誕生日の思い出
小学生の頃は友達とよく誕生日パーティーをしていた。
その日もH君の家で誕生日パーティーをした。
10人ぐらいいた気がする。
H君の家にはバスケットゴールがある、子供用のやつじゃなくて本格的なやつ。
それを使って皆でバスケをした。
休憩時間にガリガリ君を食べた。
ドロケイをした。
とりあえず迷子にならないようにしようと思った。
お昼に何かをご馳走になった。
何を食べたか忘れてしまった、今まで食べた事ない料理だった気がする。
デザートにフルーツが沢山のったタルトみたいなオシャレな食べ物をいただいた。
午後はトランプや人生ゲームをして遊んだ。
家の中を走り回って色んな所にタッチをするというよく分からない遊びもした。
最後に皆で誕生日プレゼントをH君に渡した。
僕は鉛筆とコーラの匂いがする消しゴムをあげた記憶がある。
他の人は玩具とかお菓子とかをあげてた。
誰かが大きな箱を渡してた。
箱の中身は筒状の貯金箱みたいなモノだった。
上から小銭を入れると、1円なら1円のいるべき場所、10円なら10円のいるべき場所に落ちる仕組みになっている。
それを見て
(なにそれめちゃくちゃ欲しいのだけど!!)
と思った。
当時の僕はソレがすごい欲しかった、どこで売ってるのかすごく気になった。
使ってるところを見たかった。
コインを入れてみたいなと思った。
家に帰ってからもずっとその貯金箱みたいなやつが気になってた。
お風呂の中でも布団の中でもずっと頭の中にアレがあった。
(使わなくなったらくれないかなぁ)と思ってた。
今でも使ってるかなぁ...
あの貯金箱みたいなやつ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?