【ADHD】転職活動で言う?言わない? その2

私がいる業界、転職を考えているのもその範囲でだが、発達障害の子(方)の支援のウエイトが大きい。

その転職活動の内訳。

1社目。
発達障害当事者あることは面接当日、口頭で伝えた。
そこに対して特に差し障りがあるような空気は感じず、むしろプラスに働きそうな雰囲気だった。
2週間ほど経って、不採用通知メールが来た。理由は書いてあったが、本当は私の発達障害が理由かもしれないし分かり得ない。

2社目。
やはり面接当日に口頭で伝えた。面接内のやりとりで発達障害にまつわる発言をいくつかしたが、それらがネガティブだと言われた。翌日、不採用のメールが届いた。

3社目
一次面接当日、話の流れで言えるタイミングだったので伝えた。特に違和感なく面接が終わったが、何となく
「言わなきゃよかったかな。落ちた気がする。」
と思った。数日後、二次選考への案内が来た。その二次選考までの間に5社目との交渉がトントン拍子に進み、結局辞退はしたが。

4社目。
話の流れで
「そういった傾向がある」
とは言ったけど、ハッキリ言わなかった。面接はかなりの好感触で、
「待遇面を整えて連絡します!よろしくお願いします!」
と言われたが、今日まで1週間ちょっと連絡がない。落ちたかな。

5社目。
面接の前に施設の見学に行き、当日、話の流れで口頭で伝えた。そこは特に触れられず保有資格、取得予定資格について聞かれたのみ。数日後、面接のご案内が来て資格と就業時期について話し込み、ついでのように
「ご自身の発達障害についてはいかがですか」
的な聞かれ方をしたので、
「10年前に困っていたことはほぼほぼ困らなくなりました。」
といったことを話した。同じ業界でも少し分野が違うので、どっちに転ぶか分からない感触で帰ったら、その日のうちに採用する連絡が来た。←今ココ

という感じで、私自身の感想を述べるなら、
「あんまり問題じゃなかったらしい。」

業界柄、発達障害に理解があるという土壌があるかもしれないが、じゃあ今までいた職場(入社する前の面接から言ってある)で何かしら配慮を受けることが出来たかと言うと、答えは「否」。たまたま私が特性起因の大失敗をしなかったことと、ASD故と思われる「人の気持ちを慮ることなくズバッと事実だけを言う」ような発言も「性格」と片付けられていることで救われていたのだな。

就労でこの部分を悩む人にとってひとつのサンプルとなればと思い、書いてみた。

以上

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