井の中の蛙6

死んだら終わり(by楽観主義者)


<形あるものいつか壊れる>

なるべくなら壊れない方が良いんやけど、
こればっかりはしょうがない。

それに、形のないものの方が大事ではないかぁとも思うしねぇ。
形あるものの価値って、そこに込められた意味にあったりするでしょ、
じゃあ、本当に大事なのはその意味であって、
その物自体はただの象徴でしかないもんなぁ。


<共有財産>

研究成果や調査結果をネット上で公開している人がいる。
中には転載を許可している人もいる。

自作のイラスト、自作の曲を著作権フリーで提供している人がいる。

自作のソフトを無料配布している人がいる。
中には製品になっているもの以上の性能を持つものもある。
それにオープンソースで、誰もが自由に改変改造しても良いものもあり、
皆で1つのソフトの開発を進めて行こうといったプロジェクトもある。


<本心>

本心の見えない人っているでしょ。
そんでもって、そういう人に限って、
他人には本心を出す事を要求する傾向が強いように思う。

ん!?もしかして見えないんじゃなくて無い?


<ついても良い嘘>

バレても良い嘘と絶対バレない嘘はOK
バレても良い為にはバレても悪者にならない嘘でないとアカン。
で、絶対バレない嘘は、バレないのだから嘘になりえないっていう。


<殻>

殻が強固になればなるほど、
中身は弱くなり易い。


<ネット上のコミュニケーション>

コミュニケーションでは目線や仕草、言葉の発し方、間など、
言葉以外からの情報は多く、
それらの情報によって言葉の意味がガラッと変わる事もある。

リアルだと、観察したり少し喋ったりすれば、
話し方やその内容、それに仕草から、性格や価値観等が幾らか分かる。

しかし、ネット上のコミュニケーションの場合、
相手の事を知る材料は、相手の書き込みしかない。

リアルの場合と同等の情報を得る為には多くの言葉を要する。
が、コミュニケーションを取る前から多くの言葉を提示している人は少ない。
相手がどんな人なのか分かり難いという事である。

そこで自分が出来る事は、まず自分が多くの言葉を提示しておく。
それを見て声をかけてくれたなら、その人は自分と何か合う所があると。

リアルでは、状況判断し、自ら仕掛けて行けるが、
ネット上では、自己を提示しながら、じっくり待つのが良い。


<為>

人の為に○○をするってのは、
○○の為に○○を人にするとも言える。


<危険人物>

地位や名誉それにお金の為に行動し、
かつそれらをある程度手にしている人は、
大きな変革を望まない。

しかし、理想の為に行動し、
かつその理想が現実と大きくかけ離れている人は、
大きな変革を望む。

前者はほっておいても大して問題無いが、
後者をほっておくのは相当危険。


<カンパ>

フリーウェアの中に、寄付歓迎っていうカンパウェアがある。
フリーウェアって大抵個人が趣味で作ってるから、
個人が個人に寄付する形になる。

個人の功績やこれからの活躍に対してカンパする。
何か良いでしょ。

ソフトウェアに限らず、
もっと色々な事柄に対して個人にカンパ出来るようになれば良いなぁと。


<嘘も方便×類は共を呼ぶ×朱に交われば赤くなる>

内心、感情的にネガティブだとしても、
表面上、ポジティブに振舞う。

ポジティブは他者のポジティブを呼び、
ポジティブな人はポジティブな共を呼ぶ。

ポジティブに囲まれた自分はポジティブになる。
____________________________________________________________
「ポジティブ」の変わりに何を入れてもOK。
ま、自分で自分の性格を変えられるって事です。

<やってもらう>

自分に都合の良い事を他人にやってもらうのは難しい。
相手にとっても利のある事ならやってもらえるかも。

相手の得になるような理由を捻り出すか、
相手の得にもなるように望みを修正するか。

ま、先ず望みを考えるってんじゃなくて、
今在る手持ちのカードで何が望み得るかって考えた方が、
どんどん望みを叶えて行けて良いんじゃないかなぁと。


<『頭では分かってるけど..』っての>

頭で分かってるんなら、それに従って下さい。
始めはそう簡単には行かないとは思いますが、
意識してそうしようと続けて下さい。

自分が良いと思う自分、
自分の理想の自分を目指して下さい。
そうすればもっと毎日が充実し、また楽しくなると思います。


<正否>

其々が其々の経験とかから導き出された自分なりの正しさに従っている。
自分にとって自分は正しいし、その人にとってその人は正しいっていう。
だから、自分の持ってる良し悪しを他人に一方的に押し付ける事は難しい。
やるべきは、自分の考えを相手に納得してもらえるよう語り続ける事。


<喧嘩>

喧嘩をするには双方の合意が必要。


<変化>

外との交わりが変化を生む。


<「死にたいと思った事ある?」>

「死にたいと思った事ある?」って聞かれて、
『無い』って答えた人の何%が本当にそうなんかなぁ。

私は『無い』って答える。
それは本当だとも言えるし、嘘だとも言える。


<「死にたいと思ったのに死ななかった」>

何かをしたいと思って、それがやれる状況ならやるでしょう。
死ぬのに物理的障害ってのは考え難いから、心的要因って事になる。
しかもそれは「死にたい」という思いより勝っている。


<カフカ『城』>

始めて読んだ時は、奇を衒っただけやなぁと思った。
それから数年経って急に気付いた。
『城』という作品は、的確に人の人生を表現してるなぁと。

自分が成すべき中心事の為に日々努めるが達成されない事もある。
しかし、生活の全てをそれが占めている訳ではなく、
それ以外の事柄では、中心事あればこその小さな達成が多々ある。

達成されそうに無くて良いから、
何か1つデッカイ目標を持って、その為に日々努めて生きてれば、
それなりに良い人生が送れる、と。


<傲慢>

より良い社会になる事を望む。
悪や非常識を許さない。

でも、その判断基準は自分独自のもの。
自分の価値観を全ての他者に押し付けようとする。
傲慢以外のなにものでもない。
____________________________________________________________
「傲慢」を批判してるのでは無いんです。
生きてる以上は傲慢でないとなぁと思うんです。


<傲慢2~生きる~>

相手がもっと幸せになって欲しいと思うでしょ。
そんでもって、その為に何かしてあげたくなる。
でもそれは自分の考えであって、自分の望み。
がぁ~、それこそ「生きる」って事なんじゃないかなぁと。
外に対して働きかけてナンボっていう。


<約束>

約束は破られる可能性があるからこそ約束。
だから、破られてもかまわない。
だから、守られる事に価値がある。


<全否定と全肯定>

何が危険で何が安全なのか、
何が良くて何が悪いのか、
見極めないと全否定か全肯定になってしまう。


<画策>

何かと画策する人は、
他人も色々と画策しているんじゃないか、
と疑い易いんじゃないかなぁ。


<利己主義>

人の選択は常に最善。
その最善ってのは自分にとっての最善。
だから、自分に利の無い行動は取らない。


<提案>

提案者にとっての利が見えない提案を受け入れるのは危険。


<アドバイス>

それはアドバイスをしてくれている人の意見。
人は其々、立場や能力それに性格などが違っているのだから、
何がベストなのかも違ってくる。
だから、他者のアドバイスをそのまま受け入れるのではなく、
そのアドバイスを参考にしつつ、
自分ならどうかを考え、自分なりの答えを見つけなければならない。


<正しいのは..>

A氏とB氏が、其々自分の意見の方が正しいと主張している。
そこに登場したC氏。
A氏とB氏は、C氏にどちらの方が正しいか尋ねた。
C氏はA氏の意見を支持すると答えた。
さて、これによって正しいのはA氏だという事になるのか?

..なる訳無いわな~っと。


<交換>

自分が所有する、自分にとって価値が低く相手にとって価値が高いもの、
相手が所有する、相手にとって価値が低く自分にとって価値が高いもの、
それらを交換すれば、
自分の所有するもの全ての総価値を上げる事が出来る。

全ての人が所有するものは有限で、
それが個人間で受け渡される事よって個人の所有量が増減する。
誰かが増えれば、誰かが減る。
でも、価値として捉えると、お互いに増やす事が出来るっていう。


<物々交換>

物は有限、物質的に誰かが得すると、必ず他が損をする。
でも価値観は人其々、物々交換で双方とも得する事も出来る。


<犬>

犬が居ると避けて通る。
犬の事を知らないから、犬の行動が読めないから。
やって良い事、やってはいけない事が分からないから。

犬の事を勉強すれば良い。
でも..
犬の勉強をして犬を避けずに通るより、
犬の勉強をせず、避けて通る方が今の所楽なので、
取り合えずこのままで。


<相談事>

色んな人と付き合えば、自分の持ってる色んな面での相談が出来る。
本やテレビそれにネットなんかで色んな人の考えを聞くのも良い。

自分にとってベストな相談相手は自分。
だから、相談に乗れるように情報収集しとかんとなぁ。


<happy>

自分の為にやれる範囲で目一杯やる。


<何もしなければ、当然何も無い>

やりたい事をやってると、色々と道も開けてくる。
方法論や新たな刺激、それに仲間。
自分で思考錯誤して見つける事もあれば、
向こうから来る事もある。
何もしなければ、当然何も無い。


<攻めタイプと受けタイプ>

攻めタイプは、
自分から周りの人に働きかけ、自分の望みを叶えて行く。

受けタイプは、
周りの人の言動&行動に対応し、その流れに乗って自分の望みを叶えて行く。


<虚の発言>

“虚”を“実”だとしてそのまま受け取ってしまうと、
“虚”に託された“実”が蔑ろにされてしまう。

腹を立てさせる発言が“虚”だったならば、
その“虚”に託された“実”は、
腹を立てさせるような類いのものではない。


<重装備>

重装備で強くなっても、
動きが鈍くなったり水中では溺れ易くなったり、
休む時など装備を外していると弱くなる。

だから、自分自身を強くする方が良い。


<次善手>

協力して何か成そうとするが、
どうするかについて意見が分かれる。
自分の考えが最善手で相手の意見が次善手だと。

ここで自分の意見を強引に押し通そうとして、
お互いの関係を悪くしてしまうと、
始めに相手が提案していた次善手による成果すら達成出来なくなる。


<学ぶ姿勢>

常に学ぶ姿勢で事に当たれば、感情的にはなりにくい。


<善悪>

そうなるべくしてなったものに、善い悪いはあるのか?


<“感情”対戦ゲーム>

感情のコントロールって何か大変そう。
そこで遊び感覚でやってみてはどうかなぁと。
ムカついたりイラついたりしかけたら、
その感情をモンスターだと見立てて戦う。
1日で何戦何勝、1ヶ月で何戦何勝って記録付けてみたり、
モンスターの種類別に戦績付けるのも面白いかも。


<当事者の気持ち>

分かろうとする事は易しいが、
分かる事は難しい。


<不衛生>

菌が繁殖して病気を引き起こす。
菌による病気は抵抗力の低い者に致命的なダメージを与える。

抵抗力の低い身体的に弱き者には、
大抵その者を大切に想う者がいる。

不衛生から始まる悲劇は多くの悲しみを生む。
衛生面には気をつけましょう、っと。


<そのまんま>

まぁ、自分そのまんま表現してれば、
合わない人は離れて行くし、合う人は寄って来てくれる。
周りに合わそうとすると、自分じゃないものを提示してしまう。
そうすると、その自分じゃないものをもってして“類は共を呼ぶ”が発動。
本来の自分に合わない人達に包囲されてしまう事になる。

<対峙>

自分自身、一番妥当だと思う行動を選択しているならば、
あとは相手がどう応じるのかが興味の対象となる。


<欲しい情報と有益な情報>

自分が欲しい情報というのは、
それがどういった類いの情報か知っており、
どうすれば入手出来るか分かっている。

しかし、自分にとって有益な情報というのは、
自分が全く気付いていない類いの情報もある。
そういった情報は自分の内側を幾ら探しても、
その情報へ辿りつく事は無い。

有益な情報をなるべく多く入手する為には、
より好みせずに大量の情報を浴びれば良い。
その内、選別にも慣れ、嗅覚も鋭くなる、はず。


<信用と信頼>

信用出来る人とは、
予測出来てかつ自分が納得出来る行動を取る人。

信頼出来る人とは、
信用出来てかつ頼れる人。

頼れる人とは、
力を貸してくれる自分にとって都合の良い人。


<奇行>

どんな行動にも、そうさせている理由がある。
異様なものであればあるほど、
その行動を取る人に大きな負荷がかかってる。


<諦める前に>

普通にやてって行き詰まったら、
なんとなく無理だろうと思っていた選択肢について調べて見る。
実際確認してみると可能であったり、
少し修正を加えれば何とかなったりする場合がある。

自分で勝手に無理だと決めつけてしまっている事は多い


<一極集中>

CDショップでは流行の音楽ばかりになり、
一時は細かいジャンル分けされて売場展開されていたテクノ系は今や、
クラブミュージックという括りで十把一絡にされている。
細かいジャンル分けの上でトップクラスのアーティストの作品すら無く、
人気のあるジャンルの作品ばかりが並んでいる。

小さな書店は雑誌コーナーが拡大され、文庫本は縮小。
専門書など皆無となる。

映画だって同じようなものだし、コンビニもそう。
売れるものだけを扱うとういうのは、儲けの事を考えれば当然。
でも..面白いのは、
余りにもバッサリ切り落としてしまう為、
切り落とされた部位だけで商売が成り立ってしまうところがある。

音楽ではインディーズが盛り上がっており、
有名レコード会社内にインディレーベルが設立されてもいる。
CDショップでもインディーズコーナーが作られ、
店内ライブも盛んに行われている。
本屋では大型店では敬遠されがちな有害図書系のものを中心とした店が。
他にも自費出版の勧めや、自費出版コーナーが書店に開設されたりしている。
映画では小劇場向け映画が作製され人気を博している。

強い所と同じ事をして先行き不安な争いをやるよりも、
少なくても確実な顧客数が見込めるのが良いんですかねぇ。

私としては、更にそこからも漏れてるようなのを拾って商売してくれないかなぁと。
..ま、商売にはならないでしょうねぇ。


<非常識>

相手がある行動をとり、それに対して「非常識だ」と非難する。
しかし、相手は「自分は間違っていない」と言う。
ここまでは何の問題も無い。
問題は相手が同じ様な行動を再びとった時、
またそれに対して「非常識だ」と非難する人がいる事。

最初のやりとりで、自分が非常識だと思う行動が、
相手にとってはそうではない事が分かっている。
つまり『相手がその非常識な行動をとるのは常識』でしょ。


<口喧嘩>

毎度毎度、
お互いにお互いの特定の行動に対して突っ掛かり口喧嘩が始まる。

でも、一度衝突して意見の一致を見なかったなら、
それはお互いの考えが異なっているままだという事。

次に同様の行動に対し突っ掛かり口喧嘩しても、
結局意見は一致せず無駄に終わるのは目に見えてる。

1度突っ掛かって喧嘩別れに終わったのなら、
2度目をやっても意味が無い。

お互いに落ち付いて話せる時に話し合えば良い。
それで無理なら、口喧嘩で解決する訳は無い。


<お金があれば何でも出来る>

「お金があれば何でも出来る」と思ってる人は、
お金で何とかなるものしか見えてへんねんやろなぁ。


<意見の相違>

自分の考えを変えるのは難しい。
しかし、相手の考えを変えるのはそれよりも遥かに難しい。


<自分の為に努力する>

能力の高い低いに関係無く誰もが発揮する事が出来る。
だからこそ、誰もが実践し他者に教える事が出来る。

この事柄について、子供達は最良の教師となりえる。


『まだだよ』
(映画「グラディエーター」より)

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