせるのは彼氏になっていくと思うので、兄をぶんぶん振り回した思い出を反省して今後読み直すためにも書いてみた。
体力を考慮するのは彼氏の方が得意なので、相談を忘れず独善的にならないように行動していきたいと思う。
兄や父のように反論を先回りして潰し、妹や娘に対する甘さを最大限に利用するなどという振り返ってみて私ひどい行動してたな……と自覚する案件が増えないようにしたい。